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▼ バチの読み違いと その軌道修正?
- ジャンル:凄腕参戦記
2月25日(土)
朝のうちに家の前の隅田川を見ておいた限りは、残念ながら、少なからず雨の影響は見て取れて …
さて、どうしようか?

写真では分かりにくいのだけれども、細かいゴミの粒子が浮かびながらゆっくりと移動しており、これ以上雨が降れば隅田川は底のヘドロが舞い上がり死の河となってしまう。そこまではいかないにしても、そのギリギリのラインでバランスを取っている状況が、今なのか。
普段のこの時期であれば本来は緑色の澄んだ水色で、それが塩分濃度の高い証拠であり、教科書通りのバチの釣りを楽しむためには、必須条件であることは言うまでもない。
要素としては逆になるのだが、例えばバチ抜けを意識した釣りにしても夏のデーゲームにしても、塩分濃度が一つのキーになる釣りにおいては、この事前の状況把握が自分の釣りの組み立てにおいて、重要な判断基準となる。
自分は、決して釣り場でのテクニックどうこうで勝負するタイプではないことは、100も承知している。
だからこそ、100%有利な状況を自分で作り上げることが、釣果を左右する要素であり、また、その組み立て作業が堪らなく楽しいのである。
釣り場の選択として、この日のテーマは、釣り易さを無視してでも、とにかくバチの抜け易い場所。こういった多少の底荒れを起こしていることが予想される状況においては、得てして泥底よりもハードボトムの方がバチは抜けやすいのである。
下げが進むにつれて流れの中の淀みにバチが溜まり、それを流れの壁の中で捕食するのが一般的なバチパターンなのだが、バチの量が少ないのであれば、その流れの中にバチが混ざらず、方程式は成立しないはず。
それであれば、抜けやすい場所で、抜け始めの短いタイミングを狙い撃つという算段だ。
…
釣り場に着いてから、日が暮れたタイミングで、足元を照らすと
ニョロリン
ゴミだらけのドブのような臭気の中、若干別の釣りにシフトしようかと考えていたところだったが、その1本を見て自分の釣り場選びが確信に変わる。
あとは流が出来るタイミングで、この岩の中のバチが流れ出せば、方程式は成立する。上流からのバチの流れはあまり期待は出来ないので、その時間は約1時間あるかないか。時間が経つにつれて、たまに起こるライズに熱くなる気持ちをググッと押さえて、食うべき定点を通し続ける。
しかし、時間が経つにつれて、抜けるバチの量も増えてきて、ライズも散発するが、一向に釣れる気配はなく、あれ、どうしたモンかな?
ふと、淀みに目を移してみると
…!!

これは完全に読み違い。
抜けにくいと思っていたはずが、雨も底荒れもなんのその。
一番ハマってはいけない状況であり、こうなってしまうと、壁に対する補食の定点もクソもなく、単なる確率論の話になってしまう。
そこら中でライズしている魚に熱くなる自分をぐっと押さえて、この場は見切ることとした。
…
雨だなんだと無駄なことを考え過ぎてしまったのだけれども結局のところ、ゴカイ達の逞しさに舌を巻きながら、もう一度自分の釣りを組み立て直してみる。
普通に抜けているのであれば、通常のバチの釣りにシフトするのだけれども、問題はその時間がほとんど残されていないということだ。そもそも今日は、この釣り場から動くつもりはなかったので、もはや時間的にはいずれの場所でも美味しい時合は過ぎている。
考え方としては逆で、バチが抜け易い場所ではないものの、流れの滞留する場所で一時的に足止めされている魚を拾うこととした。
そして、移動先。
釣り場に入れてもらうため、挨拶がてら、声をかけてみると
あれ?おーじろうさんですか? 笑
今思うと、お互いに帽子にマフラーと顔が見えない状況で良く分かったものだと思うのだけれども、まさかの半年ぶりの再開。
この人がいらっしゃるのであれば、間違いではないだろうと思いながら、話を聞くと、移動してきたばかりだが仲間が2本ほど水揚げされていたとのこと。
時間的には、少し厳しそうだけれども、隣で撃たせてもらうことに。
各種ルアーを交換しつつ、流れの壁となるラインを通していく。
立ち位置的にはダウン気味で水を受けすぎてしまうので、ルアーの角度をコントロールしながら、場所よってはストップを入れてフォールさせつつ…
コン!

軽く叩くようなバイトを乗せてみると、50㎝弱のシーバス。
意外に太く引きも強かったのだけれども、産卵していない個体だろうか。
※ランディングありがとうございました。
しかし予想はしていたものの、この後直ぐに流れの向きが変わってしまい、時合は終わってしまったので、納竿とした。
おーじろさんのご紹介で、hiroさん、naohさんに挨拶させて頂いた後、自分は元来た道を帰りつつ気になるポイントを見て廻るも、ライズもない様子だったので竿は出さず帰宅した。
皆様、次は明るい時間帯にお会いできればと思いますので、よろしくお願いします♪
(顔、全く見えてないと思いますしw)
最後になりますが、今回のシンペンのフォールについて。
これは5月以降に増えるトリッキーバチの際にも有効な釣り方なのだけれども、バチの泳層が固まっている際に、その下で捕食をするシーバスにいち早くアピールできる有効な手段。
青物やシーバスがイワシに攻撃している際に、失神したイワシを下から食いあげる魚にはフォールが有効であることは有名であるが、原理としてはそれと同じ。ベイトボールの下に魚が待ち受けているのであれば、自分の目の前に降ってきた餌に飛びつくことは、どんなベイトでも共通だし、何よりも目立たせることが出来る。
ゆっくり引くだけが、バチの釣りではないのである。
朝のうちに家の前の隅田川を見ておいた限りは、残念ながら、少なからず雨の影響は見て取れて …
さて、どうしようか?

写真では分かりにくいのだけれども、細かいゴミの粒子が浮かびながらゆっくりと移動しており、これ以上雨が降れば隅田川は底のヘドロが舞い上がり死の河となってしまう。そこまではいかないにしても、そのギリギリのラインでバランスを取っている状況が、今なのか。
普段のこの時期であれば本来は緑色の澄んだ水色で、それが塩分濃度の高い証拠であり、教科書通りのバチの釣りを楽しむためには、必須条件であることは言うまでもない。
要素としては逆になるのだが、例えばバチ抜けを意識した釣りにしても夏のデーゲームにしても、塩分濃度が一つのキーになる釣りにおいては、この事前の状況把握が自分の釣りの組み立てにおいて、重要な判断基準となる。
自分は、決して釣り場でのテクニックどうこうで勝負するタイプではないことは、100も承知している。
だからこそ、100%有利な状況を自分で作り上げることが、釣果を左右する要素であり、また、その組み立て作業が堪らなく楽しいのである。
釣り場の選択として、この日のテーマは、釣り易さを無視してでも、とにかくバチの抜け易い場所。こういった多少の底荒れを起こしていることが予想される状況においては、得てして泥底よりもハードボトムの方がバチは抜けやすいのである。
下げが進むにつれて流れの中の淀みにバチが溜まり、それを流れの壁の中で捕食するのが一般的なバチパターンなのだが、バチの量が少ないのであれば、その流れの中にバチが混ざらず、方程式は成立しないはず。
それであれば、抜けやすい場所で、抜け始めの短いタイミングを狙い撃つという算段だ。
…
釣り場に着いてから、日が暮れたタイミングで、足元を照らすと
ニョロリン
ゴミだらけのドブのような臭気の中、若干別の釣りにシフトしようかと考えていたところだったが、その1本を見て自分の釣り場選びが確信に変わる。
あとは流が出来るタイミングで、この岩の中のバチが流れ出せば、方程式は成立する。上流からのバチの流れはあまり期待は出来ないので、その時間は約1時間あるかないか。時間が経つにつれて、たまに起こるライズに熱くなる気持ちをググッと押さえて、食うべき定点を通し続ける。
しかし、時間が経つにつれて、抜けるバチの量も増えてきて、ライズも散発するが、一向に釣れる気配はなく、あれ、どうしたモンかな?
ふと、淀みに目を移してみると
…!!

これは完全に読み違い。
抜けにくいと思っていたはずが、雨も底荒れもなんのその。
一番ハマってはいけない状況であり、こうなってしまうと、壁に対する補食の定点もクソもなく、単なる確率論の話になってしまう。
そこら中でライズしている魚に熱くなる自分をぐっと押さえて、この場は見切ることとした。
…
雨だなんだと無駄なことを考え過ぎてしまったのだけれども結局のところ、ゴカイ達の逞しさに舌を巻きながら、もう一度自分の釣りを組み立て直してみる。
普通に抜けているのであれば、通常のバチの釣りにシフトするのだけれども、問題はその時間がほとんど残されていないということだ。そもそも今日は、この釣り場から動くつもりはなかったので、もはや時間的にはいずれの場所でも美味しい時合は過ぎている。
考え方としては逆で、バチが抜け易い場所ではないものの、流れの滞留する場所で一時的に足止めされている魚を拾うこととした。
そして、移動先。
釣り場に入れてもらうため、挨拶がてら、声をかけてみると
あれ?おーじろうさんですか? 笑
今思うと、お互いに帽子にマフラーと顔が見えない状況で良く分かったものだと思うのだけれども、まさかの半年ぶりの再開。
この人がいらっしゃるのであれば、間違いではないだろうと思いながら、話を聞くと、移動してきたばかりだが仲間が2本ほど水揚げされていたとのこと。
時間的には、少し厳しそうだけれども、隣で撃たせてもらうことに。
各種ルアーを交換しつつ、流れの壁となるラインを通していく。
立ち位置的にはダウン気味で水を受けすぎてしまうので、ルアーの角度をコントロールしながら、場所よってはストップを入れてフォールさせつつ…
コン!

軽く叩くようなバイトを乗せてみると、50㎝弱のシーバス。
意外に太く引きも強かったのだけれども、産卵していない個体だろうか。
※ランディングありがとうございました。
しかし予想はしていたものの、この後直ぐに流れの向きが変わってしまい、時合は終わってしまったので、納竿とした。
おーじろさんのご紹介で、hiroさん、naohさんに挨拶させて頂いた後、自分は元来た道を帰りつつ気になるポイントを見て廻るも、ライズもない様子だったので竿は出さず帰宅した。
皆様、次は明るい時間帯にお会いできればと思いますので、よろしくお願いします♪
(顔、全く見えてないと思いますしw)
最後になりますが、今回のシンペンのフォールについて。
これは5月以降に増えるトリッキーバチの際にも有効な釣り方なのだけれども、バチの泳層が固まっている際に、その下で捕食をするシーバスにいち早くアピールできる有効な手段。
青物やシーバスがイワシに攻撃している際に、失神したイワシを下から食いあげる魚にはフォールが有効であることは有名であるが、原理としてはそれと同じ。ベイトボールの下に魚が待ち受けているのであれば、自分の目の前に降ってきた餌に飛びつくことは、どんなベイトでも共通だし、何よりも目立たせることが出来る。
ゆっくり引くだけが、バチの釣りではないのである。
- 2012年2月26日
- コメント(12)
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シンペンのフォールは昨年もニヤケさん書いておられて、印象に残ってますね。
今年も試させてもらいます!
メトロバサー