【まとめ】DAIWAの新生ソルトバイブ

シーバスルアー2016チャレンジ第2回の期日がやってまいりました。

今回レポートするルアーは過去ログに何度も登場しましたが

モアザンソルトバイブ72S及び80Sです。

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再度、簡単にルアーの説明をさせて頂きますと

1997年にT.D.ソルトバイブが誕生してから、R→RRを経て3度目のリファインが加えられたのが

このモアザン ソルトバイブ。

水平姿勢タイトアクションといったシーバスが好むとされる要素はRRの段階で既に確立されており

そこにフラッシングの増強バランスの調整が加えられた

非常に汎用性の高いバイブレーションプラグです。



-結果-

72S:3ヒット1キャッチ
80S:1ヒット1キャッチ

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正直ここはこっそりスルーしたかったのですが…

レイジースリムで伏線作ったのは自分でしたね。

しかし湾奥のシーバス相手に私の腕前×ベーシックなバイブひとつでは分が悪い場面も多々あり

途中からはこの図に頼った釣りを展開してしまいました。

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確かに激戦区においては

T.D.ソルトバイブSi 58Sではありませんが、更に小さいシルエットの54Sが

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横の動きに反応しない場面では

モアザン ミニエントが活躍し

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72S、80Sだけでは難しい魚を獲ることもできました。



バス釣りをしていた子供の頃からバイブレーションといえばT.D.みたいなイメージが強かったですが

ソルトを始めた大人になってからもこのイメージは変わらず

やはりダイワのバイブレーションは層が厚く、頼もしく思います。




-使い方-

バランスが良いため、タダ巻きはもちろん、早巻きリフト&フォールジャークにも対応可能。

ジャークをメインに使用する場合はリアにフェザーフックの針を折ったものを装着すると

まさにサ◯のしっぽ 同様にテーリング解消効果が期待できます。

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-鉄板バイブとの使い分け-

近年、小型の鉄板バイブが台頭してきたことにより

今まで以上に樹脂製バイブに個性が問われ始めています。



モアザン ソルトバイブは鉄板よりもボディ側面の面積が広い事を利用し

フラッシングの増強という形でそれに応えました。

このフラッシング作用には

鉄板よりも波動が小さい=アピールが弱いという

場合によってはデメリットとなる部分を補強する効果も期待できます。



また当然ながらABS樹脂は金属よりも比重が小さい事から

鉄板よりも浮き上がりが早くて、フォールスピードが遅いため

よりシャローをナチュラルに、じっくりと攻めたいシチュエーションではまだまだ樹脂製バイブは外せない存在です。

実際に前回のホゲログのように樹脂製バイブに分がある状況はたくさんありますね。




-最後に-

この40日間、最もキャスト回数が多かったであろうモアザン ソルトバイブ72Sと80S。

とにかく基本に忠実なバイブレーションであり、尖った要素が無いだけにモニター泣かせの題材だったかもしれません(笑)

しかし言い換えればこれひとつで何でもこなせる汎用性の高いルアーですので

ボックスにひとつ忍ばせておけば先発はもちろん、うっかり忘れた他のバイブの代役もバッチリこなしてくれると思います。



以上をもちましてモアザン ソルトバイブのレポートを終了致します。

前回に引き続き励ましのコメントを頂戴しましたソル友の皆様

本当にありがとうございました。

また、ルアーの提供ならびに企画に参加させて頂きましたDAIWA様に心より御礼申し上げます。

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