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ジョインテッドクロー’11~落ち鮎を求めて~2

ジョインテッドクローによるシーバスゲーム

3つある瀬

一番下が天国ならその上は一体なんだろう?



ジョイクロの舞台”ステージ”は確かにそこにあった。

高低差のあるカーブの終点から吐き出される水と
それを受け止める3つの瀬。

前回、その1では一番下で、サイズこそ伸びずとも
予想を遥かに超える5連発のバイトを得る事に成功した。

急流が激流に切り替わる、その上にある瀬のポテンシャルに迫る。




エピソード 2011_1027 その2

~追跡者達~



3つの瀬はカーブの直後にある1つ目と2つ目、そしてややそこから離れているのが前回、その1で思わぬ連発劇となった3番目の瀬だ。

良い場所にはより良いサイズの個体が定位すると言われている。

強く太い流れを受け止める、上流の2つの瀬には一体、どれだけのサイズが潜んでいるのだろうか。


2つ目の瀬に近寄ると解る。

水と岩の奏でる音を作り出しているのはこの1つ目と2つ目だった。
3つ目が、急流と呼ぶべき範疇とするならば、この2つは正に激流であり、明らかにパワフルな流れだ。

果たしてジョイクロは”機能”するのか?

流石に、これだけの流れは打ったことが無く、そんな不安すら感じてしまう。



見える

その水の力に臆し、やや躊躇っていると、ふと気がついた。

暗さに慣れてきた目が一瞬、流れの中に黒い影を見つけた。
この流れにコイ?
滝登りをする様な奴らだけに油断がならない。

ますます、不安に駆られたが、意を決してルアーを投じる。

引き続き、と言うか、これ1つしか持ってきていないので前回同様、ログタイトルのルアーである。


下の瀬で起きた、素晴らしい体験の続きを期待していただけに、最初の空振りにはガッカリした。
続く、2回目も特に反応無し。

これはジョイクロを使うのが難しいという話ではなくて、非常に自由度、幅があると捉えて欲しい話ですが、アタリメソッドとそうじゃないメソッドで大きく違いが出るルアーでもある。

既に、この辺を思考してジョイクロで何本か釣っている人は解ってもらえるかもしれない。
使い方を変えた途端に、凄い事になるという現実を見る事が出来る。

この時、私は思わず力んで巻いてしまっていた。
ロッドでコントロールするテンションドリフトに変更した。


2つ目の瀬

尻尾が踊る。
バイト直後のエラ洗いならぬ、尻尾洗いはジョイクロの醍醐味かもしれない。

尻尾だけなら凄かったんだけどなぁ

ブラックバスズキ系





途中で縮みました?

だが、明らかに一回り大きな個体が出た事で、緊張感が高まる。
繰り返し、打たず、一旦オフモードを作り入りなおした。

振り込んでルアーを瀬の上に送り込み、あとはロッドアクションで流芯から抜いてくる。

バイトを得るまでなら、のべ竿の方がやりやすいかもしれない
新しいなぁ、それ。

黒、単色に染まった風景に、夜明けを意味する白点が叩きつけられる。
ゐっぺゐさん談「ジョイクロの夜明け」が訪れようとしている。





アユを追ってお前もココまで来たのか、私も、と共にアユを求めた者として感慨深い。

この後、計3連発となる3回目のバイトで終了。
2つ目の瀬は70台までだった。



残るは1番上、1つ目の瀬・・・となる訳だが
ここは残念ながらノーバイト。

こんな希望的仮説で、今回の釣行を幕としたい。

まだ、ハイシーズンじゃない。
だからこそ、1番目にいるべき魚がいなかったのだ。

次の大潮こそが本当の勝負になると見ている。




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