ロッド選考 3

  • ジャンル:釣り具インプレ
  • (ロッド)
そんな訳で、皆さんは全く興味がないであろう超私的企画 「クロステージ902ML分析」をはじめます(笑)

せっかく「ロッド考」で私の規準を書いたんで、それに沿ってやっていこうと思います。


①キャスティング性能

②アクション性能

③感度

④フッキング性能

⑤いなし性能

⑥リフト性能



①キャスティング性能

これがこのロッドの中で最も優れている部分。

7~28gくらいのルアーが、ライナーでもほぼ思ったような場所に投げ込めます。
重いルアーでも、軽いルアーでもストレスなく投げれますし、シマノほどじゃないにしても飛距離も出ますね。

残念なのがガイドのせいかもしれませんけど、キャスティング時にラインが変な音して、ルアーが全く飛ばないことがあることです。

王子いわく、先のガイドに絡んでる状態だそうで

ガイドのセッティングもあるんだろけど、Kガイドで解消するっきゃないかなっと



②アクション性能

ティップがしっかりしていることもあり、ロッドの動きをダイレクトにルアーに伝えることはやりやすい。

が、やはり若干重くて長時間やるのにはかったるいのと、グリップが長いため特にティップを下げた時は邪魔な感じがあります。

グリップの太さは、富士のスタンダーどなものを使っているだけあって、私にはちょうど良い。



③感度

ローリングベイト14gのボトム着定や、ルアーのブルブル感や、障害物や底の感じをつかんだりも、出来ますから悪くはないでしょう。

けど、Gクラフトと比べると軽量ルアーやシンペンなどの場合は、ただリールを巻いているだけな感じになってしまいますし、他のルアーの場合も感度は落ちます

例えばバイブを投げていて、Gクラフトだと手前から30mくらいでブルブル感が伝わってくるとしたら、クロステージは20mくらいにならないとわからないと言う感じ。

とわいえ、良いわけでも悪いわけでもなく、標準的ってとこでしょうね。



④フッキング性能

やはりティップのハリが強い、というか、硬いのではじきます。

重いルアーでよほどガッツリいってくれないとバレやすいっすね

この項目は、弱いかなぁ。もう少しソフトというか食い込みが良いティップが良いなぁ。



⑤いなし性能

これも弱点

スムーズにベリーからバットに曲がらずに、つっぱっちゃう感じです。

④フッキング性能とともにバレる原因を作っているのじゃなかろかと。



⑥リフト性能

これも弱点ですねぇ

昨年の秋にフィールドAで超大物を3回かけたんですよ。

で、全て流れに乗られて、下流に行かれ、障害物でラインブレイク

うち2回は、コイ、レンギョ、ソウギョなんかの超大物って感じでしたが、1回はクビを振ってる感覚もあったし、かかった時と引いてる感じがシーバスっぽかったんですよねぇ。

もちろん、ロッドのせいだけじゃありません。

立ち位置、ドラグ設定など改善点は多数ありますけど、ロッドがのされっぱなしで、何も出来なかったということもあります。

また、Gクラフトやボート用の天龍と比べても、自動的に魚を浮かせるようなリフト性能はないですね。


【まとめ】

一言でいうと、






バスロッドを長くしたような感じ





デザインといい感じといい、昔のパームスのサーフスターに似てなくはないんだけど・・。

たまたまTBでサーフスターのMLがあって、さわったんだけど、ティップは同程度な感じでしたが、もっとバットまで入っていって曲がるような感覚がありました。

とわいえ、パームスターと同等とまでは言いませんが、それに近い性能がこの値段で買えるというのは、技術の進歩というか、デフレの影響というか、「企業努力のたまもの」と言えると思いますね(パチパチ)

そんな訳で、これを片手にお店で比較してみたいと思います

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