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▼ 宮崎オオニベ探訪記 パート1
話は昨年12月にさかのぼる。
高知のアカメシーズンの最後をしっかり見届けて(爆)
兼ねてからの悪だくみを実行に移す。
深夜の高知沿岸を爆走して、たどり着いたのは・・・
宿毛港。
今回は名所・松田川は素通りして・・・
深夜にひとり、大分行のフェリーに乗り込む。
伊豆七島にいく東海汽船もそうなのだが、夜行船というのは何だか非常にワクワクする。
この予定もロクに考えずになんとなく行く、「行き当たりバッタリ」感がイイ感じなのだ。
平日の深夜ということもあって、船の乗客は自分ひとり。
広い客室に一人ぼっち・・・。
「28日後」とか「バイオハザード」の雰囲気を少し思い出す。
広々とした格納庫がこれまた・・・(笑)。
係員のみなさん。寒い中おつかれさまでした。
そんなこんなで対岸の大分に到着。
時刻は夜明け前。
いよいよ念願の九州上陸に浮かれる間もなく、一気に南下して今回の目的地の宮崎を目指す。
もちろんターゲットはオオニベ。
高知のアカメ同様、「いつかは・・・」と想いつづけてきた魚。
しかし12月からがハイシーズンのオオニベ。
サラリーマン時代には年末年始はカタログ準備とかフィッシングショー準備とか売り出しとか多忙すぎて、身動きが取れなかったため、じつは手が出せなかった領域。
年末年始の宮崎沿岸は地元・遠征問わずに多くのアングラーでごった返すくらいの人気ブリらしい。
夏に高知に来た遠征組のアングラーたちからもその面白さはよく耳にしていた。
夏は高知でアカメ・・・。
冬は宮崎でオオニベ・・・。
そんなアツいターゲットを自分の目で確かめるべく、車一台で乗り込むことになった・・・。
乗船中にグーグルマップでなんとなく目を付けたポイントに急行。
夜明け前ギリギリに到着。
この広大なフィールド。
「ここに立ちたかったんだ・・・」byマサッチ風
最近は魚が釣れる、釣れない以前にその場所に立つことで目的が達せられている感がある(笑)。
全国を回遊していると、その土地土地の雰囲気というか、空気感がそれぞれにあるのだが、
このただっ広い感じがまさに宮崎。
基本、サーフとか干潟とかフラットなシャローゲームが好きなだけにこんなフィールドは楽しくて仕方ない。
今回は相棒も思いっきり振り倒す予定。
ソウルクラッシュvsオオニベ
これ作っている最中に「いつかは・・・」と思いを馳せていた夢の対戦カード実現にワクワク。
リールは九州といえば尾長グレ(意味不明)。
その地に敬意を表して・・・
ひさびさの尾長モンスター投入。
4000番というサイズが本気度を物語っている(爆)
まぁ気合の割には・・・当然のごとく、最初のポイントはベイトっ気もなく、生命感もないままに終わる。
道行く散歩のおじちゃんとかおばちゃんが気軽に話しかけて来てくれるのも、すごくフランクな感じで気持ち良い。
途中途中で寄り道しながら、市内を目指す。
釣り場や釣り方の情報が皆無なまま来てしまったので、途中でポイント宮崎住吉店さんに寄り道。
店長の壬生さんにいろいろ教えていただく。
その節はお世話になりました。ありがとうございました。
今回は特にガイドもなく、一緒に釣りする人もいなかったので、ブラブラとひとりで宮崎サーフをラン&ガンしていく。
連日グーグルマップとナビをたよりにサーフを片っ端から見ていく。
何度もトライ&エラーをくりかえして、ちょこまかちょこまかと変な場所に潜り込んで・・・これはと思う場所にようやく到着。
こんな砂利と砂で急峻な地形はヒラとかヒラメの一級ポイント。
だったらオオニベも・・・
まぁ何か起きるとしたらこんな場所でしょうと、日も傾きかけた頃合いで
本格的にキャスト開始。
一通り探って反応がないので、最近マイブームのスプーンを取り出す。
D-3カスタムスプーン40g。
裏はハンマードなのがランダムなフラッシングを起こしてイイ感じ。
元来は北海道のサケとかで使うらしいけど、ジグ並に飛距離がでるので、サーフ戦のボックスにはいつも1,2個入れてある。
これを思いっきり遠投して、ボトムまで着底を確認してから、ゆっくりとユラユラリトリーブする。
ときおり、着底させて地形を確認しながら、丹念に探る。
そして陽も落ち、薄暗くなり始めたころソレはいきなり訪れた・・・。
ガ、ガッンッッ
という衝撃とともにいきなりひったくられる強烈なバイト!!
ズギャギャギャッッ
と無理やりにドラグを引き出されて、一気に加速していく。
ロッドをフルベンドで曲げて耐えるしかできない。
見る見るラインがスプールから水煙をあげながら減りつづけ、気付くと150m近くラインが持っていかれていた。
ここでデジャブがよみがえる。
いまから15年前、初めてミノウオを掛けたときのあの圧倒的な力の差を思い出す・・・。
しかしこのヒキはアカメではない。
何かわからないが得体のしれないモノと戦っている恐怖。
こんな時は・・・
・・・カチッ。
レバーをオフにして、逆転でラインを出してテンションを抜く。
対ミノウオ戦では魚の突進を止めるのに非常に有効なメソッドだ。
しかし。
シュルシュルシュル・・・。
テンションフリーにしてもその勢いはなかなかに衰えない。
初速が早すぎたのか、惰性で持っていくことさらに50m。
都合200m出されたところでその動きをようやく止めることができた。
下巻きがあるとはいえ、地形もよくわからない場所での200m以上の長距離戦は正直リスクがある。
徐々に暗くなっていく水面。
ここでロッドをさらに絞り込んで相手の出方を伺う。
ギリッ・・・ギリリ・・・。
ファイヤーラインとガイドがコスれて尋常じゃない緊迫したトーンを奏でる。
ロッドの曲りから推察するに20kg以上の物体・・・。
「・・・やばいなコレ。」
コチラが少し弱気になったのが伝わったのか、烈しく首を振って再び走り出す。
次の瞬間・・・
パアアッンッ
ド派手な音ともにテンションを失い、おもわず尻餅をつく。
スプールにラインがメリ込んでのラインブレイク・・・。
「何・・・いまの?」
かつて高知で何度もあじわったあの絶望感がふたたび蘇る。
すっかり日も暮れたサーフに放心状態でヘタリこむ。
宮崎には魔物がいる・・・。
パート2へ続く。
高知のアカメシーズンの最後をしっかり見届けて(爆)
兼ねてからの悪だくみを実行に移す。
深夜の高知沿岸を爆走して、たどり着いたのは・・・
宿毛港。
今回は名所・松田川は素通りして・・・
深夜にひとり、大分行のフェリーに乗り込む。
伊豆七島にいく東海汽船もそうなのだが、夜行船というのは何だか非常にワクワクする。
この予定もロクに考えずになんとなく行く、「行き当たりバッタリ」感がイイ感じなのだ。
平日の深夜ということもあって、船の乗客は自分ひとり。
広い客室に一人ぼっち・・・。
「28日後」とか「バイオハザード」の雰囲気を少し思い出す。
広々とした格納庫がこれまた・・・(笑)。
係員のみなさん。寒い中おつかれさまでした。
そんなこんなで対岸の大分に到着。
時刻は夜明け前。
いよいよ念願の九州上陸に浮かれる間もなく、一気に南下して今回の目的地の宮崎を目指す。
もちろんターゲットはオオニベ。
高知のアカメ同様、「いつかは・・・」と想いつづけてきた魚。
しかし12月からがハイシーズンのオオニベ。
サラリーマン時代には年末年始はカタログ準備とかフィッシングショー準備とか売り出しとか多忙すぎて、身動きが取れなかったため、じつは手が出せなかった領域。
年末年始の宮崎沿岸は地元・遠征問わずに多くのアングラーでごった返すくらいの人気ブリらしい。
夏に高知に来た遠征組のアングラーたちからもその面白さはよく耳にしていた。
夏は高知でアカメ・・・。
冬は宮崎でオオニベ・・・。
そんなアツいターゲットを自分の目で確かめるべく、車一台で乗り込むことになった・・・。
乗船中にグーグルマップでなんとなく目を付けたポイントに急行。
夜明け前ギリギリに到着。
この広大なフィールド。
「ここに立ちたかったんだ・・・」byマサッチ風
最近は魚が釣れる、釣れない以前にその場所に立つことで目的が達せられている感がある(笑)。
全国を回遊していると、その土地土地の雰囲気というか、空気感がそれぞれにあるのだが、
このただっ広い感じがまさに宮崎。
基本、サーフとか干潟とかフラットなシャローゲームが好きなだけにこんなフィールドは楽しくて仕方ない。
今回は相棒も思いっきり振り倒す予定。
ソウルクラッシュvsオオニベ
これ作っている最中に「いつかは・・・」と思いを馳せていた夢の対戦カード実現にワクワク。
リールは九州といえば尾長グレ(意味不明)。
その地に敬意を表して・・・
ひさびさの尾長モンスター投入。
4000番というサイズが本気度を物語っている(爆)
まぁ気合の割には・・・当然のごとく、最初のポイントはベイトっ気もなく、生命感もないままに終わる。
道行く散歩のおじちゃんとかおばちゃんが気軽に話しかけて来てくれるのも、すごくフランクな感じで気持ち良い。
途中途中で寄り道しながら、市内を目指す。
釣り場や釣り方の情報が皆無なまま来てしまったので、途中でポイント宮崎住吉店さんに寄り道。
店長の壬生さんにいろいろ教えていただく。
その節はお世話になりました。ありがとうございました。
今回は特にガイドもなく、一緒に釣りする人もいなかったので、ブラブラとひとりで宮崎サーフをラン&ガンしていく。
連日グーグルマップとナビをたよりにサーフを片っ端から見ていく。
何度もトライ&エラーをくりかえして、ちょこまかちょこまかと変な場所に潜り込んで・・・これはと思う場所にようやく到着。
こんな砂利と砂で急峻な地形はヒラとかヒラメの一級ポイント。
だったらオオニベも・・・
まぁ何か起きるとしたらこんな場所でしょうと、日も傾きかけた頃合いで
本格的にキャスト開始。
一通り探って反応がないので、最近マイブームのスプーンを取り出す。
D-3カスタムスプーン40g。
裏はハンマードなのがランダムなフラッシングを起こしてイイ感じ。
元来は北海道のサケとかで使うらしいけど、ジグ並に飛距離がでるので、サーフ戦のボックスにはいつも1,2個入れてある。
これを思いっきり遠投して、ボトムまで着底を確認してから、ゆっくりとユラユラリトリーブする。
ときおり、着底させて地形を確認しながら、丹念に探る。
そして陽も落ち、薄暗くなり始めたころソレはいきなり訪れた・・・。
ガ、ガッンッッ
という衝撃とともにいきなりひったくられる強烈なバイト!!
ズギャギャギャッッ
と無理やりにドラグを引き出されて、一気に加速していく。
ロッドをフルベンドで曲げて耐えるしかできない。
見る見るラインがスプールから水煙をあげながら減りつづけ、気付くと150m近くラインが持っていかれていた。
ここでデジャブがよみがえる。
いまから15年前、初めてミノウオを掛けたときのあの圧倒的な力の差を思い出す・・・。
しかしこのヒキはアカメではない。
何かわからないが得体のしれないモノと戦っている恐怖。
こんな時は・・・
・・・カチッ。
レバーをオフにして、逆転でラインを出してテンションを抜く。
対ミノウオ戦では魚の突進を止めるのに非常に有効なメソッドだ。
しかし。
シュルシュルシュル・・・。
テンションフリーにしてもその勢いはなかなかに衰えない。
初速が早すぎたのか、惰性で持っていくことさらに50m。
都合200m出されたところでその動きをようやく止めることができた。
下巻きがあるとはいえ、地形もよくわからない場所での200m以上の長距離戦は正直リスクがある。
徐々に暗くなっていく水面。
ここでロッドをさらに絞り込んで相手の出方を伺う。
ギリッ・・・ギリリ・・・。
ファイヤーラインとガイドがコスれて尋常じゃない緊迫したトーンを奏でる。
ロッドの曲りから推察するに20kg以上の物体・・・。
「・・・やばいなコレ。」
コチラが少し弱気になったのが伝わったのか、烈しく首を振って再び走り出す。
次の瞬間・・・
パアアッンッ
ド派手な音ともにテンションを失い、おもわず尻餅をつく。
スプールにラインがメリ込んでのラインブレイク・・・。
「何・・・いまの?」
かつて高知で何度もあじわったあの絶望感がふたたび蘇る。
すっかり日も暮れたサーフに放心状態でヘタリこむ。
宮崎には魔物がいる・・・。
パート2へ続く。
- 2015年1月7日
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