アカメ釣りを通して感じた事

よ久しぶりの投稿です。

直向きにアカメを狙い続け、大きな目標を達成し、ここを1つの節目として、これまでを振り返り、アカメ釣りを通じて感じた事について書いてみました。


とにかく魚が釣りたくて始めはタックルやルアーなど、先輩方をとにかく真似た。
そうこうしている内に、1バイト、2バイトと反応を得ることは出来る。
だけど、それは偶然に近いもので後が続かない。

高知で釣りをしているとデイナイト問わず、様々な場所でアカメを見る事が出来る。
ふと思った。そうだ、向き合うべきは目の前の相手、アカメ自身だ。メディアを開けば情報に溢れる今の時代、それらは大きなヒントではあるが、答えではない。
最終的に答えは自分で見つけるしかない。そうで無ければ意味はない。

転機、昨年春、四国FS当日の朝、大先輩、から早朝に電話が…
駆けつけるとそこには120オーバーのアカメ。衝撃的だった。
夏の魚だと言う認識が吹き飛ばされた。

劇的な魚を目にして一気に火がついたその春は、毎晩のように釣り場に通い、試行錯誤を繰り返した。
その中で見つけた自分なりの攻略法。掴みかけた?
4月の暮れ、それを裏付けるようにキャッチした昨年唯一のメーターオーバー。
あの魚は自分の中で大きな転機になる魚だった。仮説を確信に変え、自信が芽生えた。

その後、体調を崩したりで、一時ナイトのアカメ釣りから遠ざかってしまう。
が、頭には常にこの釣りが。
沢山の遠征の方がいらっしゃって釣り場が賑わう夏場、ここは人と魚の数に翻弄されて今ひとつやりこむ事が出来なかった。
その代わり、活発に魚が動く時期だからこそ出来るデイゲーム。
こちらに的を絞って魚の動き、付き場。
そして、ルアーターゲットとしての性格。抗えないものを観察し、理解し攻略する術を身に付ける事が出来た。この時、主に相手をして貰ったのは50cm以下の小さなアカメ達。
タックルもそれに対応してライトに。愛おしいこれらの魚たちから得たものも本当に大きかった。

それから観察で得た経験を元に、勝負場所となる舞台を探すべくフィールド開拓に勤しんだ。
ホームである浦戸湾を知らず、どうやってそこで釣りをすると言うんだ。この小さな湾一つに広大なロマンが詰まっている。
マップを元に昼間の時間、水のある場所は全て!歩いて見て回る。
今、どの一画を写真に収めてもそれが何処だか言い当てられる自信があるほど。

そして迎えた今年、年明けから本格的に狙い始め、昨年培ってきた勘を取り戻していく。
1本、2本とキャッチする毎に確信に変わる。やってきた事が無駄ではなかった。今年キャッチしてきた多くのアカメがそれぞれ全く別の場所でキャッチしている。フィールドを踏破したからこそ得られる自分だけのポイントマップ。

そして、通い慣れた浦戸湾。
ベイトや季節の移り変わりでフィールドの雰囲気が変わるとそれはすぐに察知することができる。
日毎に変わるその状況に合わせて柔軟にポイントを変える。自分の目で見たものを疑う事はない。これだけフィールドを見てきたんだ。

釣行毎に確信に変わる。狙って獲ると言う実感。
そして、集大成とも言える釣果。
GWまでと定めた今シーズン目標の10本、それを飾ったのがダブルでキャッチしたメーターオーバー。感無量だった。

恵まれすぎているこの環境。
だからと言って簡単に釣れるわけでは無いのは言わずもがな。
偶然では出せない釣果。達成感。
でもそれ以上に、この釣りがただただ楽しい!

魅力溢れる魚はフィールド、そしてターゲットと向き合う楽しさを教えてくれた。
これはアカメだけが特別なものではなくて、どんな魚にも共通する事!

魚と遊ぶ。自然の中でそれらと向き合うルアーフィッシングの楽しみ方。アカメ釣りを通して得た感性は釣果以上に大きかった。

ルアーフィッシングは本当に楽しい!

どうかこの楽しさが、歓びが、たくさんの人に伝播すればいいなと思う。

長文失礼しました。

#アカメ #浦戸湾 #ルアーフィッシグ

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