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▼ 雨後の湾奥調査
- ジャンル:釣行記
11月20日(日)
バケツをひっくり返したような雨とは良く言ったもので、昨日土曜の雨のようなことを言うのだろうか。久々のまとまった雨により、ポイント全体の事情はどう変わったか?この日は、その調査を兼ねての釣行となった。
釣り場へ行く途中の運河、七枝橋の上からの一枚
写真だと分かりにくいのだが、河川から多少の距離のあるこの場所においても、抹茶のような水色となっており、ところどころゴミが浮かんでいる。
雨も程度によって、魚が河川に入り込んだり、逃げたりするのだが、思った以上に強い濁りのこの状況を見ると、単純に河口が上向くことを楽観視している訳にもいかないかと。
保険となりうる港湾部のポイントを複数計算に入れつつ、ランガンのマトリクスを頭に描いてみる。
で、一旦は荒川に向けて走らせていた自転車を方向転換し、とある場所へ。
ここは昼は釣れない場所なのだが、潮が非常に濃く、少々の雨では濁りやゴミの影響を受けにくい。案の定、水色はいつもよりは幾分濁りが入っているものの、透明度の高い緑色といったところ。
河がダメならここかな?
護岸沿いにへばりついている、ヤドカリを見つけた。
釣りをしない人にとっては生命の少ないイメージの東京湾なのだが、実際にはこのような生物が数多く生息している。釣り人も増えてきた近年、釣り場の環境は大事にしたいものだ。
状況だけ観察した後に、まずは荒川の河口部へ。
夕方のマズメを挟むデイゲームからスタートした。
バイブレーションで流れを切っていくと
ゴツゴツゴツ…
障害物ではない、たまにビクッと動く、生命反応が。魚体に触れているのかな。
ほどなくしてマルタウグイがスレで引っ掛かってきた。
たまに、ズーン重たいアタリはコイ
潮位に合わせてルアーをとっかえひっかえしていると、こんな奴も。
さすがの大雨の後と言うか海に程近いこのエリアも、かなり淡水化しており、いる魚の種類がガラッと変わったようだ。
ただ、必ずシーバスはいるはず。
あの根回りに身を隠し、流下する小魚を狙っているに違いない。
そうこうしているうちに潮位が下がり鉄板バイブだと底を擦るようになってしまった。
レンジバイブに替えて、ややドリフトの抜きを意識して、アップへキャスト。
その作業を繰り返していくと
ゴン!
横走りせずに、首を降る感触…これはシーバスだ!
しかし、ポイントから引き剥がすためにバットに力を乗せた瞬間
ゴボゴボッ…
…!!
エラ洗いの勢いて無念のフックアウト。この時期の一本は貴重なのに。60無いくらいの魚だったが、獲りたかった一本だけに悔しさが込み上げる。
その後も各種バイブを撃ち込んでいくが、バイトは得られず、急な雷雨に見舞われて橋の下へ避難する。
時間的にももう少して、潮止まり。
流れが命である河川のバイブの釣りにおいて、粘ったところで条件的に有利にならないので、雨が止んだタイミングで昼見てきた港湾部へ移動した。
そして移動先。
潮的に干潮と言うこともあり、むき出しになったブレイクラインを素早くトップとシャローランナーにてチェックしていく。
強い塩水楔になってしまうと海水層からシーバスが出てこなくなり、非常に表層への反応は悪くなる。ただその程度がそれほどでもないのなら、適度な濁りは魚を浮かす効果がある。雨後の状況がどちらなのか探るためにも魚は上からの順に釣るべきなのである。
反応は早かった。
バチッ!
激しく下から突き上げる衝撃でジャイアントドッグX が岸の上に放り出されてしまう。
恐らく40センチ程度の小型の群れが入っており魚はやる気満タンなのだが、いかんせん一番乗りにくいサイズ。
ボコボコ誤爆は出るのだが、なかなかフッキングしてくれない。
そしてやっと乗ったと思ったらこのサイズ。
35センチ程度のセイゴ
この後もトップにて押し通したこの日だったが、結果的には一本掛けてバラしたところで納竿とした。
2つの異なる性質のポイントを回ってみたこの日だが、印象としてはアベレージサイズの50センチ程度の魚が極端に減ったかなと。
ただ、狙い方とターゲットの設定次第ではまだまだ遊べるのが湾奥の今と言いますか。その相手がセイゴなのか一発のレコードフィッシュなのかは、普段の行い次第かな。
11月が終わったら、今のポイントや釣り方をガラッと変えてみるつもりだが、とりあえず月内は自分の強いルアーでの早い釣りを押し通すつもりである。
バケツをひっくり返したような雨とは良く言ったもので、昨日土曜の雨のようなことを言うのだろうか。久々のまとまった雨により、ポイント全体の事情はどう変わったか?この日は、その調査を兼ねての釣行となった。
釣り場へ行く途中の運河、七枝橋の上からの一枚
写真だと分かりにくいのだが、河川から多少の距離のあるこの場所においても、抹茶のような水色となっており、ところどころゴミが浮かんでいる。
雨も程度によって、魚が河川に入り込んだり、逃げたりするのだが、思った以上に強い濁りのこの状況を見ると、単純に河口が上向くことを楽観視している訳にもいかないかと。
保険となりうる港湾部のポイントを複数計算に入れつつ、ランガンのマトリクスを頭に描いてみる。
で、一旦は荒川に向けて走らせていた自転車を方向転換し、とある場所へ。
ここは昼は釣れない場所なのだが、潮が非常に濃く、少々の雨では濁りやゴミの影響を受けにくい。案の定、水色はいつもよりは幾分濁りが入っているものの、透明度の高い緑色といったところ。
河がダメならここかな?
護岸沿いにへばりついている、ヤドカリを見つけた。
釣りをしない人にとっては生命の少ないイメージの東京湾なのだが、実際にはこのような生物が数多く生息している。釣り人も増えてきた近年、釣り場の環境は大事にしたいものだ。
状況だけ観察した後に、まずは荒川の河口部へ。
夕方のマズメを挟むデイゲームからスタートした。
バイブレーションで流れを切っていくと
ゴツゴツゴツ…
障害物ではない、たまにビクッと動く、生命反応が。魚体に触れているのかな。
ほどなくしてマルタウグイがスレで引っ掛かってきた。
たまに、ズーン重たいアタリはコイ
潮位に合わせてルアーをとっかえひっかえしていると、こんな奴も。
さすがの大雨の後と言うか海に程近いこのエリアも、かなり淡水化しており、いる魚の種類がガラッと変わったようだ。
ただ、必ずシーバスはいるはず。
あの根回りに身を隠し、流下する小魚を狙っているに違いない。
そうこうしているうちに潮位が下がり鉄板バイブだと底を擦るようになってしまった。
レンジバイブに替えて、ややドリフトの抜きを意識して、アップへキャスト。
その作業を繰り返していくと
ゴン!
横走りせずに、首を降る感触…これはシーバスだ!
しかし、ポイントから引き剥がすためにバットに力を乗せた瞬間
ゴボゴボッ…
…!!
エラ洗いの勢いて無念のフックアウト。この時期の一本は貴重なのに。60無いくらいの魚だったが、獲りたかった一本だけに悔しさが込み上げる。
その後も各種バイブを撃ち込んでいくが、バイトは得られず、急な雷雨に見舞われて橋の下へ避難する。
時間的にももう少して、潮止まり。
流れが命である河川のバイブの釣りにおいて、粘ったところで条件的に有利にならないので、雨が止んだタイミングで昼見てきた港湾部へ移動した。
そして移動先。
潮的に干潮と言うこともあり、むき出しになったブレイクラインを素早くトップとシャローランナーにてチェックしていく。
強い塩水楔になってしまうと海水層からシーバスが出てこなくなり、非常に表層への反応は悪くなる。ただその程度がそれほどでもないのなら、適度な濁りは魚を浮かす効果がある。雨後の状況がどちらなのか探るためにも魚は上からの順に釣るべきなのである。
反応は早かった。
バチッ!
激しく下から突き上げる衝撃でジャイアントドッグX が岸の上に放り出されてしまう。
恐らく40センチ程度の小型の群れが入っており魚はやる気満タンなのだが、いかんせん一番乗りにくいサイズ。
ボコボコ誤爆は出るのだが、なかなかフッキングしてくれない。
そしてやっと乗ったと思ったらこのサイズ。
35センチ程度のセイゴ
この後もトップにて押し通したこの日だったが、結果的には一本掛けてバラしたところで納竿とした。
2つの異なる性質のポイントを回ってみたこの日だが、印象としてはアベレージサイズの50センチ程度の魚が極端に減ったかなと。
ただ、狙い方とターゲットの設定次第ではまだまだ遊べるのが湾奥の今と言いますか。その相手がセイゴなのか一発のレコードフィッシュなのかは、普段の行い次第かな。
11月が終わったら、今のポイントや釣り方をガラッと変えてみるつもりだが、とりあえず月内は自分の強いルアーでの早い釣りを押し通すつもりである。
- 2011年11月22日
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毎回勉強になります!
ハロクラインと濁りの見極めで上から探る・・・なるほどなぁ、と。
僕なんか毎回アホ見たいに上からしか(いや、最近は上だけしかw)やってないので、これからの釣行に良いヒントを頂きました。
長月