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▼ 渋いなりの組み立て
- ジャンル:釣行記
11月23日(水)
さすがにもう初冬という季節柄、一日の最低気温は10℃を下回るようになってきた。
夜間や明け方は特に、充分過ぎるほどの防寒対策を取って釣りをしたいものである。
また、湾奥はそろそろシーズンも終了か?
そんな声がポツリポツリ出てくるのも、今くらいの時期だったりする。
そんな中、この日の釣行は、夕方からの用事があったことから、久々の早起きしての朝方の下げを狙ったデイゲームとなった。
ところで、11月以降、ログなどに頂くコメントの中で多いのが、『この時期にデイゲーム?』といった内容だ。
それはお褒めの言葉として有り難く受け取っているのだが、実際のところは、この時期だからこそ明るい時間にチャンスがある、と私は考えている。
理由としては、潮が動かないから。
要は最干潮時でも最低100センチ程度の水位が残る分、時合い、、、正確に言うならば釣りが成立するだけの時間が長く取れるということである。確かに昼潮の初夏については潮がよく動く分、爆発力はあるのだが、あっと言う間に水位が下がってしまい、気がついたらオカッパリで攻められる範囲には水が無いこともしばしば。
それに、潮が動かないにしても、風向きは基本北向きとなるため、北から南に流れる東京湾東岸の河川については、流れを加速させて最低限の魚に口を使わせるだけの水流を生み出してくれる。
逆に言うならば、同じく潮の動かない夏のナイトゲームに関しては、流れと風が喧嘩してしまうので釣りづらい。
また、水が澄んでる分、アレコレ考えることなく、割りきってボトムだけを意識した釣りを展開できるという点も挙げられる。
とはいえ、11月も中旬を過ぎれば、日を追うごとにベイトの数が減っていき、水温も下がってくるので、そのことを考えると頑張って11月一杯が1つの目安といったところだろう。
また、前に書いたログの内容と重複するのだが、暑い時期のデイゲームと異なるのは定点の釣りになるということ。小魚の多い時期であれば、小さなスクールが餌を探してブレイク沿いに回遊しているイメージなのだが、この時期に関しては、産卵も近づいていて海の水に体を慣らしているのか、沖のストラクチャー添いにべったりと付いて近くを通る餌に反応するといった感じだろう。
その為に夏であれば、少ない数ルアー(場合によってはレンジバイブ一本で)ひたすらブレイクを撃つ釣りを行なうことが多いのだが、この時期ならば複数のルアーを持ち込み、魚に気に入って頂けれるよう、施行錯誤するのである。
とつらつら書いてみたが、実際に釣り場で行なうことは夏~秋のデーゲームと大きくは変わらない。
言いたかったのは、『毛嫌いせずに挑戦してみてください』ってことです。
さて、釣り場についたのは5時半過ぎ。
夜明け前、北風の強い川原は、まぁ冷えること
光量は少ないものの、体を温めるべく、最初からバイブレーションをチョイスする。
暗いうちは動きも強く、体高のあるTDサイレントバイブレーション(バス用)から。
最近はスリム系の引き抵抗の軽いバイブが流行っているのだが、フナ型のバイブだからこそ出来る仕事がある。キャストのアキュラシー性の問題や、流れで浮きやすいという弱点があるものの、低速粋でもしっかりとアクションするので、スローな誘いができるのである。
ざっと探るも反応はない。
明るくなってきてからは、各種バイブレーションをとっかえひっかえ、ローテーションする。
レンジバイブやブレードベイト各種、マールアミーゴ、ZXTバイブ(釣具屋のPB いい動きします)、リトルマックス…ボトムぎりぎりのレンジを探れるようあらゆるルアーを試してみるが、見事に反応がない。
水面を見回してみるものの、普段は手前で忙しく藻を食べているイナッコの群れも見当たらない。
今日は厳しいかもな…
半分諦めかけたタイミングで、シリテンバイブを手に取ってみる。
これでダメなら、大人しく帰りますか。
その2投目、斜め45度の角度ダウンクロスで、水流のヨレを切っていたところで
ゴン!
大したサイズじゃない。
でもこれは、貴重な1本だ。
丁寧にやりとりして上がってきたのは、60弱の魚。
2時間の試行錯誤のご褒美というか、とても綺麗な魚体だった。
その後に同じくシリテンバイブにて、もう1本追加
どの要素が魚に口を使わせたかは不明だが、他のルアーとは何か異なる要素があるのだろう。
レンジサーチの要素でローテーションの1画を担うこのルアーだが、ボディの素材から来る独特の波動がタフコンディションに利くのは本当なのだろうか?
ま、それは今後の宿題ということで。
坊主を覚悟した中での幸運な2本により、気分良く納竿となった。
本音は初冬の1発といきたいところだが、時間もないこの日、贅沢は言いっこなしで。
外出先に寄る前に釣具屋に寄ってみた。
本日の釣行で良く分かったのだが、魚のバイトレンジはボトムということ。
見る人が見れば分かると思いますが、特攻隊の4発
バイブレーションは『安い』ことも、性能の一つなのですから。
さすがにもう初冬という季節柄、一日の最低気温は10℃を下回るようになってきた。
夜間や明け方は特に、充分過ぎるほどの防寒対策を取って釣りをしたいものである。
また、湾奥はそろそろシーズンも終了か?
そんな声がポツリポツリ出てくるのも、今くらいの時期だったりする。
そんな中、この日の釣行は、夕方からの用事があったことから、久々の早起きしての朝方の下げを狙ったデイゲームとなった。
ところで、11月以降、ログなどに頂くコメントの中で多いのが、『この時期にデイゲーム?』といった内容だ。
それはお褒めの言葉として有り難く受け取っているのだが、実際のところは、この時期だからこそ明るい時間にチャンスがある、と私は考えている。
理由としては、潮が動かないから。
要は最干潮時でも最低100センチ程度の水位が残る分、時合い、、、正確に言うならば釣りが成立するだけの時間が長く取れるということである。確かに昼潮の初夏については潮がよく動く分、爆発力はあるのだが、あっと言う間に水位が下がってしまい、気がついたらオカッパリで攻められる範囲には水が無いこともしばしば。
それに、潮が動かないにしても、風向きは基本北向きとなるため、北から南に流れる東京湾東岸の河川については、流れを加速させて最低限の魚に口を使わせるだけの水流を生み出してくれる。
逆に言うならば、同じく潮の動かない夏のナイトゲームに関しては、流れと風が喧嘩してしまうので釣りづらい。
また、水が澄んでる分、アレコレ考えることなく、割りきってボトムだけを意識した釣りを展開できるという点も挙げられる。
とはいえ、11月も中旬を過ぎれば、日を追うごとにベイトの数が減っていき、水温も下がってくるので、そのことを考えると頑張って11月一杯が1つの目安といったところだろう。
また、前に書いたログの内容と重複するのだが、暑い時期のデイゲームと異なるのは定点の釣りになるということ。小魚の多い時期であれば、小さなスクールが餌を探してブレイク沿いに回遊しているイメージなのだが、この時期に関しては、産卵も近づいていて海の水に体を慣らしているのか、沖のストラクチャー添いにべったりと付いて近くを通る餌に反応するといった感じだろう。
その為に夏であれば、少ない数ルアー(場合によってはレンジバイブ一本で)ひたすらブレイクを撃つ釣りを行なうことが多いのだが、この時期ならば複数のルアーを持ち込み、魚に気に入って頂けれるよう、施行錯誤するのである。
とつらつら書いてみたが、実際に釣り場で行なうことは夏~秋のデーゲームと大きくは変わらない。
言いたかったのは、『毛嫌いせずに挑戦してみてください』ってことです。
さて、釣り場についたのは5時半過ぎ。
夜明け前、北風の強い川原は、まぁ冷えること
光量は少ないものの、体を温めるべく、最初からバイブレーションをチョイスする。
暗いうちは動きも強く、体高のあるTDサイレントバイブレーション(バス用)から。
最近はスリム系の引き抵抗の軽いバイブが流行っているのだが、フナ型のバイブだからこそ出来る仕事がある。キャストのアキュラシー性の問題や、流れで浮きやすいという弱点があるものの、低速粋でもしっかりとアクションするので、スローな誘いができるのである。
ざっと探るも反応はない。
明るくなってきてからは、各種バイブレーションをとっかえひっかえ、ローテーションする。
レンジバイブやブレードベイト各種、マールアミーゴ、ZXTバイブ(釣具屋のPB いい動きします)、リトルマックス…ボトムぎりぎりのレンジを探れるようあらゆるルアーを試してみるが、見事に反応がない。
水面を見回してみるものの、普段は手前で忙しく藻を食べているイナッコの群れも見当たらない。
今日は厳しいかもな…
半分諦めかけたタイミングで、シリテンバイブを手に取ってみる。
これでダメなら、大人しく帰りますか。
その2投目、斜め45度の角度ダウンクロスで、水流のヨレを切っていたところで
ゴン!
大したサイズじゃない。
でもこれは、貴重な1本だ。
丁寧にやりとりして上がってきたのは、60弱の魚。
2時間の試行錯誤のご褒美というか、とても綺麗な魚体だった。
その後に同じくシリテンバイブにて、もう1本追加
どの要素が魚に口を使わせたかは不明だが、他のルアーとは何か異なる要素があるのだろう。
レンジサーチの要素でローテーションの1画を担うこのルアーだが、ボディの素材から来る独特の波動がタフコンディションに利くのは本当なのだろうか?
ま、それは今後の宿題ということで。
坊主を覚悟した中での幸運な2本により、気分良く納竿となった。
本音は初冬の1発といきたいところだが、時間もないこの日、贅沢は言いっこなしで。
外出先に寄る前に釣具屋に寄ってみた。
本日の釣行で良く分かったのだが、魚のバイトレンジはボトムということ。
見る人が見れば分かると思いますが、特攻隊の4発
バイブレーションは『安い』ことも、性能の一つなのですから。
- 2011年11月24日
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