style https://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) 肉体と精神のハザマ https://www.fimosw.com/u/hide1209/gm7ysm4hy2pgbt 2025-07-01T13:56:00+09:00
何かと足がもつれる事が多くなった。
渓流釣り師にとっては危険なゾーンに突入した。
恐ろしいジジイの伝染病。

赤いコスプレまであと5年。

鮎師は瀬に立てなくなったら引退というが、渓流は里川が増えてきたらソロソロかなと。
シーバスにいたっては、歴史も浅いのか聞いた事がない。

50も半ばになってくると、気持ちは釣り場に向くが、身体がストップをかけようとする。

精神と肉体のケンカ。

精神の勝利が決まると釣り場に向かうのだが、帰宅すると「それ見たことか」と肉体の逆襲が始まる。
ビール一杯で少しほぐれるのだが、一時間後には肉体の勝利が確定し、ほぼ廃人となりそのまま半強制的にベッドインとなる。


フィッシャーマンズハイ・・・・

発動されると6時間程川を釣り上がっても、その道中は微塵も疲れない。
一般人からみたらドーピングを疑われても仕方がない。

魚は相変わらず、遊んでくれる。









魚の顔を見たら、その状態はさらに強くなる。
ジジイにとっては、危険なテンション。
年齢に合った判断力は、常に帯同しておかなければならないが、少しぐらい欠点があったほうが人間らしくて良いじゃないか。

退渓して車に戻る。
温まった水を一気に流し込む。
疲れているだろう肉体に染み込むと同時に、約2時間程の帰路が、ゆっくりと重くのしかかる。このあたりから精神がディフェンスに回り始め、じわりとしたたかに衰退を始める。

今日も良い釣りだった
そしてやはり疲れた。
カラータイマーは既に点滅している。
ゆっくりと早く帰ろう。精神が参ってしまう前に。

オッサンの揺れる苦悩は果てしなく続く。


あぁ、何か白くてフワフワの美味しいものが食べたい。




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