第一次性能評価実験

エギ竿の性能評価実験に行ってきた。



釣果はあったが、自作エギ竿で釣獲したのではなく同行者の竿で釣ったもの。
残念ながらエギ竿の曲げるテストは出来ず。

しかしバランス、ガイドセッティング、飛距離、操作感等のチェックはでき、概ね良好という結果であった(エギ2.5寸各種を使用)

小口径多ガイドもリーダー結束部が引っ掛かることも無かった(PE05+リーダーフロロ1.75号1ヒロ設定)

飛距離については、使用開始直後のフルキャストを避けるようにメーカーが推奨しているため7割ほどの力でキャスト。
驚くほど飛ぶことは無く普通であった。

バランスについては、自分の好みに設定しているので良好。
懸念していた長いグリップエンドも案外使いやすく長さの変更調整はしないこととした。
バランサーについては、今回、風が吹いたり止んだりのコンディションであったので、竿先を海面に近づけて風を避ける際は無いほうがバランスが良かったが、無風時は竿の重量バランスが手元に来るためバランサーがあったほうが良かった。




着脱式にすることを検討する。
よく言われる、バランサーを着けるとしゃくったときの反動がある、という現象については、よくわからなかった。もっと30グラム等のレベルのバランサーの話なのだろうか。

ブランクス自体については、シャープで軽く使い心地が良い、といった感想であった。
感度面については、テンションフォールでアタリを取っていないので不明。また、アタリを弾く等の点についても、今後の実験継続がひ必要と認められる。

なお、ボトムワインド(5グラム)も試したが、ワンバイトのみ。
ボトムワインドでの使用ついては、以前からボトムワインドで使用しているメーカー品のほうがやはり専用設計だけあって使用感は良い。

張りと、軽さと、高バランスが確認できたとの結論に至る。
長いバットエンドを切り詰めなくても良いことがわかったことが収穫である。50トンカーボン製パイプを切削するのは、考えただけで気が重かったので。

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