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山鱸

日本海側、自分の住んでいる地域では冬の短い間スズキ達は姿を消し春の時期に再び姿を見せる。


その時自分は何をしていたか。


もちろんシーバスの顔が見たくて太平洋側にも行った。だけどそれだけじゃない。シーバスを初めて2年。その2年間の少ないデータとネットで見つかる情報をかき集めて1年間のシーバスの動きを予測していた。


そしてマイクロベイトに着いた魚ははある程度動きを捉えれていてハズしてはいなかった。


そして、もうそのパターンも終わりかけ次のパターンへと入っている。



自分の一番好きなシチュエーションでするシーバス。



「清流シーバス」



去年の自分であればまだ時期は早いと考え行っていなかったのだが、シーバスの移動する速さには目を見張るものがあり、比較的小規模なフィールドであればあっという間にガラッと違うエリアにまで移動していることも多いと思う。



そんなことを確かめるために満天の星空のなか獣が鳴く清流へ向かった。



昼間のうちに下見していて頭の中に蛇行した流れが岸にぶつかってできるヨレを思い浮かべながら出るならココだという位置でじっと待つ。



川の流れる音と動物の鳴き声が聞こえる暗闇の中で、まるで肺魚が呼吸しに上がってくる瞬間を待つハシビロコウのようにじっと待つ。


数分後、水面が弾ける音がする。

タイミングを見て流心から弾かれるようにルアーをターンさせる。


一投目

出ない



二投目

先ほどより少し下流でルアーが流れから抜けるように

出ない


三投目

一投目と同じように



ルアーがほぼ正面まで来た頃に


水が弾ける音とともにロッドが絞り込まれる。驚くほど力強いけどこれくらいじゃ力は負けない。

ロッドの復元力で一瞬で流芯から引き剥がして一気にランディング


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銀鱗の魚体は傷一つなく精悍な顔つきをした魚だった。写真におさめてしばらくするとまたゆっくりと暗闇に消えていった。







今年も始まった。


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