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禍福は糾える縄の如し (かふくはあざなえるなわのごとし)とは、 人生をより合わさった縄にたとえて、幸福と不幸は変転するものだという意味の故事成語です。 不幸を嘆いていると、いつの間にか幸福となり、幸福を喜んでいると、また不幸になる、ちょうどそれは「より合わせた縄のように表裏が交互にやってくる」ということを表しています。 感染病に心を悩まし、外出を控えたりている方が殆どだと思います。 人生不幸ばかりではありません。 希望を持って生きて行きましょう!

今さら聞けない干物の作り【66尾目】






オニギリで御座います。

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※仕事で掛川市へ行った帰路に撮影しました。



急に冷え込みましたね…。

富士山は見事な雪化粧です。

写真だと分かりにくいですが、箱根の山々も降雪が確認できます。

静岡遠征される皆様は、くれぐれも安全と防寒に備えて下さい。





さて、本題です。

昨年、実現しなかった 「 夢 」 があります。





オニギリログ読者の方々は、お分かり頂けてると思いますが…

そうです!





釣ったマダイで





「 干物 」 を作って食べること!!!(爆)

しかも、チャリコではなく、正当なサイズで(笑)

何センチからマダイと称するのか分かっていないけど、

自分の中では、50cmからマダイです。

そのマダイを腹開きにするとして、

きっと…




マンホール大の干物が出来上がるんじゃないかと想像してます。

焼きはどうするんだ?

家庭用コンロで焼けるのか?

まあ、男の料理…

そんな事知ったこっちゃありません。 食べる時考えます(笑)

想像するに身の厚さすると、干物になる前に腐食してしまう可能性が非常に高いけど、

干物にした魚って旨いよね?



ね??

ねっ???




ふう…w

ゴリ押し感満載ですが続けます。

調べたところ、
 
「 魚の旨みを凝縮するための乾燥させ、魚のタンパク質が、旨み成分のアミノ酸へ分解され、魚の旨みが凝縮されます。 」
 

…と言う事らしい。



昨年釣ったマダイは、ご近所に配ったり、一人で食べるのには大き過ぎて実家に送ったりしてた。

結局、自分で食べたのは、2尾のみになってしまい 「 夢 」 を実現するに至らなかった。

今年こそは絶対作ってやる!!!



と、意気込みだけはあるんやけど、



肝心の 「 獲 物 」 が手に入らない(爆)

…と言いますか、釣りに行けてない。



本命が手に入るまで、

先日釣った身の厚い別の獲物で、練習しておく事にした。



参考までに、市場で出回ってる干物にマダイの干物あるんじゃないか探してみるんだけど、

出張や遠征ついでに市場や魚屋を巡るんだけども、マダイの干物を見かけない。 あっても小さい連子鯛とかチャリコサイズ。

何でだろう?



世間に金目の干物があるんなら、

マダイの干物があっても良いんじゃないの?



無いなら作るしかないよね!

猟師とか釣り人じゃないと食べれないヤツを!



漫画 「 美味しいんぼ 」 に登場する 「 海原雄山 」 が、

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「 グヌヌ… 」 って、悔しがりそうな一品を!(笑)



ここまで色々語ってきたけど、実はオレ…



干物作った経験





ゼロ(爆)

アオリの一夜干しとかは経験あるんだけど、魚の経験無いんだよね。

魚を開く→塩水に漬ける→干す

工程は分かるんだけど、

具体的に塩水の塩分濃度や漬け時間、干す時間が分からない。

調べてみたら、魚の身の厚みや脂の乗り具合で、塩分濃度や漬け時間が様々…

色んな情報が転がってて参考にならん。




今回、練習台として干物に加工するのは、40cm位のショゴと30cm位のアカハタ。

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※アカハタは奥の2尾使用。

アカハタは大きくないから水分抜けそうだけど、

身の厚いショゴが心配。




海水より濃い目の塩水作った。 量りが無いので、塩の量は自分の舌が頼りです(笑) 塩を使った量からすると、恐らく塩分濃度10%位(爆)そこは男の料理 「 大 体 」でごまかします。キリッ!!!

ショゴはアカハタより10分長い40分漬け込んだ。 ショゴの漬け汁は、昆布と日本酒を加えた。 以前焼いて食べた時に、少し味気無い気がしたので、一工夫してみた。

海水と同程度の塩分濃度と言う場合は、だいたい3%を差しています。
水1リットルに対して塩30gで3%濃度の塩水になります。 目安として水1リットルに対して大さじ2杯程度です。

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※ショゴ

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※アカハタ

当日、晴れてたから作り始めたんだけど、いざ干そうと思ったら





午後から雨が降ってきた(笑)

料理もグダグダ感満載www

どうしよう?

明日は仕事で干す時間が無い…

困った!!!



仕方ないので、ラップをしないで冷蔵庫で乾燥。

8時間くらいで出来上がります。

結局のところ、干物って 塩分濃度・漬け込み時間・乾燥時間 の兼ね合いで出来上がります。

途中、数回ドリップを拭き取り乾燥を助けました。





焼いて食べてみた。

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普通に焼いて食べるよりも、遥かに美味しいけど、

漬け込み甘かった…。

背骨がある身が側の水分がもう少し抜けて、塩気があった方が良さそう。 恐らく塩水の塩分を減らし、長時間漬け込んだ方が良さそうと思います。

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アカハタの水分の抜け具合と塩梅は、いい感じ。

だけど、焼きすぎた(笑) …というか、

いざ、食べようと思ったら、





釣りを教えてくれない師匠から、タイミング良く電話が入る(爆)



師匠:「この前のよっちゃんのブリ実釣DVD見たかぁ~?」

オレ:「いや未だです。 というか師匠本当に送った? 届いてないぞ?」

師匠:「明日くらいに届くやろ」

師匠:「ほんま悔しゅうてのう! おっさんやりおるわい」



~電話で1時間以上経過~



目の前でどんどん冷めて食べ頃を失っていく

アカハタの開き(笑)



オレ:「(師匠早く話終わらせて下さい。(内心))」



話をぶり返す師匠



オレ:「(オイっ!!! それさっき聞いたw)」(笑)



師匠:「そう言えば…」

オレ:「(オイッ!!! 別の話題かい!!!(内心))」(爆)



ようやく電話が終わり…

開放されるオレ。



目の前には、すっかり冷め切った開き(爆)

レンジでチンの温め直しは、風味が悪くなるから

焼き直す事に…





火が通り過ぎた(涙)

でも、アカハタの干物旨いよ! コレ!!!



天日で干せたら、絶対最高になると思う。

皆さんも食べきれない魚があったら、

干物にして保存食を作ってみたらいかがでしょうか!?



干物にして個別にラップすれば、家庭用冷凍庫で一ヶ月くらいは保存できます。





おしまい。





追伸:
本日はありませんw

 

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