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山田 大輔

千葉県

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小潮を、撃て!!

仕事から帰り、タイドグラフを見る。
目を疑う程の干満差…。


今日は小潮。
しかも、
長潮前の「ダルダル~」な潮回り。

今からの釣行では、下げても50cmくらいなものだろう。

流れが出ない事には、河川の釣りは厳しい…。


「今日はやーめた♪」



はい。
ちょっと待った。



確かに、流れが出ない河川の釣りは、
一見厳しく思えてしまいます。


しかし、小潮だからと言って
魚は断食していません。




いつもの釣りを変えればイイのです。



流れがなければ、ルアーを動かしてあげればイイ。





河川に到着。

「うん。流れてない」(笑)


15~20cmくらいの「イナっ子」が、
水面に沢山顔を出している。

とっても穏やかな夜。


やはり小潮だからか?

釣り人も居ない。






こんなマッタリした時、
私がやって行くのは、
「リアクション」の釣り。


そう。夜間でもリアクションは成立します。

しかし、リアクションと言っても
「一瞬だけ気を引くリアクション」
「不自然過ぎない不自然さ」

です。






やはり流れが無いために、魚の活性は高くは無い。


しかし、早い動きで魚の
「やる気スイッチ」
を、入れてあげます。


先ずはストラクチャー際を軽めのバイブレーションの縦ジャークで。

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先ずはクロダイ。


次はストラクチャー際にキャスト。
縦ジャーク。

そのままフォールし、ボトムをスローリトリーブ。


「こん!」



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小気味良いバイトが出た。
そして、丸飲み。
60オーバー。


魚は、着水からルアーを見ていたのだろう。
「ボケー」っと。


しかし、そのルアーが突然激しく動いて
一瞬「やる気スイッチ」が、入る。


そして、ロックオン。

ユックリ泳ぎだしたルアーに激しくバイト!!


っと、恐らく一連の流れはこんなイメージ。



しかし、この釣り方は同じ場所では何度も効かない為に、ランガンで探って行くのが良いでしょう。




次に狙うのは、
イナっ子の群れの側に着いている個体を狙う。


水深は深場で1.5m。
手前で30cm。

「イナっ子」は、水面~20cmに固まっている

狙い方は、
「イナっ子の下で、一匹だけ違う事をしているベイト」

を、演出します。


青物等の補食を見ていると、
「大口を開けて群れに突っ込む」
と、言うよりは

「群れから外れたベイト」から補食されている事が多々見受けられます。

集団行動している中で、一人だけ違う事をしていると、とても目立つ。


これは、人間社会でも、魚社会でも同じなようで、

「アウトロー」な奴は、狙われ易いようです。



そんな「アウトロー」なベイトを
バイブレーションで、演出します。



ただし、活性の低い時はルアーコントロールが重要。

なるべく「ベイトを驚かせない様に」
リトリーブしなくてはいけない。

かと言って、スロー過ぎても見切られてしまう。


「ベイトに当てないギリギリのハイスピード」

で、リトリーブします。


狙うレンジは水面から30cm。


使用するのは、BlueBlue《TRACY》
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浮かび上がりづらいTRACYで、一定のレンジを攻略する。


先ずは、15g。

良い感じで波動を出しながら「イナっ子」の真下をリトリーブする。



しかし、ノーバイト。


もしかしたらリトリーブスピードが遅いのかもしれない。

だが、TRACY15gで、スピードを上げると、今の状況では少し強すぎる様だ。


そうしたら、今度はTRACY25gの出番。

水深1m前後のシャローエリアでは、少し重たいのだが、
そこは、ロッドポジションと、
時折ジャークを入れる事により、修正する。

「引き抵抗が軽い」ので、この様なレンジコントロールも楽に出来る。


波動の違いも試してみたい。





一投目。
イナっ子にルアーを当てないようにリ
トリーブ。


流れも効いて、シーバスの活性の高い時には、「わざとイナっ子にルアーを当てて、暴れさせて、シーバスの活性を上げる」

と、いう技も有るのだが、
今日はやめた方が良さそうだ。


「イナっ子の真下」を「しれ~」っと泳がせる。

TRACY…今、お前はとても「アウトロー」だ。

そして
回収寸前に、軽くスピードを
落とす。




「ドン!」


正に目の前でバイト!!


恐らく、追尾してきた個体がたまらずにバイトしたのだろう。

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60オーバー 銀ピカの、元気なシーバス。

逆に流れが無いために、この様なバイブレーションの攻めかたが、冴えてくる。

しかし、流れの中でも勿論良いのだが、
止水時におけるTRACYの集魚力には
いつも驚かされる。



こんなベイトも居た。
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揺れるパターン…。(笑)



その後、とてもキツいストラクチャーに隠れていたトシナシをキャッチ。

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今日はこんな感じだが、

実は「小潮で、パターンがハマる」と、
こんなものではない。


入れ食いが続く事も珍しくはない。
大型が出るのも、実は…おっと(笑)

それは恐らく、魚が大きく移動しないからではないか?
と、思われる。


が、定かではない。(笑)



しかし、どんな潮廻りでも、必ず攻略法は有る。


タイドグラフだけで決めつけずに、
色々な潮廻りでも
色々なタイミングでも
釣りに出掛けてみては如何でしょうか!?



TACKLE

Rod:APIA《Foojin'R》BEST BOWER B83MX
http://www.spartas.jp/product/rod/foojin_r/
Reel:DAIWA RYOGA2020HL Line:PE2号+フロロ7号
Lure:BlueBlue《TRACY》15g 25g
http://www.tokyo-lureparadise.jp/out/outline.html

http://bluebluefishing.com/m/products_tr.html


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http://www.spartas.jp/

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http://bluebluefishing.com/m/




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