style https://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) ja 悪い病気 https://www.fimosw.com/u/hide1209/gm7ysm4v3vtcku 2025-10-31T00:07:00+09:00 静岡の某河川は10月一杯まで渓流釣りができる。


日頃の感謝と労いを込めて、奥さまをとある温泉に連れていった。
日帰りでも良かったのだが、どうせならと七輪を持ち込み、隣接するロッジに泊まることにした。

思いの外、良い泉質でありながら平日もわりと空いていて、ゆっくり浸かり日頃の疲れを癒した。
夜は夫婦水入らずで七輪を囲む。

今年は豊漁だと報道されていたが、相変わらず秋刀魚の価格は安くない。
まぁたまにの事だ。
辛口の地酒でチビリとやりながら、秋のひとときを二人で楽しんだ。

酔いざましに、隣接する水量の少ない川を覗いてみる。
この川はニジマスのC&Rのある川だ。
何気にソワソワしながら床についた。

翌朝、二人で川べりをシゲシゲと眺めながら散歩していると、奥さまが魚の所へ行ってらっしゃいと。私はバスで街に出て図書館にでも行ってくるからと。

チェックアウトし、奥さまは1日に2本しかないバスに乗り込み街に向かって行った。
バスがその先のカーブを曲がるまで見送ると、ワタシは何となく罪悪感を感じつつ、何故か車に積んであるフライタックルを助手席に移し、逆方向の上流にハンドルを切った。

ネットで鑑札を購入し入川。
渓流というには、少しもの足らない渓相だ。
ニジマスは居るにはいたが、少ない水量で小さなプールに数匹かたまっていた。
毛鉤には、どうにも反応しなかった。
ポツリポツリと無邪気に出るのは、カワイイカワムツのみ。



(生き物というのは、なぜメスが優しい顔をしているのだろう?)

コレはこれで楽しいのだが。
こんなことなら上流域に行って、せめてチビアマゴにでも遊んでもらいたかった。
まぁワタシのような腕では、こんなものだろう。
10月に渓流を歩くのは何となく違和感はあるが、やはり山は気持ちがイイ。
貧果の極みながら、ぼちぼちと楽しめたのはよいのだが・・・
奥さまへの感謝と労いは、どこに行ってしまったのだろう。
悪い病気は、相変わらず治る気配はない。

帰宅後は、ご機嫌伺いは必至だ。
帰りに欲しがっていた化粧水でも買って帰ろうか。
いつかサウザーの様な食事をご馳走して差しあげようと思う。


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