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岡林 弘樹(オカバ)

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アジア放浪記Vol9「スポッテッドナイフ」

アジア放浪記Vol9「スポッテッドナイフ」




カオレム滞在三日目。
今日も天気は快晴。
昨日までの状況としては、シャドーのほうはサイズが小さいながらも一日で二桁安打を出す程度には好調だ。
カオレムにしては珍しいような気もする。
一方、アッツーのぶっ込み釣りはかなり厳しいらしく、船と小屋の両方で一日中竿を出しているものの、それっぽい反応はない。




とにかくアッツーが苦戦しそうな今回。
スポッテッドナイフの漁師をやってる、通称「ナイフオヤジ」が「ナイフは釣れるぞぉ!」と言っているので、今日は午後からナイフ釣りに行くことになった。




ちなみに、ナイフオヤジ=アッツーオヤジでもある。
同一人物なのだ。



シャドーオヤジはまた別人である。




空いた午前中は、前野がアッツー釣り、僕とキャプテンがシャドー釣りだ。
朝ごはんを食べ、早速出船する。



朝の爽快な空気の中、船は昨日と同じポイントを目指し走り始めた。











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今朝もシャドーは好調。
フィーディングタイムでは岸際でボイルが多発している。
昨日と同じようにペラルアーやミノーなどでコンスタントに釣れてくれた。






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サイズは相変わらずだけどね。




こんな感じでサックリと終えた午前。
昼からは、いよいよナイフ釣りだ。



船を用意してもらい、途中では身の危険を感じる程の大雨に遭遇しつつも、無事にポイントへ到着。



釣り方はエサ釣りだ。
ナイフがいるであろうエリアに、親父の秘密餌を落とし込んでいく。
この仕掛けがまた絶妙で、手作りでギリギリに浮力調整されたウキなど、ナイフ親父こだわりの設計が随所に見られた。


早速釣り開始。


「この辺に投げろ!」と言われた場所に餌を落としていく。


こうして投げた一投目。


すぐに目印がスーっと引き込まれた!


その瞬間、



「โดยเร็วที่สุดโดยเร็วที่สุดโดยเร็วที่สุด!!!」

と大声を上げるナイフオヤジ!

それにめちゃくちゃビビる僕!

即座に合わせると、ロッドに重みが乗った!

よっしゃ!乗った!


ファイト体制に入った瞬間


ドバババババ!!!


突然浮上し水面で大暴れするナイフ!


えーーーー!なんか想像よりデカい!



もっと小さいやつが釣れるのかと思った。



意外に大きな魚体が飛び出し、それにもビビる僕。



ナイフは水面で何度か暴れた後に大人しくなった。
決着の時だ。
ネットインした瞬間に小さくガッツポーズが出た。





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横たわった銀色の魚体。





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カッコよすぎるスポッテッドナイフ。
サイズ70cmくらいだろうか。
このサイズになるとかなり迫力がある。




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※タックルデータ※
ロッド:TULALA エルホリゾンテ70
リール:ビッグシューターコンパクト
ライン:PE3号直結
餌  :オヤジの秘密エビ








今度は前野の番だ。
もう一匹居るとの事で、そのポイントにてしばし粘ってみる。
後から釣れる魚の方が大きいことが多いらしい。


その時、目印がまた水中に吸い込まれた!
同じように大声を上げる親父と、バッシリ合わせを入れる前野。

先ほどよりデカそうだ。
暴れる魚をいなしつつ、無事にネットイン完了!




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これで俺も前野もナイフミッションコンプリート!
もう一つポイントはあるものの、そこはキャプテンに置いといてあげようとのことで話がまとまり、この日は帰路に着いた。












夕立が上がった夜の水上家屋。
そろそろ飯時なのだが。
小屋は惨劇の現場と化していた。







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床を埋め尽くすほどの虫、虫、虫!
大量発生したカゲロウが家屋の灯り目がけて群がって来るのだ。
卵?みたいなのを抱えてて、墜落したら産み散らかすから小屋がみるみるうちにベタベタになってくる。





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床もカゲロウだらけ・・・。
そしてベタベタ。
コンセントに歯ブラシにルアーケースに、色んなところに飛び込んでいきます。




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もちろん飯にも飛び込んでくるので、直前までは完全プロテクト。笑
でも、開けた瞬間に飛びこんでくるんだけどね。
そして卵産むよね。
ご飯の上に。




これがホントのタマゴかけご飯ってか?
ふざけんじゃないよアンタ!

















恐怖の夜を乗り越え、朝がやってきた。
カオレムに来て4日目の朝だ。





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今日は前野とアッツー狙いのボートに乗ることにした。




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昨日まで打ち込んでいたポイントではなく、また違うポイントへ行くことに。
昨日まであまりにも反応が無かったのだ。





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しかし・・・。
反応はない。
外道のアタリすらない。



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しまいには僕達を置いて泳いでいってしまった親父。




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と思ったらタウナギ獲ってきた。
この瞬間、このオヤジはナイフオヤジでもなくアッツーギオヤジでもなく、タウナギオヤジと呼ぶことに決めた。





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昼飯を食いに一旦帰宅。
※写真は昼ごはんじゃないよ。



これは虫トラップだ。バナナの皮に油を塗ったものを灯りの下に吊るしておくと、虫がバチバチ引っ付いていく。
すごい。
素直に関心した。





飯も終わり。
午後からは前野とシャドー釣りに出かけることに。






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今回、初のプラーチョン。





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まだちょっとマシ?なサイズも捕獲。





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結構頑張ってみたけど、やはり夕方は朝よりプレッシャーが高いようであまりバイトがなかった。

時間も程々に、今日も水上家屋へ帰宅する。





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夕日に向かって船は突き進む。

今日も終わっちゃったなー。







今日見た夕日は、明日だって見れるだろうと昔は思ってた。

でも、今日見た夕日は今日しか見れないって今は気付いた。

今日しか無い、今しか無い。
二度と同じ瞬間は訪れない。


だとしたら。

今日を、今を、一生懸命考えて、全部捉えて生き抜くことは凄く当たり前のことだ。

踏み出す一歩、ほんの一歩で何かが変わる。

明日はどんな一日してやろうかと、どうしようもなく楽しみになるのは仕方のないことなんだよな。




































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アジア放浪記Vol9「スポッテッドナイフ」~終~
次回へ続く。




 

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