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約束の30分

3月20日(火)

時間が経つのは早いもので、気が付けば3月も下旬。

期末にて繁忙を極める業務とは別に、いよいよ釣りも忙しくなってくる季節である。

というのも、この3月の中~下旬とは潮周りも昼に大きく潮の動く、春潮へ変化するとともに今年の冬に孵化した小魚の多くが沿岸に寄ってくることによって、湾奥でも明るい時間でも十分に釣果を見込める季節となるからだ。

2月から1本を釣るために行ってきた、バチの抜ける一瞬の時合を読む釣りや、捕食の1点への繊細なアプローチで攻めるアミの釣り、1発のバイトを獲るためにボトムを引き続ける釣り…等々、実に苦しかった厳寒期からの明るい展望が見えてくるのも、凡そこのくらいの時期だったりもする。

そして、季節の移り変わりは今年も裏切ることはなく、今年初のデイゲームとなった先週末の釣行では、2本のフッコが竿をしならせてくれた。





まず、1発








これでとりあえず、小さいながらも無事にリミットメイク。





とはいえ、状況は決して楽観出来ない。

というのも、春の陽気につい忘れがちになるのだが、水温に関しては年間を通しても最も低い時期なのであり、決して高水温期のように積極的に餌を追ってくれないからである。

シーズン走りの時期には走りなりの戦略が存在するわけで、その点に関してはアミに着いた魚を獲っていくプロセスと同じく、レンジ、トレースコース、アクション等々の多数の組み合わせにて、点となるバイトポイントを通していくことには変わりない。


そして、この前々日の釣行に関してはソコリの潮位が100㎝程度であったことがキモであり、だからこそヒットルアーがシリテンバイブとレンジバイブだったのだ。







仕事の疲れの取れないまま起床…

少し重たい体を引きずりつつ、ポイントへと自転車を走らせる。



狙いの場所は迷うところなのだけれども、前日お会いしたおーじろうさんの話から推測するに、塩分濃度によって群れの質にバラツキがあるようで、その日は雨後であったこと…でもこの日は雨から数日の晴れが続いていたことが一つのポイントか。

仮に、チャンスとなる時間の読みを外した場合、次のチャンスタイムは河の水が混ざり濁りの入るソコリ近い時間であり、この日の最低潮位は約60㎝。

前々日のヒットルアーがレンジバイブであるのならば、使うルアーに迷いはないのである。






延々と続く、ブレイクラインをまずはシリテンバイブと、フォローでブレードを入れながら、サーチしていく。

数日の晴天の影響は思った以上で、偏光を通して見る水色は思った以上に透明度が高い。



コレだと余計に魚の補食範囲は狭くなるな…


予想通りに状況は良くなく、バイトを得られないまま、河川の濁りの入ってくるタイミングを待ちながら、辛抱強くそして丁寧に作業を繰り替えしていく。





めぼしいポイントを撃ちながら、移動を繰り返していくと、ブレードベイトのジャークアップで


ズズン!!


重い引きにレオザがバットまで引き込まれるも、リフトしようと力をかけたタイミングで抜けてしまう。



うわ~ orz


 

でもこの場所は、力を抜けば糸が切れてしまう。
だからこそ、ラインブレイクさせないための、バラし。



悔やむことはない。

この魚には、その二者択一しか残されていなかったんだから。





自分に言い聞かせながら、丁寧に同じ作業を繰り返していく。




そうこうしているうちにソコリ近くなり、水色が変わってきた。

事前に考えていた以上に塩分濃度が濃くなっている状況であれば、このくらいのタイミングからが釣るに都合が良いはず。でも、釣るために必要な流れが保たれるタイミングはせいぜい今から30分程度。


レンジバイブ70ESから、キックビート70、15gへと持ち替えた。


捕食の定点となるであろうその場所を、ダウン気味のスローなドリフトにて通していく…






ゴン!!
 



(※撮影用に一部フックを外しています)


やはり、この30分はキックビートの時間か。

もはやこれまでか、と思われた土壇場のタイミングで良型を獲ることが出来、ここで納竿とした。






ブレイクラインを釣るうえで、その時期・そのタイミングの各条件によって魚がどの位置にて捕食を行うかを想像することは非常に重要であるのだが、状況がシビアであればあるほどに壁を利用できる時間を長く取ることが出来るように、その角度を舐めるように引いてくることが肝心になる。

逆に言うならば、状況が良いのであれば手返しを重視して、浮かして取っていくことが効率化につながるのであり、それが私のハイシーズンのトップとシャローランナーを駆使した釣りとなる。


さて、その角度に合わせて引いてくるためには、潮位によって、深度の異なるルアーを用いていくことが必要なのであり、ミノーであればリップレスミノー~ロングビルミノーとなるのだが、コレはバイブレーションでも全く同じなのである。

ログにて散々に書いたのだけれども、同じ重さで同じ強さの水を当てた場合でも、水の受け方によって、レンジは全く異なっている。




この写真はここ最近、私がデイゲームで多用する、15gクラス前後のウエイトのバイブレーション。

(本当は、コレにジェッタープラスを入れたいのだけれども、全て海の藻屑になってしまいました orz)

これに合わせて状況次第で、ブレードと10g~28gまでのバイブを使っていくのだが、15gクラスのバイブが、シャローを釣る際には最も出番が多いことは言うまでもない。



写真の通り、キックビートの位置づけとしては、レンジバイブより浅く、コウメ70より深い。


よって、レンジバイブではブレイクのエッジに捕まってしまうが、コウメではブレイクから浮いてしまうタイミングの潮位にて、その間を埋める存在として位置づけられる。

もっと言うならば、その潮位のタイミングが時合である場所なのであれば、尚更に都合が良い。




レンジサーチとはシーバスフィッシングでの基本であり、奥義の一つ。



『バイブレーションはコレさえあれば大丈夫』



たまにそう語る人がいる。



確かにバイブレーションが使えるのは、その1つしかない時もあるのだけれども、その発言の理由の1つは、釣りを知らないからだ。

だって、ハチマルとビーフリでは全く違うでしょ。



これに加えて、アクションの質も異なっているのも1つのアクセントになるだけれども、その話は後日のログにて書いていきましょう。

あくまでもルアーローテは1つの例であって、皆さんのタックルボックスは各々異なっているはず。

でもきっと、今までになかったレンジやアクションを埋めてくれる1つの武器になることには間違いないはずなのである。









★niyake




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LONGIN HP: http://longin.jp/top.html




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