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対象魚

flows95LC

  • ジャンル:釣り具インプレ
数年前から気になっていたロッド、flows95LC。
現在は廃盤となっていますがラッキーにも入手することができました。
ブラックアロー93との比較もしながら書いてみます。



ルアーの大小を選ばない、抜群の飛距離と正確性。繊細なティップは、微妙な流れの変化を手元で捉え、より繊細なライン操作を際立てる。センシティブな打ち込み、数を増すキャスト、ルアーの送り込み…作業のストレスを全く感じない。確実なフックUP、軽快さと相反するトルクを持ち、激流を縦横無尽に走る獲物を制御し、驚く速さで寄せ上げる。
それがFlowsに求めたもの。全ては、リップルが生み出した唯一無二のブランクが可能とした。リップルブランク製作者が、魂を打ち込んだ傑作シリーズ。

■Flows95LC
より繊細に、より柔軟に…、そんなテクニカルなFlowsのコンセプトをそのままに、ロングキャストを主体とするゲーム用に設計。サーフや河口部など、遠距離での操作性と高感度にこだわり、単に飛ばすだけではなく、遠距離で魚を食わし、獲るためのモデルです。

・Lengh 9ft5nch
・Section 2pc
・Lure Max 32g
・Line Max PE1.5
・Action F
・Rod Weight 153g



持った感じは軽く、ハリがあります。
バランスは良好で先重りもありません。

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左がflows、右がブラックアロー93
ガイドが10個でほぼブラックアローと同等のバランスです。

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グリップレングスはflowsが2.5cm程長いです。
これによりキャストの引き込みと脇に挟んでのリーリングが快適です。グリップレングスの違いからリールシートからトップガイドまでの有効ブランクス長は1インチほどの差しかありません。


ほぼ同等の長さで、同じ32gMAX。自重も153gと155g。
ほぼ同スペックの両ロッドですが、調子や使用感がまるで違います。

まずflowsはハリが強いです。
しっかり引き手を意識してキャストする必要があります。力任せのキャストでは反発が強いのでミノーなどの飛行姿勢が乱れやすいです。私は力は込めずに遠心力でキャストするようにしたところ、安定しました。14g鉄板は苦もなく70m程飛んでいきます。この強いバットをしっかりしならせて振り抜くのは容易ではないと言えます。



50〜60cm程度のシーバスを3本ほど釣りましたが、曲がりが急に止まるようなこともなくハリがある割には素直です。弾くようなこともありませんでした。
特筆すべき点は魚が弱るのが早いです。この時期は引きが強いのですが、バットを曲げて余裕で足元まで寄せたときには腹を横にしてました。
ブラックアローは曲げ込んでじっくり取り込むタイプですが、flowsは説明文にもありますが早く寄せて取り込むといった感じでしょうか。
対大型にはブラックアローより適正があるかもしれません。メータークラスでもパワー負けはあり得ません。そのくらいの力強さを感じます。


感度は非常に良好です。ブラックアローはどちらかというと悪い部類なのですが、それほど感度を重視しない私にはどちらでもよいです。
シーバスロッドではかなり上位に位置する感度を所持していることは間違いなさそうです。



・まとめ
キャスト
間違いなく上級者向けです。ペンデュラムで投げる場合、しっかりした引き手と遠心力を利用するキャストを強く推奨します。
私はオーバーヘッドキャストをしないのでこちらに関しては不明です。

ファイト
適切な角度で曲げ込めばすいすい寄ってきます。かといって変に魚が飛んだりすることもありません。絶妙なパワーバランスなのか、非常に優秀です。
足元まで寄ったあとは、思い通りに誘導できます。ストラクチャーに突っ込むのに合わせて後出しでテンションを掛ければ意図した方向へ連れてくることが可能。ブラックアローの場合、突っ込むであろう方向に合わせて事前にベントを作っておかないと曲がり込む分だけ遅れが生じます。



・リップルフィッシャー購入を検討されている方へ

憧れや好奇心は検討材料から排除すべき。
用途と求める性能が確立されている必要がある。
なぜリップルフィッシャーが必要なのかを明らかにし、後悔のないロッド選びをされることを願っております。

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