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ルアーインプレ)華麗なる名脇役達 ~その2

第1回に引き続き、ルアーボックスのスーパーサブを紹介させて頂く、このログのシリーズ。

今回は、普段ログをご覧になって頂いている方にはお馴染みの、あの名作について取り上げたいと思います。




~第2回 テリージャーク63S~

※脇役と言うにはあまりに有名すぎるルアーなのかもしれませんが、他の方が使用しているのをあまり見たことがないため。




名門、スカジットデザインズにて開発されたロングビルミノーで、元々は本流の深みに潜むビッグトラウト用のミノーです。

元々がトラウト用ということで非常に横からの流れに強く、安定したローリングアクションにて2m~のレンジを泳ぎます。この手のロングビルミノーに関しては、飛距離に問題のあるものが多いのですが、この独特の、ボディに平行に取り付けられたカップ状のリップは空気抵抗になりにくく、また、このサイズには破格の9gという重量があるため、意外に飛ぶのが特徴で、シーバスに食わせるための最低限の引きしろは確保できているというのが個人的な印象です。

また、リップが厚く、ボディもしっかりした作りなので、多少のストラクチャーとのコンタクトにも耐えうる耐久性を兼ね揃えたルアーであるといえます。

個人的に一番評価している点は取り付け可能なフックの大きさ。通常6cm クラスの小型のミノーには8番以下のフックが適合サイズとなることが多いのですが、これは6番まで可能で、大型のシーバスやチヌとも戦うことが可能です。


で、使い方なのですが、その名前の通り、平打ちさせてこそ、その真価を発揮するジャークベイトだと考えております。もちろんただ巻きでも釣れます。


『このルアーだからこそ』といいうステージは テクトロ+ジャーク 

@2010年3月


@2011年4月



これらは、釣りにくいとされる早春の隅田川の真っ昼間に、ジャークで仕留めた魚です。



もしくは、ボトムのコンタクトによるヒラウチ(クランキングメソッド)等でしょう。

@2011年10月


チヌも!
@2011年9月




特にシャローでのボトムコンタクトメソッドは、秋のシャローを回遊するシーバスには効果抜群で、寝坊して朝の時合いを逃してもバイブレーションで取れないボトムにへばりついた魚を拾っていくことができる強力な武器となります。



このルアーの欠点は、あまり売っていないこと。

ロングビルミノーは、使い方を理解していなければ結果の出にくいカテゴリーになるため、一般受けしにくいのでしょう。

写真の3品も、先代が全て10月末、牡蠣柄につかまって殉職してしまったので買い足したものですが、いずれも中古品での購入です。

タックルベリーでは、使い方が分からないのか、数回しか使われてないまま売りに出された綺麗な状態で、売られていることが多いです

寂しそうに棚に掛けられているところを見掛けたら、お手に取ってやって頂ければ幸いです。




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