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▼ ジョインテッドクロー’11～落ち鮎を求めて～３

ジョインテッドクローによるシーバスゲーム

のじまたまぞう　の　せかい


ひたすらジョインテッドクローを置いて待ってみた。
ベストと思ったところで。

明らかに状況が良くない。
特にこれ以上、出来る事は特になかった。

人事尽くして天命を待つ、いや
果報は寝て待て・・・か。


エピソード　2011_1113

～共通項～

非常にがっかりした気分だ。
ジョイクロを振り回す事、20分。

30分でスパパっと打ち終わって帰るつもりも消し飛ぶ不調。

右肩上がりの予想線を期待してきたが、現実はそのラインを遥かに下回る場所に点を打たざるを得ない状況。

期待が大きすぎたのか、前回はゆめ、まぼろしか。

それでも、僕は帰らなかった。
いや、ただ帰りたくなかっただけなのかもしれない。

現実を受け入れられないだけで。


長靴

ここで話は前回に戻る。

公共交通機関の利用と装備の軽量化からスニーカースタイルで挑んだのが前回。

特に”かける”段階までは問題を感じなかったのだが、ロッドでスムーズに持ち上げる事が出来無そうなサイズが、かかったら・・・と言った、ランディング面を考慮すると、いささか心もとないと気づいた。

そこで今回は荷物が多くなってしまうが長靴を導入した。

2008年　グッドデザイン賞受賞賞品「らくらく長靴大地」

ゴム長に比べ、遥かに軽く、また巻いて収納できるので携帯性が極めて高いという特徴がある。

長靴を探している人には是非お薦めしたい。


この製品はこの日のゲームに、前回よりも２歩進めると言うイノベーションをもたらした。


急流に立つ

ドドドドドドッと音が鳴る瀬を目の前に気分は

たまぞうのせかい

ここで、ふと気がつく。
おや？いけそうなベストポイントにロッドが届きますね。

その流れの中に存在する岩の裏のヨレ
定番中のド定番がティップの先にあった。





この場合、こう呼ぶのが正しいか定かではないがタラシは50cmくらい
ヨレにジョイクロを突っ込んでみた。

ベストな場所に仕掛けがあるのだから、後は待った。
むしろ鮎がかかったら面白いかもしれない。

時折、ヨレから出ると一気に下へひったくられる。
それを戻し、また流れに飲み込まれようとしたその時だ。


加算。
水流の力に、それ以外の大きな力が加算される。

１＋１＝




こりゃ楽しい（゜∀゜）


ここから　はじまる　たまぞう　の　せかい。

流れの中にある石にここはどうかな、こっちはどうかなと
上流から一箇所づつ、そのヨレにジョイクロを入れてしばらく待つを繰り返す。

余りの面白さに時間を忘れ
2往復、途中オフを挟みつつ、僅か10数mの瀬を探り歩く事1時間。


流芯の横のヨレとかもありじゃないと、そのまま降りていく。
急流河川テクトロとも言える最後のひと流し。



帰りたくない

お祭りが、楽しい時間が終わって欲しくない

そんな終焉の寂しさにフィナーレを飾る、プレゼンターが訪れた。





また来よう。

落ち鮎を求めて。


文　スピあーず(メッセージはこちらから)




あれ？まだまだギンギラのが・・・

さぁ、これは何でしょう。
200ｍくらいこんなのがずっとビッシリあるんですよね。





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