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鬼アワセをくれてやった

  • ジャンル:釣行記


前日バラシたポイントへ

同じ潮時に同じ立ち位置。

頭の中のイメージはゆらぐことなく固まっていた。



シンペンをやや右にキャストし、右へ流れる潮に乗せて

ドリフトさせながらゆっくりとリトリーブ。

やつは本流のやや脇にステイして、弱ったベイトを待ち構えているに違いない。


着水点を少しづつずらしながら、やつのフィーディングエリアにルアーが入っていくよう丹念に探っていく。


予想通りしばらくはなんの反応もない。

来るとすれば、いったん潮目ができベイトがある程度一箇所にかたまった後、潮がゆるんでベイトが再び拡散していくタイミングだろう。



今や、その時はきた。

赤金色のピースリーをヨレの向こう側に放り込む。


しばらくテンションをかけながら潮になじませた後、おもむろにリールのハンドルを回し始める。




コクン

とゴミに当たったような感触

しかし、次の瞬間、竿先がグインと持って行かれた。

よし、来た!




鋭くしかし力強くアワセを2回くれてやる。

フックは交換済み。

ラインもPE1.2号にリーダーは4号。

システムも家でゆっくりと時間をかけ丹念に組んだ。

抜かりはない。


重い。妙に重い、

ランカー独特のエラ洗いせずひたすら底へ潜ろうとする挙動。

昨日は、バレる予感が一瞬頭をよぎった。

でも今日は違う。絶対に獲ってやるという気迫しかない。








だが


何かが違う。

重いのは重いのだが、引きに鋭さがない。

鈍い。鈍重な引き。



そして


足下に、白い腹を見せながら姿をあらわしたのは












ボラだ。





頭に、2本のフックがこれでもかというぐらいに突き刺さったボラだ。



しかも、たいして大きくもないボラだ。






もう、右も左もわからなくなった。

止まっているのか動いているのかもわからなくなった。





明日は、地元の祭りだ。

にぎやかな露天が立ち並び、大勢の家族連れやカップルで

賑わうことだろう。

そんなことを思いながら、ボラの頭から深く固く突き刺さったフックを

引っこ抜いた。




一瞬、ボラの「「イテッ」という声が聞こえた気がした。


 

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