【KURODAI SUKI 岡山】スネコンで一歩先へ

他のアングラーが手を出していない聖域は一体どこなのか？常に考え、探し続けて、場所とルアーを当てはめていく。

毎回、同じアプローチは通用しないので、その瞬間に感じたことを試すことが大切。

誰もが目を疑ったスネコンのアクション動画。そのド派手な動きから、裏技めいた使い方だったり、積極的に動かしていくルアーと思われがちですが、その本質はオートマティックなアクションルアーなのでアングラー側は動かさず「流れ」に任せて巻いてくるくらいが◎

Blooowinと同じように「水平姿勢」でフォール（流れに馴染ませながら沈ませる）させて、狙いのレンジまで落としたら、あとは流速に合わせて巻きを入れていくとスネーク軌道を描いて進んでいく。

上流から左右に蛇行しながら、魚の視界の内側に入れてやるようなイメージ。まずは流心の真ん中でベイトを待ち伏せしている魚に対して、スネコン90Sでアプローチ。

水深1メートルほどの浅場。50センチほど中層まで沈めてから、巻きを入れると蛇行しながら浮上していくのですが、その巻き出した瞬間に「ドン」と明確なバイト！！

Breniousが綺麗な弧を描く。
水面を割る大きな口。

32本目の淡水シーバス。

最近お気に入りのピンクキャンディ。

メジャーフィールドでも必ず聖域は存在する。上下左右に自然にアピールするスネコンで、他のアングラーが手を出していない聖域を攻めて、一歩先の淡水ゲームを成立させる。

「こんな場所でこんな大きいスズキが釣れるんですね！？」

釣り場で出会ったバス狙いのアングラーに写真を撮って頂きました^ ^

ありがとうございます！！

淡水のオカッパリには似つかわしくないゲームベスト姿ですが、安全の為、水辺に立つ際は着用した方が良いと思います。

ベイトはサルエビ。
海水にしか存在しないベイト。
スネコンで釣れた魚が吐き出したもの。以前にも他の河川（淡水域）で釣れた魚も捕食していたのはアミでした。

死後は赤褐色に変色するため「赤車海老」と呼ばれています。まだ完全に赤く変色していない為、さほど時間は経過していないと考えられます。

内湾から淡水湖に進入したスズキは湖流に乗り、流入河川へ差してくるわけです。数時間前まで内湾でサルエビを食べていたスズキが海から遠く離れた上流まで一気に遡ぼるわけですから、本当にベイトに貪欲な魚だなとあたらめて思いました。

場を休ませてリトライ。

流心の真ん中をスネーク軌道で攻めたなら、次はストラクチャーの際に身を潜めてベイトを待ち伏せしている魚に対して、視界の外側から、流れを利用して自然に視界の内側に入れていく。

ストライクゾーンで巻きを入れて緩急をつければ捕食中枢を刺激して「ゴン」っとバイトが生まれる。

激しいジャンプを魅せる黒い魚体。
慎重に寄せてランディング。