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▼ ジョインテッドクロー’11~落ち鮎を求めて~
- ジャンル:日記/一般
- ((ジョイクロ釣行)シーバスをジョインテッドクローで釣った話)
ジョインテッドクローによるシーバスゲーム
これで釣れる魚を探すのも
ジョインテッドクローを使うと言う事なんだ。
1年前から頭の中にあった場所。
それはジョイクロを使い出してから、ずっと想っていた場所。
自分が考えうる、最高のジョイクロの舞台”ステージ”
この1年の経験と培った自信、その全てを
焦がれ続けた、僅か幅4mの瀬にぶつけて来た。
エピソード 2011_1027 その1
~追跡者達~
久しぶりにバスに乗った。
車が無い以上は公共交通機関に依存しなければならず
世界に誇るべき日本の鉄道網もカバーされていない。
なんと言うか、とても方向感覚を失う乗り物である。
ましてや、日が暮れては太陽の位置すら解らない。
街歩きにもコンパスは重要かもしれない。
バスをだいたいこの辺と言う勘で降りては見たものの、東西南北が解らずに途方にくれた。
そこへ正直な話、一抹の不安を思わず感じてしまう、杖をついた老人が歩いてきた。
だが、今後、誰かとすれ違う保障は何も無い。
私は意を決してシンプルな質問を投げかけた。
「すいません、恐れ入りますが、川はアッチですかね?コッチですかね?」
『カァーワ? あ、あ、あ・・・ コッチ。 カァーワ、コッチ 』
その震える指先の指し示す先で、あんな凄い事になるとはこの時は思いもしなかった。
清流の音
私は歩いた。
老人に礼を告げ、その場を後にし、指し示された方向へ、期待と、迷子の不安を抱えながら。
外灯も少なく、繁華街に住む人間の感覚ではその暗さが、やや物騒に感じてしまう町を進むと、やがてひとつの音が聞こえてきた。
最初はそれが水の音だとは解らなかったのだが、太く強い力が作り出す、岩と水の音色だと、直ぐに解る様になった。
1年間、焦がれた場所に立ちそれを眺める。
イメージと寸分狂わない、いや想像以上のジョイクロの舞台”ステージ”がそこにあった。
この期間にジョイクロを使い、培った物、得られた物、その全てをココに。
ジョインテッドクロー178ソルトカスタム(フローティング)を手に取ると、この1年間が感慨深い。
凄い事に
1投目で釣ると呪いがかかるジンクスの回避ルーティンをこなす。
その中で、なかなか重大な事に気がつく。
当然、これまでの経緯から、メソッドとしてフリードリフトから開始しようと思っていたのだが、アップで入れるとルアーがどこにあるのかサッパリ解らないと言う事だ。
まぁやってみるしかないと、ある種、開き直って投じる事にする。
そもそもとして、私は下手な方の部類に属する人間だ。
繊細な感覚も、手先の器用さも無く、キャストも一定以上の向上は見込めないようであるし、ボトムをジワジワやるような落ち着いた人間性も無い。
そんな奴でも、そういった私の興味が無い要素で向上せずとも
魚を探すと言った、立ち回りで成果を上げる事が出来るのではないか
そしてこれはあまり主張はしたくないが、その探し出した魚が、ジョイクロに異常反応する個体とイコールだった偶然によって、私のジョイクロゲームは支えられているし、
平岩氏の提唱する釣れる魚を探すと言う、ジョイクロの使い方とマッチした。
ここはジョイクロヘブン?
PE2号なのでフック限界のドラグ設定、そして何より最大ルアーウェイト90gのジグキャスターはジョイクロをぶら下げても、先端以外、ほとんど曲がらない。
これで、50cmくらいの魚が3m程度の距離でかかるとどうなるか?
カツオの伝統漁法一本釣りよろしく、一気にランディングとなる。
傾斜の効いたカーブの終点から流れ落ちる水、それを受ける3つの瀬
魚が上を向いているのと、上から落ちる事による場荒れを想定し、一番下の瀬から打って上がることにした。
とりあえず、投げる必要がないので、振り込んで流す。
どの辺を流れているのかまるで解らないが、流石の急流、あっという間に完全のダウンになる下流に流されていた。
今度は途中でラインを回収しながら琉芯から手前に抜いた・・・つもり。
「 本当に出た! 」
どんなにファクターを揃えてもそれは所詮、人間の事情。
だから、結果を手にするまではどこか、本当に自分は正しいのか?と言う不安が、釣り人には付きまとう。
オープン ザ ヘブンズドア。

置き竿OK? 異次元の世界
その扉は拍子抜けするほど簡単に開いた。
結局、ここから空振り無しでそれほど大きくはないサイズだが、5本連続でバイトを得る事に成功した。
中でも衝撃なのが2本目を取り込んだ直後の事だ。
魚に対応している間に、ルアーが手前の石に挟まっていた枝に引っかかってしまった。
無駄な動きで魚を散らしたくは無かったが、やむを得ず、水辺まで行き、手でルアーを外し、水へ投げ入れ、ロッドを拾おうと目を離した一瞬の出来事だった。
目の前の衝撃音と共に、足元を走っていくロッド。
かろうじてショアジギロッドならでは長いグリップエンドを掴む。
いつも取り回しが悪くて邪魔なんだけど、1年使って初めて知る恩恵。
キャストもせずに、リトリーブもせずに、ロッドすら持たずに釣れた新時代の夜明け。

どうしよう・・・
まだ上流には最高の瀬が2つも残っていると言うのに。
これで釣れる魚を探すのも
ジョインテッドクローを使うと言う事なんだ。
1年前から頭の中にあった場所。
それはジョイクロを使い出してから、ずっと想っていた場所。
自分が考えうる、最高のジョイクロの舞台”ステージ”
この1年の経験と培った自信、その全てを
焦がれ続けた、僅か幅4mの瀬にぶつけて来た。
エピソード 2011_1027 その1
~追跡者達~
久しぶりにバスに乗った。
車が無い以上は公共交通機関に依存しなければならず
世界に誇るべき日本の鉄道網もカバーされていない。
なんと言うか、とても方向感覚を失う乗り物である。
ましてや、日が暮れては太陽の位置すら解らない。
街歩きにもコンパスは重要かもしれない。
バスをだいたいこの辺と言う勘で降りては見たものの、東西南北が解らずに途方にくれた。
そこへ正直な話、一抹の不安を思わず感じてしまう、杖をついた老人が歩いてきた。
だが、今後、誰かとすれ違う保障は何も無い。
私は意を決してシンプルな質問を投げかけた。
「すいません、恐れ入りますが、川はアッチですかね?コッチですかね?」
『カァーワ? あ、あ、あ・・・ コッチ。 カァーワ、コッチ 』
その震える指先の指し示す先で、あんな凄い事になるとはこの時は思いもしなかった。
清流の音
私は歩いた。
老人に礼を告げ、その場を後にし、指し示された方向へ、期待と、迷子の不安を抱えながら。
外灯も少なく、繁華街に住む人間の感覚ではその暗さが、やや物騒に感じてしまう町を進むと、やがてひとつの音が聞こえてきた。
最初はそれが水の音だとは解らなかったのだが、太く強い力が作り出す、岩と水の音色だと、直ぐに解る様になった。
1年間、焦がれた場所に立ちそれを眺める。
イメージと寸分狂わない、いや想像以上のジョイクロの舞台”ステージ”がそこにあった。
この期間にジョイクロを使い、培った物、得られた物、その全てをココに。
ジョインテッドクロー178ソルトカスタム(フローティング)を手に取ると、この1年間が感慨深い。
凄い事に
1投目で釣ると呪いがかかるジンクスの回避ルーティンをこなす。
その中で、なかなか重大な事に気がつく。
当然、これまでの経緯から、メソッドとしてフリードリフトから開始しようと思っていたのだが、アップで入れるとルアーがどこにあるのかサッパリ解らないと言う事だ。
まぁやってみるしかないと、ある種、開き直って投じる事にする。
そもそもとして、私は下手な方の部類に属する人間だ。
繊細な感覚も、手先の器用さも無く、キャストも一定以上の向上は見込めないようであるし、ボトムをジワジワやるような落ち着いた人間性も無い。
そんな奴でも、そういった私の興味が無い要素で向上せずとも
魚を探すと言った、立ち回りで成果を上げる事が出来るのではないか
そしてこれはあまり主張はしたくないが、その探し出した魚が、ジョイクロに異常反応する個体とイコールだった偶然によって、私のジョイクロゲームは支えられているし、
平岩氏の提唱する釣れる魚を探すと言う、ジョイクロの使い方とマッチした。
ここはジョイクロヘブン?
PE2号なのでフック限界のドラグ設定、そして何より最大ルアーウェイト90gのジグキャスターはジョイクロをぶら下げても、先端以外、ほとんど曲がらない。
これで、50cmくらいの魚が3m程度の距離でかかるとどうなるか?
カツオの伝統漁法一本釣りよろしく、一気にランディングとなる。
傾斜の効いたカーブの終点から流れ落ちる水、それを受ける3つの瀬
魚が上を向いているのと、上から落ちる事による場荒れを想定し、一番下の瀬から打って上がることにした。
とりあえず、投げる必要がないので、振り込んで流す。
どの辺を流れているのかまるで解らないが、流石の急流、あっという間に完全のダウンになる下流に流されていた。
今度は途中でラインを回収しながら琉芯から手前に抜いた・・・つもり。
「 本当に出た! 」
どんなにファクターを揃えてもそれは所詮、人間の事情。
だから、結果を手にするまではどこか、本当に自分は正しいのか?と言う不安が、釣り人には付きまとう。
オープン ザ ヘブンズドア。

置き竿OK? 異次元の世界
その扉は拍子抜けするほど簡単に開いた。
結局、ここから空振り無しでそれほど大きくはないサイズだが、5本連続でバイトを得る事に成功した。
中でも衝撃なのが2本目を取り込んだ直後の事だ。
魚に対応している間に、ルアーが手前の石に挟まっていた枝に引っかかってしまった。
無駄な動きで魚を散らしたくは無かったが、やむを得ず、水辺まで行き、手でルアーを外し、水へ投げ入れ、ロッドを拾おうと目を離した一瞬の出来事だった。
目の前の衝撃音と共に、足元を走っていくロッド。
かろうじてショアジギロッドならでは長いグリップエンドを掴む。
いつも取り回しが悪くて邪魔なんだけど、1年使って初めて知る恩恵。
キャストもせずに、リトリーブもせずに、ロッドすら持たずに釣れた新時代の夜明け。

どうしよう・・・
まだ上流には最高の瀬が2つも残っていると言うのに。
文 スピあーず(メッセージはこちらから)
- 2011年10月29日
- コメント(3)
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