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ちゃり林
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▼ いったか90?バケモノヒラスズキをGET!
- ジャンル:日記/一般
目を閉じるとあの感動にニンマリし、
今でも心臓がドキドキする。
そして、涙が止まらないorz
釣りのリズムが分からなくなり、
一人で黙々と同じコトをしていても出口にたどり着けなくなったので、
達人の釣りを見せてもらいにプチ遠征をするに至った話は前回までの通り

それでも不安な気持ちでいっぱいだった。
グラつく気持ちを察してか、相棒のエンジンは今日も絶好調、気分をハイさせてくれる。
都合良く雨だったので、ジャンクションのすり鉢状の右カーブでは、軽くオーバーステアを楽しみつつ、先を急ぐ。
深夜のコンビニで達人と合流し、磯へ向かう
しばらく山を歩くと、海に出た。
現場はシャローフラットが続き、点在する根やスリットにウネリが当たり、
複雑なサラシを形成しているエリアだった。
自分の立つステップの足元で砕けた波が、身長よりも遥か高く迄舞い上がり、次の瞬間から数秒間は落ちてくる大量の潮の滝の中に居る様な条件。
風は斜め前10時の方向から約10m、
セットの波は11時方向からと、2時方向からの2パターン。風向きと逆の2時方向からの波頭には、風で潮が大きく舞い上がり、葛飾北斎の版画の様に成っていた。
自分は、潮をかぶるだけなら立てると思い、カッパのフードを被り、前線に立った。
しかし、魚の狙い何処は良く分からず、
ついついブラインドキャストのまま、手数勝負をしまっていた。
こういう釣りをしていては成長は無い。
例え釣れても、それはタダのラッキーパンチが当たったに過ぎない。
魚が見えて居ない。
とる為の作戦がなさ過ぎる。
当てずっぽう杉るのた。
正直、一番ダメパターン。
無駄なキャストが場所を荒らし、釣れる魚迄もが釣れなくなる。
それでも、
目の前の潮が大きく引き、セットが寄せるタイミングを見ては一歩下がって待ち、
また投げる。
こうしていれば、見た目より安全
キープキャストがいつか報われる
と、思った
しかし、甘かった
リズム通り来るセットはある程度読めるが、
左右別方向からの波が複雑にぶつかり合うトキ
そのエネルギーが鉄砲水の様に前置き無く飛んで来ることがある。
僕は、呆気なく飛ばされた。
幸い、ネオプレーンは二重にしてたし、竿は上を向いて居たので、ダメージは最小だったが
飛んだ恐怖で心が折れかけた。
一時退散。
僕は前にコレをくらってカメラをオシャカにした経験があるので、波のこない高台に荷物と、カメラを置くことにした。
コレが後で後悔することに成る。
ここで、攻めあぐねている僕を見て、達人が声をかけてくれた。
「ちゃりさん、狙い何処を替えましょう」
日が上り、辺りがよく見え出来た事もあり、
小移動して今日の風、潮に対して最も安全と思われるステップに達人と二人で立った。
一度前線を離れたコトで冷静に成れた。
今らな見える。
沖に点在する根、シモリ、サラシの出来るタイミング、
そして、美味しそうな場所!
なるほど!
見えて来た!
一歩下がったら見えて来た。
目の前の波に興奮し、焦り、
見ること、感じることができていなかった。
丁寧さを失っていた(反省
達人は、移動して一投目に早速ヒラスズキを掛ける
さすが杉
なるほど!
強く吹き付ける風を読み、
サラシを形成してくれるウネリのタイミングを読み、
その壁を貫く様に奥に投げ込む。
着水直後、風でハラむライン、ウインドドリフトでミノーをサラシに入れて行く、
春らしく海藻がスゴイ。
水を噛み杉るミノーでは、昆布漁に成ってしまう(笑
なるべく上で食わせたい。出来ればトップでも良さそうだけど、風で孕むラインが強過ぎてリップの無いルアーではポイントの通過が早過ぎる。
目指す“丁寧な釣り”が難しい。
噛み杉無い、
僕は、一軍BOXから、フローティングミノー、X140SWをチョイス

まずは焦らない。
海を見て投げを待つ!
手数で勝負をしない(重要)
幾つかの波をやり過ごし、ハッキリしたサラシが期待できる波が出来る。
そのタイミングで、波頭の更に奥にミノーをエントリーさせる。
着水直後、リップが噛んだのを感じて絶妙テンションをキープしながらウインドドリフトで、今まさに拡がっていくサラシを追い掛ける様に、ヨタヨタとミノーが漂う、
リールはアクションの為ではなく、ミノー姿勢を保つためにラインを回収する感じ、
そう、コレはボクが勝手に感じていることなのだが、
多くの場合、ミノーが泳いでくるトキは、ミノーの正面からの水流(水圧?)を正面のリップで受けて、
ミノーは潜るだの、泳ぐだのすると思う。
それはそれでいい。
食わせのポイントにミノーがあるとき、ミノーの進行方向とは別の横からの水流(水圧?)を受けて“おっとっとな泳ぎ”をしたときにバイトを取れることが多い。
だからいつもの磯でも、サラシの正面に立つよりも、横切らせて流れを腹に当てる時の方が圧倒的に魚を出せる気がする。
この日の風は10時方向の強風。波は11時方向と2時の方向から交互に来る。
【図示】

かえって分かりにくいか(自爆)
赤い斜線の四角なテーブル状のシャロー
緑のラインでミノーをキャストそのまま弧を描いて流してくるのだが、このときのミノーの向きと、潮を受ける面を見て欲しい。
巻かなければ風に引かれて真直ぐに風下を向いてしまう。
ココで頭をこっちに向けるためにリールで巻く
こんな意識でいいと思う。
緑のライン上の赤の線はミノーの向きを意味する。
ソレをサラシの広がりを読みながら、ドリフト姿勢で追いかける?
いい動きができたとき、ドン!
二つのサラシがぶつかるオープンシャローで見事なエラ洗い!
あとは海草に巻かれないようにガンガン寄せる。
一本目は70有るなしのマル。
うん、今日の潮と風が分かってきた。
根の形も読めてきた。
もっと丁寧に、、もっと丁寧に攻められる!
ウインドドリフトを意識して、意図的に根の裏側に着水させ、ドリフト姿勢を維持したまま根の裏のサラシをタイトに舐めてくる、、、
ドン!
今度はヒラだ!
遠くからでも分かる体高
ヨシ!
あ、ニヤケた一瞬の気の緩みで潜られる。
ヤベ!!
もワーッとした変なテンションに替わる。
海草に絡んだ!
ブツン!とした嫌な感触の後、スゴイ引き!!?
あれ?青物に替わった??
ガンガン潜るし!
と、思ったらクチのフックがはずれ、背中にテールフックが掛かった状態に!
すげー走る。
そらそうだ。
何とかヒラスズキをGET!65位かな、
今日はマル・ヒラ食べ比べをして楽しもうかな、、、(笑
イワシが入っている!
活性は高い!!
今度は正面奥にある遠くの根を狙い、風上からアプローチ!
数メートル離して着水させてドリフトさせながら根の際に迫っていく。
丁寧に!
イメージと、水中のミノーを重ねて、
心描いたラインをトレースするように、
丁寧に!
モワ!!
鋭くない、シャープぢゃ無い、けど重圧感のある変なアタリを感じ、アワセをくれる!
大きく煽ったロッドの動きに全く付いてこないヤナ感じ、
デモ、根掛かりでは無いハズ。
と、
遥か沖でがばばばばばば!と顔だけ出して変な生き物が暴れている。
エラ洗いに成って無いヘッドシェイク
何だありゃあ?
兎に角渾身の力で巻く!
巻くしかない!
巻く!
主導権を渡したら無理かもしれないという本能的な焦りもあった。
達人が声をかける
「やっちまったな!ちゃりさん! コレデカイぞ!」
無我夢中で寄せる。
取り込みポイントを決めて走る。
ルアーの掛かりどころを確認でき無い。
焦るが大きなセットが味方してくれて、ボクの誘導方向に魚を持ち上げてくれた。
!
犬か!?
なんちゅー幅!
自分の太ももよりあるようにも見えた。
唇が分厚すぎてグリップがなかなか入らない。
明らかに別モノ!
腰の位置まで持ち上げても尻尾が地面についている。
過去に80cmと言うのを釣ったことがあるが、
そーゆー生き物とは全く違うスケール感
始めの一声が、おもわず。
『こんなのみたことねー!!!』
本当に心の底から感動と、感謝の気持ちが沸き起こった。
ついにやっちまった。
空回りするボクを導いてくれた達人、遠くからペロッと来たボクを、受け入れてくれたアングラー達、
受け入れてくれた海
本当にありがとう。
14センチミノーは大きな口の中にちょこんと掛かっていた。
これはバレないわ、良かった。
と、思ったら、リーダーがボロボロだった(滝汗)
あ、カメラはさっき向こうの高台に置いてきたのだった。
ってコトでキープな♪
たべちゃおーっと!!
刺身何人分かな??(爆
ストリンガーにロックし、
しばしボーゼンとこのバケモノを眺めていた。
ついに、
この釣りをしてずいぶん経つけれど、
ついにひとつの壁を越えられたのかな。
本当に、 この道程は長かったけど、
僕も、やっとココまで来たんだな、、、
ふと見ると、達人がステップの上で更に爆釣している。
よし!
ココからは釣りを楽しもうぢゃないか!
バンバン釣って日頃のウサ晴らしをしちゃおうぢゃないの!
ちょっとした爆釣を楽しむ。
適度に水を噛んでくれるシンペンが欲しかった。
チョイスはコレ

ハルシオンのゴッツォ12S
この春のマイブームである。
水を噛み過ぎないから、丁寧にやれる。
深く入り過ぎないコト、
抜きたいときにすぐ引っこ抜けることが他のルアーには無い利点。
ブローウィン140sも良かった。このミノーの漂わせドリフトは最強ですな。

今日の水深(カジメがすげえ)がわかってれば、
リップチューンを持って来たのにな〜(≧∇≦)
そして、手前を釣り捲った後に、その更に奥をDearBait40R

コレはやっぱり凄かったので別の記事に、、、
都合、数えた範囲では、
ヒラを3本、マルを5本、
本当に気持ちの良い釣りを楽しんだ。
さて、
例のモンスターの計測が気に成るところ、
メジャーを当てるのがあまり好きではないが、
今日は測って見たくなった
凄腕とかも出しちゃうか?
とかとか、
ワイワイしながらストリンガーの有るタイドプールへ、
有るタイドプール?
有る????
あれ?
マジかっ!?
無い!
居ない!!
ストリンガーゴト流されてる!
我が釣り人生最悪のミステイク!
ストリンガー付けたままの魚をリリースしてしまった。
本当に申し訳ない!
そして、
本当に悔しい!
せめて、一枚でもイイから写真に収めたかった。
まじかー!!!!
ありえん!
この事実がどうしても受け入れられず、小一時間海を眺めては途方に暮れる始末。
そもそもこんなブログなんちゅーもんは自己顕示欲でやってるヨーなモンで、
ここで写真が無ければどーしょーも無いぢゃんネェ、、、orz
釣り人生トップ3に入る感動場面は一転して、釣り人生最大の不覚を悔やむことになった。
せめてちゃんとリリースしてあげればよかった。
70くらいのマル2本と、65くらいのヒラを犬の散歩状態にしたままあのモンスターは流されてしまった。
本当にごめん。
そして、本当に悔しい。
何も残せなかったのが死ぬほど悔しい。
仕方ない
けど悔しい
せめてもの救いは、一人ぢゃ無かったコト、
この事実を見てもらえた人が居たこと、
そしてこれは釣らせてもらったトロフィー
俺がドヤ顔しちゃいけなかったのかもしれない、、、
あれからもう3つ目の夜を迎えるが、ふとした瞬間にあの感触を思い出し、
今でも心臓がドキドキする。
次の瞬間に悔しい思いが蘇る。
無益な殺生はしないと心に誓った日から、
食べる分だけキープ、
キープしたなら無駄無く食べる!
を実践して来たのに、コレは最悪だしっ!
しばらくはこの悪夢にうなされるだろうが、
このウデが覚えているあの感触だけは本物なんだ。
ボクの中に一つの財産となったのは確かなのだ。
でも、
マジで悔しいよう
ウジウジ、、、、
でね、
あまりに落ち込む僕を見て、
達人が釣った魚を3匹分けてくれました(爆

もちろん次はコッチの話
iPhoneからの投稿
今でも心臓がドキドキする。
そして、涙が止まらないorz
釣りのリズムが分からなくなり、
一人で黙々と同じコトをしていても出口にたどり着けなくなったので、
達人の釣りを見せてもらいにプチ遠征をするに至った話は前回までの通り

それでも不安な気持ちでいっぱいだった。
グラつく気持ちを察してか、相棒のエンジンは今日も絶好調、気分をハイさせてくれる。
都合良く雨だったので、ジャンクションのすり鉢状の右カーブでは、軽くオーバーステアを楽しみつつ、先を急ぐ。
深夜のコンビニで達人と合流し、磯へ向かう
しばらく山を歩くと、海に出た。
現場はシャローフラットが続き、点在する根やスリットにウネリが当たり、
複雑なサラシを形成しているエリアだった。
自分の立つステップの足元で砕けた波が、身長よりも遥か高く迄舞い上がり、次の瞬間から数秒間は落ちてくる大量の潮の滝の中に居る様な条件。
風は斜め前10時の方向から約10m、
セットの波は11時方向からと、2時方向からの2パターン。風向きと逆の2時方向からの波頭には、風で潮が大きく舞い上がり、葛飾北斎の版画の様に成っていた。
自分は、潮をかぶるだけなら立てると思い、カッパのフードを被り、前線に立った。
しかし、魚の狙い何処は良く分からず、
ついついブラインドキャストのまま、手数勝負をしまっていた。
こういう釣りをしていては成長は無い。
例え釣れても、それはタダのラッキーパンチが当たったに過ぎない。
魚が見えて居ない。
とる為の作戦がなさ過ぎる。
当てずっぽう杉るのた。
正直、一番ダメパターン。
無駄なキャストが場所を荒らし、釣れる魚迄もが釣れなくなる。
それでも、
目の前の潮が大きく引き、セットが寄せるタイミングを見ては一歩下がって待ち、
また投げる。
こうしていれば、見た目より安全
キープキャストがいつか報われる
と、思った
しかし、甘かった
リズム通り来るセットはある程度読めるが、
左右別方向からの波が複雑にぶつかり合うトキ
そのエネルギーが鉄砲水の様に前置き無く飛んで来ることがある。
僕は、呆気なく飛ばされた。
幸い、ネオプレーンは二重にしてたし、竿は上を向いて居たので、ダメージは最小だったが
飛んだ恐怖で心が折れかけた。
一時退散。
僕は前にコレをくらってカメラをオシャカにした経験があるので、波のこない高台に荷物と、カメラを置くことにした。
コレが後で後悔することに成る。
ここで、攻めあぐねている僕を見て、達人が声をかけてくれた。
「ちゃりさん、狙い何処を替えましょう」
日が上り、辺りがよく見え出来た事もあり、
小移動して今日の風、潮に対して最も安全と思われるステップに達人と二人で立った。
一度前線を離れたコトで冷静に成れた。
今らな見える。
沖に点在する根、シモリ、サラシの出来るタイミング、
そして、美味しそうな場所!
なるほど!
見えて来た!
一歩下がったら見えて来た。
目の前の波に興奮し、焦り、
見ること、感じることができていなかった。
丁寧さを失っていた(反省
達人は、移動して一投目に早速ヒラスズキを掛ける
さすが杉
なるほど!
強く吹き付ける風を読み、
サラシを形成してくれるウネリのタイミングを読み、
その壁を貫く様に奥に投げ込む。
着水直後、風でハラむライン、ウインドドリフトでミノーをサラシに入れて行く、
春らしく海藻がスゴイ。
水を噛み杉るミノーでは、昆布漁に成ってしまう(笑
なるべく上で食わせたい。出来ればトップでも良さそうだけど、風で孕むラインが強過ぎてリップの無いルアーではポイントの通過が早過ぎる。
目指す“丁寧な釣り”が難しい。
噛み杉無い、
僕は、一軍BOXから、フローティングミノー、X140SWをチョイス

まずは焦らない。
海を見て投げを待つ!
手数で勝負をしない(重要)
幾つかの波をやり過ごし、ハッキリしたサラシが期待できる波が出来る。
そのタイミングで、波頭の更に奥にミノーをエントリーさせる。
着水直後、リップが噛んだのを感じて絶妙テンションをキープしながらウインドドリフトで、今まさに拡がっていくサラシを追い掛ける様に、ヨタヨタとミノーが漂う、
リールはアクションの為ではなく、ミノー姿勢を保つためにラインを回収する感じ、
そう、コレはボクが勝手に感じていることなのだが、
多くの場合、ミノーが泳いでくるトキは、ミノーの正面からの水流(水圧?)を正面のリップで受けて、
ミノーは潜るだの、泳ぐだのすると思う。
それはそれでいい。
食わせのポイントにミノーがあるとき、ミノーの進行方向とは別の横からの水流(水圧?)を受けて“おっとっとな泳ぎ”をしたときにバイトを取れることが多い。
だからいつもの磯でも、サラシの正面に立つよりも、横切らせて流れを腹に当てる時の方が圧倒的に魚を出せる気がする。
この日の風は10時方向の強風。波は11時方向と2時の方向から交互に来る。
【図示】

かえって分かりにくいか(自爆)
赤い斜線の四角なテーブル状のシャロー
緑のラインでミノーをキャストそのまま弧を描いて流してくるのだが、このときのミノーの向きと、潮を受ける面を見て欲しい。
巻かなければ風に引かれて真直ぐに風下を向いてしまう。
ココで頭をこっちに向けるためにリールで巻く
こんな意識でいいと思う。
緑のライン上の赤の線はミノーの向きを意味する。
ソレをサラシの広がりを読みながら、ドリフト姿勢で追いかける?
いい動きができたとき、ドン!
二つのサラシがぶつかるオープンシャローで見事なエラ洗い!
あとは海草に巻かれないようにガンガン寄せる。
一本目は70有るなしのマル。
うん、今日の潮と風が分かってきた。
根の形も読めてきた。
もっと丁寧に、、もっと丁寧に攻められる!
ウインドドリフトを意識して、意図的に根の裏側に着水させ、ドリフト姿勢を維持したまま根の裏のサラシをタイトに舐めてくる、、、
ドン!
今度はヒラだ!
遠くからでも分かる体高
ヨシ!
あ、ニヤケた一瞬の気の緩みで潜られる。
ヤベ!!
もワーッとした変なテンションに替わる。
海草に絡んだ!
ブツン!とした嫌な感触の後、スゴイ引き!!?
あれ?青物に替わった??
ガンガン潜るし!
と、思ったらクチのフックがはずれ、背中にテールフックが掛かった状態に!
すげー走る。
そらそうだ。
何とかヒラスズキをGET!65位かな、
今日はマル・ヒラ食べ比べをして楽しもうかな、、、(笑
イワシが入っている!
活性は高い!!
今度は正面奥にある遠くの根を狙い、風上からアプローチ!
数メートル離して着水させてドリフトさせながら根の際に迫っていく。
丁寧に!
イメージと、水中のミノーを重ねて、
心描いたラインをトレースするように、
丁寧に!
モワ!!
鋭くない、シャープぢゃ無い、けど重圧感のある変なアタリを感じ、アワセをくれる!
大きく煽ったロッドの動きに全く付いてこないヤナ感じ、
デモ、根掛かりでは無いハズ。
と、
遥か沖でがばばばばばば!と顔だけ出して変な生き物が暴れている。
エラ洗いに成って無いヘッドシェイク
何だありゃあ?
兎に角渾身の力で巻く!
巻くしかない!
巻く!
主導権を渡したら無理かもしれないという本能的な焦りもあった。
達人が声をかける
「やっちまったな!ちゃりさん! コレデカイぞ!」
無我夢中で寄せる。
取り込みポイントを決めて走る。
ルアーの掛かりどころを確認でき無い。
焦るが大きなセットが味方してくれて、ボクの誘導方向に魚を持ち上げてくれた。
!
犬か!?
なんちゅー幅!
自分の太ももよりあるようにも見えた。
唇が分厚すぎてグリップがなかなか入らない。
明らかに別モノ!
腰の位置まで持ち上げても尻尾が地面についている。
過去に80cmと言うのを釣ったことがあるが、
そーゆー生き物とは全く違うスケール感
始めの一声が、おもわず。
『こんなのみたことねー!!!』
本当に心の底から感動と、感謝の気持ちが沸き起こった。
ついにやっちまった。
空回りするボクを導いてくれた達人、遠くからペロッと来たボクを、受け入れてくれたアングラー達、
受け入れてくれた海
本当にありがとう。
14センチミノーは大きな口の中にちょこんと掛かっていた。
これはバレないわ、良かった。
と、思ったら、リーダーがボロボロだった(滝汗)
あ、カメラはさっき向こうの高台に置いてきたのだった。
ってコトでキープな♪
たべちゃおーっと!!
刺身何人分かな??(爆
ストリンガーにロックし、
しばしボーゼンとこのバケモノを眺めていた。
ついに、
この釣りをしてずいぶん経つけれど、
ついにひとつの壁を越えられたのかな。
本当に、 この道程は長かったけど、
僕も、やっとココまで来たんだな、、、
ふと見ると、達人がステップの上で更に爆釣している。
よし!
ココからは釣りを楽しもうぢゃないか!
バンバン釣って日頃のウサ晴らしをしちゃおうぢゃないの!
ちょっとした爆釣を楽しむ。
適度に水を噛んでくれるシンペンが欲しかった。
チョイスはコレ

ハルシオンのゴッツォ12S
この春のマイブームである。
水を噛み過ぎないから、丁寧にやれる。
深く入り過ぎないコト、
抜きたいときにすぐ引っこ抜けることが他のルアーには無い利点。
ブローウィン140sも良かった。このミノーの漂わせドリフトは最強ですな。

今日の水深(カジメがすげえ)がわかってれば、
リップチューンを持って来たのにな〜(≧∇≦)
そして、手前を釣り捲った後に、その更に奥をDearBait40R

コレはやっぱり凄かったので別の記事に、、、
都合、数えた範囲では、
ヒラを3本、マルを5本、
本当に気持ちの良い釣りを楽しんだ。
さて、
例のモンスターの計測が気に成るところ、
メジャーを当てるのがあまり好きではないが、
今日は測って見たくなった
凄腕とかも出しちゃうか?
とかとか、
ワイワイしながらストリンガーの有るタイドプールへ、
有るタイドプール?
有る????
あれ?
マジかっ!?
無い!
居ない!!
ストリンガーゴト流されてる!
我が釣り人生最悪のミステイク!
ストリンガー付けたままの魚をリリースしてしまった。
本当に申し訳ない!
そして、
本当に悔しい!
せめて、一枚でもイイから写真に収めたかった。
まじかー!!!!
ありえん!
この事実がどうしても受け入れられず、小一時間海を眺めては途方に暮れる始末。
そもそもこんなブログなんちゅーもんは自己顕示欲でやってるヨーなモンで、
ここで写真が無ければどーしょーも無いぢゃんネェ、、、orz
釣り人生トップ3に入る感動場面は一転して、釣り人生最大の不覚を悔やむことになった。
せめてちゃんとリリースしてあげればよかった。
70くらいのマル2本と、65くらいのヒラを犬の散歩状態にしたままあのモンスターは流されてしまった。
本当にごめん。
そして、本当に悔しい。
何も残せなかったのが死ぬほど悔しい。
仕方ない
けど悔しい
せめてもの救いは、一人ぢゃ無かったコト、
この事実を見てもらえた人が居たこと、
そしてこれは釣らせてもらったトロフィー
俺がドヤ顔しちゃいけなかったのかもしれない、、、
あれからもう3つ目の夜を迎えるが、ふとした瞬間にあの感触を思い出し、
今でも心臓がドキドキする。
次の瞬間に悔しい思いが蘇る。
無益な殺生はしないと心に誓った日から、
食べる分だけキープ、
キープしたなら無駄無く食べる!
を実践して来たのに、コレは最悪だしっ!
しばらくはこの悪夢にうなされるだろうが、
このウデが覚えているあの感触だけは本物なんだ。
ボクの中に一つの財産となったのは確かなのだ。
でも、
マジで悔しいよう
ウジウジ、、、、
でね、
あまりに落ち込む僕を見て、
達人が釣った魚を3匹分けてくれました(爆

もちろん次はコッチの話
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- 2014年4月23日
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- 『掌返し?』 2025/6/4 (水) …
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