ヤマガブランクス103MH インプレ

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ヤマガブランクス103MH インプレ

一旦は、お蔵入りした ヤマガブランクス103MH
しかし、改めて使ってみる
 

やっぱり、いい竿ですね。

購入したのは、3年前に遡る。
そういえば、インプレしていなかったので遅ればせながら、綴ってみました。
もちろん、主観的ですので含み置き下さい。
 

ヤマガブランクス 
バリスティック103MH

ヤマガブランクス103MH

磯での使用をメインに想定したパワーベイトモデル。荒磯における逆風下でのヒラスズキ、瀬戸などの潮流場で狙う磯マルなど、厳しい条件下でのガチンコ勝負で必要なパワーとファイトレスポンス、キャスタビリティーをブランクに詰め込みました。ライナーでのピンポイントキャスト、着水からの立ち上がりスピード、瀬際での高いリフト力、潮目や離岸流への送り込みなど、ベイトタックルの利点を存分に味わえます。更に磯だけでなくサーフでの大ヒラメ狙いにもオススメで、ジグやバイブ、ワームなどのリフトアンドフォールも高レスポンスで楽しめます。スピニングよりワンランクパワーを上げたラインを使用しつつ、同等、もしくはそれ以上の繊細なゲームを展開したいアングラーに最適なパワーロッドに仕上がりました。

ヤマガブランクス

 

購入経緯

まず、ベイトロッドの選択肢は、非常に少ない。
さらに、ロングロッドとなると、殆ど無い。
なので、選択肢は限られる。


しかも、購入した当時は、
ブリストマリノ106MHやモンスターサーフ、ディアルーナ106Mはまだ存在していなかった。


候補は、この3本しか無かった。
(ヤマガブランクス93Mは既に所有していた)
 

ヤマガブランクス103MH  MAX45g 190g
・アピアC106MH       MAX50g 245g
・テイルウォーク106MH
   MAX50g 290g


本来ならば、ハイスペックが欲しいのだが、贅沢をいえる立場では無い。現実は厳しい。
そして、9fにも満たないロッドは対象外であった。


ここで、アピアC106MHは、290gとあまりにも重かったので候補から外した。

そして、テイルウォーク106MHも、245gとかなりの重さであった。2万円と安かったのだが、こちらも外れた。
 

結局、ヤマガブランクス103MHは、190gと当時としてはかなり軽いのが決めてとなった。
 


外観

ヤマガブランクス全般に言える事が、まずシンプルである。
余計な装飾は、一切ない。

派手好きな方には向かないと思います(笑)
なのに、安っぽさは無い。それは塗装が非常に良いからだ。

最近は、コスト削減やごまかしの為に、マット調が主流の中、
深みのある黒は光沢を放っている。
これは、キチンとした下地処理とクリアを吹かないと出来ないと思う。
 

そして、バットの太さが目に付く。
かなりの太さである。
そこから、ブランクスは薄いのが想像できる。

ガイドも太いリーダーを想定し、比較的大きい。

PEは、2.5号となっている。

グリップは、ごく普通のストレートである。
握ってみると、

・・・

かなり太い。
正直、自分には握りにくいが、「使っていればそのうち慣れる」と自分に言い聞かせた。
 

ヤマガブランクス103MH

使用感

まずは、めちゃくちゃ飛びます。
軽く投げただけでも凄い・・・
ロングロッド全般に言えるのが、キャスティングは非常に「気持ちがいい」そして、投げる事が「実に楽しい」
この感覚は、9fでは得る事が出来ません。

ジグなら40g、プラグなら35gあたりがほぼ上限である。
河川の河口、干潟、サーフなどのシーバスやヒラメにはドンピシャである。

調子は、先調子と同調子の中間でバッドまで比較的楽に曲がってくれます。そこから先は、かなり粘ります。

感度は、キンキンではない。むしろ少しダルさが残る感がある。もしかしたら、ロッドの長さからきているのかもしれません。
マイルドであり、釣り人には優しい気がします。

そして、魚が掛かると綺麗なカーブを描き、素直に曲がってくれます。

しかし、グリップが太い・・・
グローブをハメると更に太く感じる

・・・

どうしても、なじめずお蔵行きとなってしまった。

しかし、最近はロッドビルディングにはまり、グリップなどは、自分で削れるようになったので、思い切って細身のセパレートにシェイプ加工した結果

また使い始めることとなったのだ。
今では、手に馴染み すっかりとお気に入りです♡
 


まとめ

ロッドのインプルは難しいですね。リールと違って数値化出来ないし、どうしても主観的になってしまう。
相対評価や絶対評価も人それぞれだしね。 同等のクラスは、使った事が無いので比較の表現も出来ない。

昔から思っていた事は、ロッドの性能を数値化出来ないのか?
たとえば 「感度」「張り」なんてのも結構、曖昧な気がしまね。

最近では ソルトルアーでもベイトがだいぶ市民権を得られたような気がします。10年前は、バスロッドでやってましたからね。

最近、「ディアルーナ106M」や「モンスターサーフ」なども上市され、マーケットはこれに好感し、一部では盛り上がりをみせている。

今後はロングベイトロッドがますます盛り上がっていくことを期待して止まない
 

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