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KENZOO

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凄腕獲得までの軌跡

  • ジャンル:凄腕参戦記
60アップを三本獲れれば十分。

最初はそんな気持ちで大会に臨むつもりでした。


















4月2日

東京湾マリーナより、いつもお世話になっている「ピーズ」にて出撃。




この日の作戦は、ランカーを狙いつつも、リミットメイク重視。
一本でもキッカーとなる魚が混じってくれたらそれで十分だ。




穏やかな海面で、より美しさを増した夜景を傍らに戦地到着までのクルージングを楽しみつつも、頭の中はランカーを釣る為のシミュレーションで忙しい。





暫くして今宵の戦いの場に到着。


はやる気持ちを抑えつつ、まずはポイント観察。

数分後、いよいよ実釣開始。













しかし、スタートしてから3時間、魚からの反応が得られず修行の釣りが続いた。


ルアーの水との馴染み具合、食わせるためのルアーの姿勢作り、トレースコース。


単発で潜んでいる魚を狙っているため、全ての要素が良い状態でマッチしてなければ反応してくれない。










ようやく慣れてきて何かを掴みかけた時、魚探でベイトがさしてきたことを確認。

この、プラスαの要素がヒットへと導いた。


エイかと思うような重々しい引きに半ば諦めていたが、10分以上のファイト末に姿を見せたのは、燻し銀に輝くダイヤモンドだった。











一本目




87cm


素早く計測をして、丁寧に蘇生させる。

感謝の気持ちを込めてリリース。










一本キッカーとなる魚が獲れたので、ここで数釣りにはしってしまおうか一瞬迷うところはあった。





しかし!

そんなんで凄腕がとれるほど易しいものではない。









修行続行。


同じパターンでボートポジション変えつつ撃ち続ける。


一本目の魚でなんとなく掴むものがあった。

答えを合わせていく作業が続く。










1時間が過ぎた頃、またしてもあの独特の強烈な吸い込みバイト。

エラ洗いができてないエラ洗い。


間違いない、ランカーだ!


何度か強烈な突っ込みをかわし、ランディング。






二本目








83cm   (この写真はピーズのブログから頂きました。)








この一本を追加したところで、最後までこの釣りをやり抜くことを決意。











すると答えはすぐに出た。





かすかにヤンチャさの残るファイト。

ボートの近くでかけた為、足元での攻防が続いた。



なんとか耐えて、無事ランディング。



75cm


答え合わせ完了。

最後にまた神様は微笑んでくれた。







最高のリミットが揃ったところで帰りの時間になり、余韻に浸りつつ戦地を後にした。


















今回、一回の釣行で最高のリミットを揃えることができ、凄腕&超ド級のWタイトルを頂くという夢のような結果に終わった。
そのWタイトル受賞に輝いた背景には、素晴らしい船長がいたということを決して忘れてはならない。
あの三本は船長に釣らせてもらったようなものだ。
僕の不足した技術を、船長の豊富な知識と経験で最高の結果へと導いてくれたのだ。

感謝。

また次戦もよろしくお願いします。



「ピーズ」葉多埜(ハタノ)キャプテンのブログ

http://blog.goo.ne.jp/peeds/e/a3775300f2a75dae552327bd022b001f









終わり。

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