奥浜名湖が開幕し、連夜の釣行が続く。
結構な雨と大潮。
期待せずにはいられない。

仕事が終わり、奥浜名湖ポイントを見て回る。
流れが効いてるポイントを絞り入水。

何とも言えない強烈な爆風。しかも流れと完全に逆の風。やりにくいの極み。
しかし、この爆風が歓喜を呼ぶことになる。

はっきり言って、流れが効いてるのかわからない位の風だが、時折流れてくる桜の花びらが、それを教えてくれる。

しかし風が強い。流れのヨレを探すが目視やリーリングでは、ほぼわからない。

これでは、流れについてるシーバスは狙いにくい。

普段から判っている馬の瀬付近を探って行く。
2日前は、ここについていた。

ここは、浅いため基本シンペンかフローティングで攻める事が多いが、風の為フローティングでは話しにならん。

と、ポイントちょい後方に流れと逆風によって浪が軽く立っている場所を発見。
波の立ち方から、軽いブレークかストラクチャーが絡んでそうな動き。

あんなとこに、そんなのあったか？
強風の当たりかたによっては、水中がフラットであってもたまにそんな波は良くたつ。

暫く観察していると、同じところで浪がよれたり立ったり。
疑ったら攻めろ。ほんの僅かな変化を感じるかどうかで、かなり左右されるこの釣り。

風が強い。ブローウィン140をセット。
普段ここでは、浅いため使わないルアーだ。

この流れなら根掛かりも少ないだろうと予測。
数投するが、3投に2回の割合でこの時期の奥浜名湖名物トロロノリがリップに絡んでくる。
やりにくい。
イライラしてたら、狙ったピンで根掛かり。
やっぱりストラクチャーがあんのか。

と思ったとたんに、僅かな生命感。
魚か？
とりあえず鬼合わせ。
ずんずんずんずん。
トルクフルな魚信。
魚だ！
まぁまぁデカイ。
緩め設定のドラグがガンガンでる。
ロッドの性能を信じてドラグを締め、強引なファイトにでる。
手前でエラ洗い。
顔デカ！
ランカーを確信。
急に慎重になる。
そして、ネットイン！


ジャスト80
爆風のおかげで、捕れたシーバスだ。

60から70がアベレージの浜名湖では、貴重なサイズ。しかも、春先。
仲間内でも、シーバスは上がっているがサイズがのびてない。
春のルアーセレクトは、小さめをついセレクトしてしまう。ベイトが小さい為だ。

ここ浜名湖では、実は春先でもｻｲｽﾞのいいルアーでいいんじゃ？秋とは違う釣りになるんだろうけど。

この後、違うカラーのブローウィンでまぁまぁサイズ60位のを2匹かけるがバラシ。

まぁ、イイ。デカイの釣ったから。

最後にパシャリした、奥浜名湖今期初ランカー。



今日も遊んでくれた浜名湖に感謝！