プロフィール

山田直樹

石川県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2025/7 >>

1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

検索

:

タグ

タグは未登録です。

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:150
  • 昨日のアクセス:815
  • 総アクセス数:1313654

QRコード

水温とシーバス接岸の関係

  • ジャンル:日記/一般
北陸という地域は、初春(特に2~3月)にシーバスの釣果が安定しない特徴があります。

次の図は4月9日の列島の表面海水温度データです。

日本海側は全体的に暖流の影響に乏しく、海水温度がかなり低くなっておりますが、大平洋側は暖流の影響が顕著で海水温度の高い地域があります。
北陸はおよそ11℃とまだまだ低水温。
恐らく、初春のシーバスの釣果が不安定な理由のひとつとして、この水温が関係しているものと考えられます。

では、一体何度になると釣果が安定するのか?
ベイトの接岸や小地域のスポット的な諸事情等々ありますので、ハッキリと断言することなど不可能ですが、下の図を参考にすると。

例年だと4月下旬頃から釣果が安定し始めますので、その時期の水温は14℃となっています。(下の平成10年~25年平均対比グラフ参照)
ですから、水温があと3℃ほど上昇するとシーバスが一気に接岸すると思われます。

ちなみに、ここにデータを掲載していませんが、2月下旬から3月初旬にシーバスが釣れる富山湾は、射水市、富山市の一部沿岸部で13~15℃とやや高めとなっています。
同じ北陸でも水温が高い地域はシーバスが釣れ出すのは早いので、水温とシーバスの接岸とに関連がありそうですね。(ただし、ホタルイカと言う強力なベイトの存在も忘れてはならない)

最後の図です。

マルスズキはもとより、ヒラスズキや青物が年中釣れる、九州や四国、紀伊半島を見てください。
黒潮とは凄いもので、はや水温が18~20℃もあります。
羨ましい限りですね。

水温データからの推測となりますが、北陸では4月下旬から全体的にシーバスシーズンが開幕する予定です。
あと2週間の辛抱といったところですかね。

コメントを見る