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スズキという魚に感謝したい。

ご無沙汰、ご無沙汰の個人ブログ。


BBのログでも何か書くかとも思いますが、
あえて個人的に報告します。



ここ2年くらい頭の中はオフショアの事ばかり。



それはスズキ釣りがつまらないとかそんなものではなくて、
ただ今まで空っぽだった引き出しに知識と経験というものがどんどんと詰まっていく事、見たことない魚と出会える、予想外の展開が沢山待ってるのが楽しくてオフショアの世界にどっぷりと浸かってました。




ただ、自分を“釣り師”として育ててくれたのは間違いなくスズキという魚でした。





スズキが僕を“村岡昌憲”という変人(社長スイマセン)に出会わせ、カルモアという会社を知り、臭気判定士という国家資格にまで僕を導き、気付けばBlueBlueという今の仕事にまで引っ張ってきました。



そんなスズキ釣りですが、今年は本気でやる時間が気付けばまったくと言って良い程ありませんでした。



どっかで、スズキという魚から逃げてたのかも知れません。



そんな1年でしたが、今年最後の遠征に選んだのは地方でのスズキ釣りでした。




遠征メンバーは村岡さんとゆうきさんという釣りの上手いお二方。



二人と比べるのは愚か、昔の自分と比べてもリトリーブの釣りで潮を読む力とキャスト精度が落ちている事に現場で唖然とする。




ポイントはオープンウォーター。




ピンスポットの攻め所なんてのはない状況。



それでも、自分の立ち位置からルアーで流れとベイトを読み解けば、実はルアーを落とす位置というのはピンスポットだったりする。


そのピンスポットはルアーによっても違うし、風によっても、流れによっても、ラインの太さによっても変わってくる。


『そんなの当たり前だぞ!』と、言われそうなんだけども、それすら現場に着くまで忘れてしまっていた。


ただ、まだどこかで体に残っていたその感覚と2人の釣りを頼りに2日間かけて自分の釣りを再構築。



結局、僕には30分くらいしか魚が見えたと思える時間が無かったかもしれないけども、一匹60cmくらいの魚(今年のショア初シーバス?)を釣った所から一瞬だけ水の中に想像の世界が構築された。



そして、そのコアを通せたと思った瞬間に強烈な重量感がナイトホークのベリーまでを一気に押さえ込んだ。



一昔前ならここまでの重量を感じ、ドラグが一気に走り出した時点でビビッちゃって焦ってしまったのかもしれない。



けど、今年の春にライトタックルでヒラマサとしてはそこそこのサイズを獲ってからPEラインの強さとノットの引っ張り強度等についてまったく不安がなくなった。



そして上流、下流にいる人に絡まないように魚を止め、手にしたのは自己記録更新のサイズ。





タイリクスズキ 94cm 8kg (当初95かと思ってました。。。)


付け焼き刃で自己記録更新というのは出来すぎで、
狙って獲ったとは言い切れません。



けど、なによりもこの魚を掛ける過程で集中したあの一瞬の時間が、
忘れかけていた自分の感覚を取り戻させてくれたような気はします。



そして、また新たな商品アイディアが生まれました。


答えもヒントもみんなフィールドにある。


そんな当たり前の事、原点をしっかり見つめることを魚に教わってきた気がします。



自分とこの魚を取り巻く全ての環境に感謝。

2012.12.11

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