内房根回り

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今日は久しぶりの晴天の予報だが、若干北〜北東風が強いため、再度館山方面へ。前回、湾奥側では風も波も弱かったことから、今回は北東側のビーチから出艇。湾奥はずっと10m未満の遠浅だ。ベイト反応も少ないが、この辺りまで大型魚、ベイトは入ってくることがあるのだろうか? まずはひたすら沖の根を目指す。しかしすでにボートやカヤックが多数いて、あまり反応も無いようだ。とりあえずカサゴを一匹ゲット。

そこでさらに北の岬先端の魚礁を目指す。しかし網があってあまり近づけない。今日は比較的コンスタントに4m程度の北風らしいので、思い切って富浦側まで目指す。富浦沖には、館山湾よりも多くの根が存在するので、当然狙える範囲は広いはずだ。

根の上までくると、少ないがさすがにベイト反応も出ている。ここからあちこち探る形で攻めていくことにする。まずは、根と根の間にできている潮目を探る。近くまで来るとなにか魚がボイルして逃げる。ボラか。シイラでもいそうだが、あちこち探ったりキャストしても反応なし。あきらめて根の沖側に移動。根の浅いところは3m!上までくると岩肌も見える。その先は20mと一気に落ち込んでいる。今日は北風だが、潮は南向きのようで、止まっていると風上に流される。なんどかベイトの群れを見つけるが、あまり大きい群れではなく、ジグを落としても何も来ない。また、15mより浅い根回りはコンスタントにベイトがいるが、ターゲットはいないようだ。以前、トウゴロイワシにはターゲットが着かないと聞いたことがあるが、それだろうか。

潮上側、根の南側に大きな群れがあり、ジグを落とすと40cmのヒラマサがヒット。このパターンが良さそうなので、潮上に移動、流されながら群れを探って落とす形でさらにイナダゲット。10時ころになり、遊漁船が2隻、近くの根回りエリア水深27mアンカーを打ってなにかを狙っている。イサキだろうか。こちらは、その船を目印に潮上に移動する。17m水深付近でボトム付近で小さな魚群を見つけ、ジグを落とすと55cmのイナワラサイズが来た。

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やはり深めの群れにはターゲットが着いている。続けて根の潮上20m付近で40cmショゴがきた。40cmでも引きが強く、油断していたらすぐに根に潜られた。我慢して待っていると根からでてきたので今度はドラグを絞めてがんばって巻く。カヤックでは立ってロッドを腹に当てて巻き上げるスタイルが難しく、片手でやりとりするスタイルだが、やはりその形では限界がある。

かなり潮の流れが速くなってきているのか、船の流れも速く、根の上でうねりが高くなっている。潮上水深17mから軽く潮下側にキャストして流される形にすると、なにか大型がヒット。かなりの引きのため、ドラグが出される。パンピングをして水面に近づくと、今度はえら洗いを始めた。でかいスズキだ。何度も巻き上げては出され、ちっとも弱ることがない。3度目のえら洗いでジグの針が口横にチョコンと引っかかっているのが見えて、これはヤバイと思った瞬間に針が外され、あえなく逃げられた。これはかなり悔しい。えら洗いのときのスズキの大きい目玉と開いた口がはっきりと目に焼き付いている。えら洗い対策を少し考えないと。ロッドを寝かして水中に突っ込むといいらしいが、カヤック上で、さらにこの引きでロッドを自由に操るのは至難の業だ。魚の動きをスピーディーに判断し、パンピングから水中へとロッドの向きを変えるということか。ひとまず腕の筋肉を鍛える位しかない。

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