レドンドビーチ三連戦

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初戦、9/16日。
穏やかに晴れ渡る最高の行楽日和。といっても毎日午前中はこんなものなのがロサンゼルスのすごいところだ。

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とにかく久しぶりなので、過去実績のあるコースとiPhoneのNavionics海図頼りに進むのが今日のプランだ。
まずは第一〜第二ポールの間の魚礁。反応はあるがバイトなし。大きめのイワシの群れかもしれない。あきらめて第二ポール脇へ。ここも過去実績のある場所だが反応は小さく、ヒット無し。いきなり最悪のコンディションか。。。
一応、サバ、歯鰹、カマス辺りを狙っていたが、青物系をあきらめて底物系を狙うことに。さらに沖にある魚礁を目指す。
魚礁に着くが、その辺りでは全く魚探に反応無し。そもそも底の状態もフラットで、魚礁があるかどうかも定かではない。Navionics当てにならずか?あきらめて少し戻り、水深60-70m辺りのカケアガリを探ると、底から10mに渡ってかなりいい反応が。120gのスロージグを落とすとロックフィッシュ系がポチポチとかかる。最高で40cmのレッドスナッパー。

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帰りがけに、再度第二ポール付近を見ると、激しいナブラ発生中。しまった、時合いを逃していたか。80gのジグをナブラに投げるとすかさず歯鰹が。いつもながらいい引きで楽しませてくれる。しかしその後ナブラはどんどん離れ、消滅してしまった。残念ながら今日はこれまで。​

9/23第二戦は初戦と同じようなコースを進む。結果も同様だったが今回はキャリコバスとサンドバスが多かった。

10/4第三戦、実は朝一はこのところ近海にある低気圧の影響でずっと波がいい感じが続いているのでマンハッタンビーチへ向かった。
近海の低気圧からの波は一直線にならず、ほどよく切れた波のセットになるため、広いビーチのブレイクもいい感じに割れてくれるのだ。
しかし現場に着くと干潮のこともあってか岸よりのダンパーのため早急にKFへ予定変更。一旦家に戻り、カヤックを積み込んでレドンドビーチの駐車場に着き、艇をセットアップしたところで魚探用電池を忘れたことに気づく。ああ・・またやってしまった。ピアにあるフィッシングオフィスには電池は置いておらず。仕方なく家に戻る。30分のロス。やりなおし作業をしたため、なんと出艇は10:30になってしまった。すでに南風が4mほど吹いている。これ以上、上がらないでくれ。。

前回2回とも底物系がメインとなっているので、今日こそは時間も無いので青物系一本狙いと心に決める。途中、第一ポール脇のケルプ周りにいい反応があるので、試しにジグを落とすと、水面下数メートルでサンドバスが追いかけて食いついてきたのでびっくり。今日は活性が高い感じで好スタートだ。

短時間での目標は第二ポール脇のカケアガリだ。まずは手前の水深30m前後を探るが反応なし。そういえば今日の水温は21度。前回はなんと28度を記録していたのでようやくまともになってきた感じだ。もしかしてもう少し深みに移動していると思い、50m前後を探ってみることに。するとビンゴ、すぐにベイト反応が見つかる。ひとまずはサバの入れ食い。続けて歯鰹の一荷。上針と下針の両方にかかっている。今日はなかなか活性が高い。c6yhyoaeo2nck8uuucy2_480_480-5385c8ca.jpg
今日も鯨が海溝の上でブシューと潮を吹いている。鯨の活性も高いようだ。

パターンを見つけたので、50m前後の反応を探っていく方式で何度か流しを続けた。4回ほど繰り返したあと、ジグを落として巻き上げ初めていくと底付近でずっしりと重いフッキング。始めは根がかりかと思いきや、ぐいぐい引っ張り始めた。ドラグを固めにしていたため、ロッドは限界までしなる。PE4号なのでまだ心配は無いが、ドラグが止まってもロッドは上げることができず、ひたすら耐える。動き方は決して青物系の走りではなくずっしりとした感触で、ロッドを上げようとしてもちっとも上がってこない。それでも、少しでもテンションが弱まったところで必死にパンピング開始。なんとか20m程まで巻き上げるが再度、一気に糸を出されてしまう。ドラグはロッドの限界ギリギリまで締め上げているが軽々と引っ張り出していく。そんなことを何度も繰り返しているが全く弱る気配は無し。このタックルと体力では太刀打ちできる状態ではないようだ。
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そういえばこっちのカヤックアングラーはみんな竹刀のような極太のロッドを使っている。リールもビッグゲーム仕様の大型両軸リールだ。彼らに比べれば、自分の使っているロッドなど爪楊枝レベルである。彼らはもともとこのシーンを想定してタックルを準備しているのだ。。。

始めはくるくると近場で回されていたが、後に北東の浅い方向にぴっぱり始めた。気がつくと岸よりの大きな魚礁の上にいる。かれこれ400mほど移動したことになる。水深25mだがラインは30m以上は出ている。障害物にこすられるとヤバイ。敵もそれを狙って根に逃げ込む魂胆だろうか。

最後は残念な結果となる。かれこれ20分格闘したが、最後は40LBリーダーがすり切れてGame Overに。次回はリーダー80LBにするか。

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