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木曽川、揖斐川、長良川からなる木曽三川でシーバスを1年中ウェーディングで狙っています。
木曽三川は広いので新規ポイント開拓に苦労しますが、新規ポイントで釣れた時は最高です!!
毎回80アップ(ランカー)狙って釣行しています。
いつかはメーターシーバス釣ります。
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▼ 『Battle land the first!』
- ジャンル:日記/一般
『Battle land the first!』

増井康成
VS

稲垣裕介さん!!
伊勢湾をメインに東海エリア、更には関西、北陸と駆け回るシーバスアングラー!!
WSSでも優勝をはじめ多くの入賞経験のある凄腕アングラーさんです。
ことの始めは11月18日
友人とブラックバスのDVD「陸王」を見ていると・・・
アングラーが限られたエリア、時間で考え2日間で魚を探し釣る!!
そしてその後、何故そのエリア、そのタイミング、そのタックル、そのルアーを選択したのかを語り合う!!
なんて楽しそう!!
すぐに稲垣さんに連絡しました!!
陸王みたいなことやりたいです!!
ワクワクドキドキ釣りがしたいです!!
こんな無茶な企画に快くOKを頂きアイディアを詰めて・・・
12月10日11日!!
開催決定!!
ここでルールです。
制限時間は48時間 休憩は好きなだけ取ってOK 休憩しなくてもOK(笑)
移動出来るエリアは東海3県(愛知、岐阜、三重)
陸っぱり限定(ウェーディング、沖堤アリ)
キーパー40cmの3本合計で競う。
釣れたらサイズは分からないようにお互いLINEで報告。
プラス・・・
「海」 対 「川」 !!
稲垣さんは「海」でしか釣りしちゃ駄目、私は「川」でしか釣りしちゃ駄目!!
これが面白い!!
バトルといってもガチンコバトルではなく、河口は海であり川であり、県境の川は右岸も左岸もOKというワイワイバトル。
でもやるからには全力で楽しむ!!
そこで1週間前くらいからプランを考える・・・
ホームである木曽三川上流部は水温8度を切り、上げの一瞬のタイミングで口を使う事もあるが、プラでは完全ノーバイト・・・
なのに・・・
稲垣さんは・・・

ドーン!!
コノシロ付きの90UP見付けてる!!
私もバトル2日前に・・・
ドーン!!

(笑)
鉛筆ザヨリ付きの20センチUPゲット!!
どうする!!??
増井康成!!
地元河川のイナッコ付きは多分釣れるが、良くて60cmを3本で180cm、サイズ伸びなければ3本で150cm・・・
稲垣さんに80cm 60cm 60cmと揃えられたら完敗・・・
三重県南部の河川・・・
デカい魚が入っている事は確実だし、2日目のは結構な降雨量が予想されているが、状況に対応して河川内で魚を探せば、三重県北部で魚を探し回るより狭い範囲で魚探しが出来る・・・
そして何より、その三重県南部の河川で坊主を喰らった事がない!!
三重県南部決定!!
バトル前日・・・
レンジ別に
トップはポッキー120
上はノード150S
その下はフライヤー175
その下はショアラインシャイナーZ140
その下はBlooowin!140S

更に下はTDソルトバイブレーションの廃盤モデル

これらをメインにNarage65、パンチラインマッスル、ハニートラップ、スイッチヒッター、裂波・・・
ワクワクドキドキです!!
当日・・・
21時に仕事を終えて迷うことなく南へ3時間移動!!
12月10日 0:00
ワクワクドキドキ・・・
『Battle land the first!』
スタート!!
長い長い48時間が始まりました!!
ポイントに着くとベストポジションに先行者3名・・・
平日の深夜なのに・・・
しょうがないです。
これも含めてバトルです。
他の地形変化を探すと・・・
あった!!
ここなら喰う!!
ここでダメならしょうがない!!というピン!!
少し撃ってみましたが流れと地形が一致するまで我慢っぽいのでここは我慢です!!
この場所なら朝一流れと一致するはず!!
その一瞬に勝負を掛けることに!!
このピンを見つけた後他も探すが見当たらず・・・
先行者の方もセイゴをポツポツ・・・
ダメなのか・・・
そしてノーバイトのまま勝負の朝マヅメ!!
ポイントはこちらです。

川幅が約20mほどに狭まってサーフからの波が対岸の上を越えて行きます。
3分に1回デカい波が来た時のみいいサラシが広がります!!
そこに絡む①の地形変化!!
うっすら明るくなってきたので投げたい気持ちはありますが、まだ我慢です!!
そして遂にやってきましたデカい波!!
その波にナレージ65(スパークシルバー)をキャストしサミングをしっかり行い落ちた瞬間からリトリーブ開始。
ナレージはレスポンスがいいので波の中にキャストしてもサミングさえしっかり行えば問題ありません。
ⓐに落とし①に差し掛かったところで「フッ!!」とテンションを抜きます。
「ガンッ!!!!」
乗らず・・・
このバイトの感じ・・・
ヒラっぽい!!
そして狙いは合っていた!!
はやる気持ちを抑えてタイミングを待ち・・・
キャスト
当たらず・・・
キャスト
当たらず・・・
キャスト
当たらず・・・
今度は直接ⓐに撃ち込みます
キャスト
着水からの巻き始めで・・・
「ガンッ!!!!」
「ギィ!!!!」
「フッ・・・」
「ばれたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
・・・
そのまま初日の朝マヅメ終了・・・
でも確実に魚は入っていたので残り42時間あれば何とかなる!!
とここでデイゲームの引き出しのない私は・・・

釣っても無いくせに車内宴会!!(笑)(車内での火の取り扱いは換気等じゅうぶんにお気を付け下さい)
冷え切った体に熱々おでんが染み渡る!!
魚は釣れずともビールは旨い!!(笑)
なんて増井が飲んだくれている頃、稲垣さんは・・・

・・・
飲んでる場合じゃねぇ!!(笑)
でもデイゲームの引き出しがない増井・・・
夕マヅメまでたっぷりの睡眠・・・
そして勝負の夕マヅメ!!
バイトを乗せるためにタックルを1つライトにして、より流れを感じやすくする為にリーダーを普段の8号から5号に変更。
弱気ではありません!!(笑)
焦ってません!!(笑)
対応です!!(笑)
だがしかし!!
開始30分で正面からの暴風雨!!
それでも止める訳にはいきません!!
体力、気力の限界までやりました。
結果・・・

全身ずぶ濡れノーバイト・・・
車に戻り天気チェックです。


これはあかんやつ!!(笑)
1時間で27ミリ!!
1晩の予想総雨量77ミリ!!
あか~ん!!
ここまでですか!!??
今晩の釣行は諦めましょう・・・
という事で・・・

お風呂!!(笑)
全身ずぶ濡れからのお風呂最高!!(笑)
からの・・・

ビール!!(笑)
釣れてなくてもビールは旨い!!(笑)
この時点で朝マヅメの釣行も諦めていたので目覚まし掛けずにぐっすり寝ます。
翌朝起きて外に出てみると・・・

「ざっぱ~ん!!」
波6m・・・
これもあかんやつ!!
川は・・・

・・・
これもあかんやつ!!
全部あかんやつ!!
さすがに一晩で70ミリ以上も降られたら川は厳しい・・・
でも諦める訳にはいかないので、昼間に航空写真とにらめっこして釣りが出来るポイント、水が活きているポイント、ベイトが入っているポイントをチェックします。
無ければ少しでも降雨量の少なかった三重県北部に移動。
探します。
探します。
探します。

そして・・・

見付けた!!
水の活きている支流!!
でも河口から結構上がっている・・・
この12月にここまで魚上がるのか・・・?
ベイトは見当たらず・・・
でもここで勝負するしかない!!
とここで川の状況を30分位眺めていると・・・

・・・
も~っ!!
あかんやつ!!
上流から流木の大群!!
全く釣りにならん・・・
また航空写真とにらめっこ・・・
外が激荒れ、川は激流・・・
河口付近の水路だ!!
すぐに車を走らせ水路の中を覗いてみると・・・
20~30cmのイナッコが大量に溜まってる!!
もらった!!
水も活きてる!!
もらった!!
イナッコ付きなら夕マヅメにチャンスがあるはず!!
でも他にも候補は欲しい。
そこで地元の釣具屋さんへ情報収集に行くことに。
そこでこの辺りのシーバスに精通している店長さんに色々お話しを伺いました。
店長さん「この川雨降るとダメですよ。これだけ降ったら全くダメです。」
増井「え・・・」
店長さん「これだけ外が荒れてるから〇〇漁港行けばデカいヒラ確実入ってて釣れますよ」
増井「川でしか釣りしちゃ駄目なんです・・・」
店長さん「・・・」
二人「・・・」
どうする増井!!
今は15時、残り9時間!!
三重県北部に3時間使って戻るか?
夕マヅメにイナッコ付きだけ狙ってから判断するか?
とりあえずはイナッコ付きでしょ!!
デカいの狙わなきゃ!!
16時
まだ少し明るい時間から水路へ
イナッコはぎっしりいます。
少しずつ暗くなっていきます・・・
ドキドキです・・・
・・・
イナッコ怯えず!!
ボイル無し!!
水面下で喰ってるかも!!??と思いブローウィン、ナレージ65、TDソルトバイブ初代、パンチラマッスルと探るもノーバイト・・・
何よりベイトに危機感が無い!!
すぐに水路の出口へ移動。
ここにもイナッコ溜まっています。
ナレージ65をキャストをするとイナッコに当たります。
そしてそのイナッコに当たる位置はコロコロ変わります。
まんべんなくいる訳ではなく固まって移動しています。
何かに怯えているようです。
集中します。
ベイトの進む方向を予想してキャストしていきます。
ベイトに埋もれさせないようにナレージ65からTDソルトバイブレーション初代へとレンジを下げます。
が・・・ノーバイトのままドンドン潮位が下がっていきます・・・
次ベイトが移動するならあそこだろうと予測していた所に先回りします。
水路からの流れと本流と地形がぶつかっているポイントです。
こんな感じです。

濁流に向かって扇状にノード150S、フライヤー175、ショアラインシャイナーZ140F、ブローウィン140Sとキャストしてレンジを下げながら反転流に流していると赤いラインで書いてある角度の急なブレイクを発見しました。
こういうブレイクはきっちりとレンジを下げないと発見出来ません。
その中でも流していると、ここでブレイクのエッジに当たるだろうというタイミングから少し遅れてから当たるピンを見付けました。
ここしかない!!
残り時間約3時間!!
ここで最後までやり切る!!
水位が下がって来るにしたがってブレイクのエッジにガンガン当たっていくので、ブローウィン140Sで最初はティップの位置を下げるところからスタートして、当たり過ぎたらティップの位置を少しずつ上げていきます。
それでも当たり過ぎたら、ショアラインシャイナーZ140、フライヤー175、ノード150Sでも同じことをしていきます。
ブレイクのエッジギリギリを攻めていきます。
バイトはありません。
9cmクラスのミノーも入れていきます。
バイトはありません。
そして普段使い慣れていないので感覚がおかしいです。
すぐに自分の釣りに戻します。
バイトがないまま時間だけが過ぎていきます・・・
12月11日 23:58
この時間から魚を掛けても時間内に捕れないだろうと思いセットしていたアラームが鳴り響きます・・・

48時間やり切りました・・・
結果初日の朝マヅメの2バイトのみ・・・
その中、稲垣さんは・・・

・・・
更に・・・

ド~ンッ!!
参りました・・・
帰りの車の中で色々な事を考えました。
でも、でも!!
自分の釣りでやり切りました!!
悔いはありません。
この状況で今の自分の出来る、自分の釣りをやり切りました。
そして後日楽しみな楽しみな報告会
お互いにプラの様子、作戦、タックルセレクト、状況、お互いの動きをどう予想していたか、ヒットルアー、何故そのポイントをセレクトしたのか・・・等々・・・
本当に楽しかったですし、勉強になりました。
そして・・・
結果は・・・
稲垣さん
40cm 41cm 49cm 45cm 78cm 45cm 68cm
3本の合計 195cm
増井康成
0cm!!
はい・・・
本当に完敗です・・・
今回48時間『Battle land the first!』を終えて感じた事は、この時期の川で釣れるポイントを多く持っていない。
いくら大雨だったとしても河川内のどこかには必ず魚は入っていたはず、その魚にたどり着けるだけの状況判断力と技術が足りなかった。
正直悔しいですが、最後まで自分の釣りが出来た事と、今後の課題がはっきりしたのでプラスになりました。
そして何よりも48時間楽しかったです。
本当に本当に稲垣さんお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

稲垣さんの当日のブログはこちら
http://ameblo.jp/inalow/entry-12107259613.html?frm_src=thumb_module
次回は3月ごろを予定しております。
その時はあなたの元へもお声が掛かるかも・・・(笑)
- 2015年12月24日
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