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山田直樹

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真冬に肥えたスズキだけを狙う

  • ジャンル:釣行記
土曜日は友人との釣行でしたが、腹骨が浮き上がっているガリガリのアフターが3尾混じりました。
(ヒットルアーは125mmのフローティングミノー)

去年もこの時期にアフターが混じるようになってきたので、水温が高い&気温が高いとか、何だかんだ言っても産卵に入る季節感は昨年と同様のようです。

ただ、産卵後のスズキは大きいルアーへの反応が鈍いので、個人的な実積で語るなら外洋では10~12cmのルアーが良いと思います。
恐らく体力が回復していないために捕食しやすいベイトサイズを選別しているのでしょう。

反対にウエイトが乗ったトルクのある産卵前のスズキを狙うのであれば大きいルアーが有効となります。
アフターとプリとを釣り分けるには、単純にルアーサイズを変えてあげるのが簡単で効率的ですね。

金曜日はショアラインシャイナーSL17を使用しましたが、今釣行ではショアラインシャイナーZ LH 150F HDをセレクトしました。
理由は、前述した通りアフターを避けるため。
そして、続けてSL17を登板させるのも芸がないため。
ただそれだけです。



メソッドはキャスト後にロッドをやや立てながら、ひたすら超デッドスローリトリーブを継続します。
リーリングタイムが長く、やたらと疲れるスタイルなので、マイペースで続けると良いかと思います。
北陸の夜は、氷点下となり、その気温で同じ姿勢を取り続けますと肩こりや背中のこりが生じます。
なので、ストレッチ休憩を挟みつつ。なんてのがオススメです。



バイトが非常に多いのですが、フックポジションの関係やスズキの抱卵コンディションなんかも関係して、乗り切らずにイライラするのですが、そこは我慢で乗り切って下さい。

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我慢した暁には、獲った感が満載の喜びが沸騰します。

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フックはかなり強いので、しっかりとフッキングしてしまえば、少々波があっても安心してファイト出来ます。
フッキング強度に関しては、慣れてくるとガッチリ食い込んだフッキングか否かの判別が出来るので、刺さりが弱いと感じた際には、ロッドにスズキのウエイトを乗せながら、ドラグを締め込んでスズキのウエイトを強めに溜めて下さい。
これで自然と深く突き刺さりますから。

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サイズはそれほどでもありませんが、してやったり。のスズキです。


カラーチェンジして追加を狙います。
ショートバイトばかりでしたが、突如リーリングしている手が止まるアタックを拾いました。


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ファーストフィッシュよりサイズアップ。

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ロッドをグイグイ絞り込んだスズキはグッドサイズでした。

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LH(ランカーハント)に相応しいサイズだと思います。


キャッチは2尾でしたが、フックアウトも2尾おりますので、反応は上々です。
フッキングには、やや難があるかもしれませんが、なかり男前なルアーです。



ルアーのネーム通りアフター避けには、かなり効力を発揮しますので、丸々と肥えたスズキを追うアングラーの皆様にオススメのルアーとしてご紹介させて頂きます。

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