鱸はどこまで遡上する? 







瀬や堰の多さが遡上の大きな影響を与え、何も無ければどこまでも行くってのが今まで感じてること。

この河川に関しては大小様々な瀬、水深5cm、小さな滝のような落差があったりと遡上環境としては良いとは思えません。







釣り場とは関係ないけどこんな感じ。









そんな過酷？な地形








★地形の特徴

・岩盤地帯
・デイゲーム
・やや増水と濁り
・奥に本流
・手前に弱い流れ
・沈み根多数



超上流になると川底の沈み根が目立つようになる。

掛けた後のことも考えた立ち位置と通すコースが重要か。



ドラグはほぼ出さない。
ロッドはヤマガブランクスのアーリープラス86M。

リーダー20Lb、1.5ヒロ。










居るか居ないか分からない。
付きそうなストラクチャーや流れを通す。

濁りも絡み浅場に付いてるかもしれない。


小さい流れには反応なし。









問題はこっち。








奥の本流で掛けると沈み根に突っ込まれてしまう。

平ロッドまでは要らないとは思うけど、ココなら９ｆｔ台のロッドで張りのあるやつが使いやすそう。



思っても無いものは無いしどうしよ。。


立ち位置と流すコース、掛けた後は。。。




川を渡り岩の上に立ち、ライン角度を高く保つ。

それで短いロッドの分をカバーできる。










３投目くらいだったか、流れの切れ目まで良いコースに入った。

ガボッツ90Fはどんな巻き速度でも水面直下、引き波を出して巻ける。
だけどローリングアクションの軽い引き抵抗で流せる。






アップから沈み根の前を通すと。。。








バフォ！！！





水面爆発！！




予想通り根に入っていくけど強引にゴリ巻き！


そして無事、、、、キャッチ！！




やっぱフック伸びたね。









こんな場所でも鱸は居た！！



遡上記録を更新！！




 
ここで釣れるのならどこまで？？





人間が上限を決めているだけで、実は鱸からすると遡上の中間点かもしれませんね。

釣った地点の遥か先で鯔が居たのだから。




台風上陸の無い僅かな増水で超えてくる個体が居る事実。








高い崖を下り、川を渡り、山を登り、ジャンプして、バク宙して、藪漕ぎしてターザンのようにして辿り着く。




 
一般的な河川では味わえない景観での釣り。
 




一匹釣れば上、一匹釣ればまた上と、ダムを限界点とし永遠と続く。


好奇心のループっす。











綺麗で素晴らしい魚でした。












ヒットルアー:ガボッツ90F