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▼ BB開発通信Vol,4 ~超遠距離の新たな一手 メタルシャルダス~
- ジャンル:釣り具インプレ
- (BB開発通信)
皆さん、こんにちは。
館山オフィス工場長の泉です。
やっと冷え込んできて、少しずつ冬の気配を感じるようになってきました。
SNSを覗いていると、釣果の方も秋のラストスパートという感じで
凄まじい釣果情報が飛び交ってますね。
私自身も房総磯ヒラシーズンが始まった事もあり



嗜む程度に楽しんでおります(笑)
さて、今回の開発通信は発売が近くなってきた
激飛びブレードルアー メタルシャルダスについて。
これまでイベントなどにもちょこちょこ展示しており
以前、開発通信でもご紹介したアイテムですが
今回は改めて、コンセプトや開発の発端からご紹介したいと思います。
【開発の発端】
元はと言えば、このメタルシャルダスは村岡と吉澤の何気ない会話から生まれた案でした。
村岡「マグロのナブラ撃ちとかに使えるシャルダスあったら面白そうじゃない?」
吉澤「あー、それ良いっすね。ベイトが小さい時も使えるし、カツオとかスゲー釣れそう!」
村岡「胴の間からでもナブラに届くぐらいしっかり飛んで、従来のシャルダスよりも早く引けると、凄い釣れそうじゃん!」
吉澤「40~50gぐらいならショアからも使えそうですよね」
村岡、吉澤「うん。じゃあ、工場長よろしく(笑)」
…まあ、平常運行です(苦笑)
ただ、私自身も磯ヒラで風速15m近い爆風時に、どうやってもポイントにルアーを届ける事が出来なくて
最終手段としてメタルジグを投入することがありました。
「もしかしたら、その代わりを務める一手になるかも?」
そんな事を考えながら、開発がスタートしました。
【記念すべき1stプロト】
メタルシャルダスのコンセプトはシャルダスと同様
・良く飛ぶ
・コンパクトシルエットだけど、ブレードのハイアピール
以上の2点は同じです。
唯一、違う点は
・早く引くことができる。
というところ。
これはシャルダス35などに比べ、対象としている魚種が
より「青物を意識している」ことが要因です。
通常のシャルダスは「シャローをゆっくり引くことが出来る」がコンセプトなので
ここが大きな違いになります。
そして、そんな事を考えながら出来た最初のプロトがこちら。

奇跡的に1個残ってました(汗)
なんかアイ位置が違う気がしますが…(苦笑)
このモデルは良くも悪くも普通。
大型魚までを考慮すると、大型のフックが必要。
もっとシルエットを小さくしたいが、前後のフッククリアランスを考えるとこれ以上は…
なんて思ってたのですが、このプロトを見た吉澤が一言。
「このサイズのルアーなら…、マグロとかデカい魚相手にするときはアシストフックの大きいの1発で良さそうだね」
という考え方に納得。
ごく稀に良いことを言います(笑)
確かに、普通に考えれば
こんな小さなルアーなら、中途半端な大きさのフックを2つ搭載するよりも
大きなサイズのフック1発でしっかり掛け、ファイトした方が良いと。
「うん。確かに自分でもそうするなぁ」「じゃあ最初っからそうしろや!」と
そう言えばこの頃は…

まだまだCADがチンプンカンプンで毎日、夜遅くまでPCと大喧嘩してた頃(苦笑)
いや、アイツが悪いんですよ。
私はこうしたい!って言ってんのに、全く言うこと聞いてくれないし(笑)
未だに言うことを聞いてくれない事はあるし、チンプンカンプンレベルも高いですが
この頃のプロトを見ると、なんだか懐かしさを感じてしまいます。
【全力で迷走】
1stプロトの結果を受けて
・じゃあ、もっとコンパクトに
・もう少し浮き上がり易く
たったこれだけの事だったのですが、ここから随分と迷走してしまいます。
その理由を1つ1つ説明していくと、卒業論文レベルで長くなってしまうので(苦笑)
詳しくは割愛しますが、頑張って簡潔に纏めると…
ソリッド体であるが故に、外側の形状で全てが決まってしまうのです。
ABSルアーみたいに内部構造で何とかする。ってことが出来ないタイプのルアーですと。
当然ちゃ当然の事ですが。
誤解を恐れずに言うのであれば
ABSルアーは外側の形状がベストじゃ無くても、内部構造で何とかなってしまう。誤魔化せてしまうと。
しかし、こういった鉛ソリッド体は内部構造などないので、外側のちょっとした形状が全てに大きく影響してくるワケです。
この辺の考え方はちょっとワームと似てますかね。
ほんの一例ですが…
少しお腹側を削っただけで重心が背中側に寄ってしまい
お腹を上にして泳いできたり・・・
アイ位置を僅かにアゴ側に近づけただけで、ブレードと同じように回転しながら泳いできたり・・・
・・・何となくソリッド体の難しさ伝わりました?かね??(汗)
そんな事は何となく理解していたつもりでしたが
あーでもない、こーでもないと、様々なプロトを削りに削りました。

今、手元に残っているボツプロトはこの数しかありませんが
実際はこの倍以上の数を
「ここにアイ付けたらどうなる?」とか「ここ削ったらこうなるのでは?」とか
散々試行錯誤して、迷走していました。
こういった物が残っていない、言葉だけの開発ブログほど説得力に欠け
残念なものはないので、今後はもっとボツプロトも取っておこうと
今、自分への戒めを込めて書いています(苦笑)
【トライ&エラーから実釣へ】
今、振り返ると とても遠回りした。というか、本当に亀のようなスピードでしか進化しませんでした。。。
我ながら呆れるほどの進歩具合でしたが、着実に進んでいたのも確かです。
ようやく、イメージに近い実戦投入できるレベルの物が出来上がり
早速、実釣で使用してみると

あらら…、釣れてしまった。。。※過去にも掲載した写真です。
いやいや、「釣れたからOK」なんて、そんなぬるいテストをしているつもりは毛頭にありません。
しかし、それでも悩んで、辿り着いたカタチで魚が反応したとき、釣れたときの喜びと安堵感は、やっぱり何事にも代え難いです。
実釣を繰り返しながら、フックセッティングも様々なパターンをを検証。

ある程度、手応えを感じたところでテスターテストをスタート。
すると、スグに福井県在住 テスター正宗さんが

磯から立派なマルスズキをキャッチ!
「100m先にこんなの届いたら、そりゃ釣れるよ」とのこと。
当然のように釣果を出してくる所は流石の一言。
新潟 佐渡島からはテスター池田ノブさんが

「なにこれ。落としただけで釣れたよ」とのこと(笑)
この他にも

チヌまでキャッチ!
食べることしか考えていない長崎在住のテスター横山さんは

正直に「美味しいから、狙って釣りました」と自白してくれました(笑)

確かにこのイサキ美味しそう♪
詳しくはコチラから。
オフショアからは秋田在住のアドバンステスター戸澤さんが

オフショアでシイラをキャッチ!

「ただ巻くだけで釣れてしまう。簡単すぎる。」と贅沢な不満を漏らしていましたが
フェイスマスクの裏ではかなりニヤニヤしているご様子(笑)
詳しくはコチラから。
同じくオフショアでこんな釣果も

「ちょっと投げて沈めて、巻いてきたら喰ってました(汗)」と言っていたのは千葉在住のテスター松本さん。

もしかしたら、松本さんのメインフィールドである沖堤でも使えるかも?と思っていたので、プロトをお渡ししていたのですが
まさかボートシーバス(汗)
ボートシーバスにもアリのようです。
以上のようにテスターテストでは、開発当初の狙いとは違った魚種の釣果に恵まれ
思いの外、汎用性の高いルアーであるという収穫がありました。
実はこれって私にとっては意外なことでした。
私は主に磯ヒラでのテストを繰り返していたのですが
その重さやスピード感 故に、通常のシャルダスほど汎用性の高さを感じていなかったからです。
いつでもどこでも。というような守備範囲の広いルアーではなく
これじゃないと届かない時がある。このサイズじゃないと喰わないときがある。
というように、ある一定の状況下で真価を発揮するような、とてもピーキーなルアーだと認識していたからです。
ただ、テスター陣の釣果を見ていると「そんなに色々釣れるなら、私も色んな魚が釣りたい!」
と思い、房総の磯で底物系の魚を狙って見ましたが…
30分ぐらいで5回も根掛かりしたので、もう二度とやることはないでしょう(苦笑)
遠浅地形でやるもんじゃなかったです(笑)
私も池田ノブさんのように格好良く

こんな感じで簡単に釣り上げるはずだったのですが……(涙)
この人何でも釣るなぁ!
【最後の詰めはフックセッティング】
テスト結果は予想以上に手応えを得ることが出来ました。
製品として完成と呼んでいいレベルの仕上がり。
しかし、テスター陣がテスト結果を報告してくれる際に、口を揃えて言う台詞がありました。
「バイトゾーンが遠いからある程度仕方ないけど、やっぱバレやすい」
・・・そうなのです。
1つ1つ整理していくとこの系統のルアーはバレる要素が盛りだくさん。。。
・ルアー自体の自重が重いため、エラ洗いの時に外れやすい。
・ブレードが付いていて、抵抗体となるため、テンションが抜けやすい。
・飛距離の出るルアーのため、遠距離でのバイトはフッキングパワーが伝わりにくく、フックが貫通しにくい。
しかし、こういったデメリットも実釣でフックセッティング突き詰めていくことにより、かなり改善できることが分かってきました。
というか、突き詰めるほどにその狙う魚種によってベストなフックセッティングがあると感じる様になってきました。
当然と言えば当然のことですが。
ほんの一例ですがご紹介していきますと…
磯マル、磯ヒラで使用する場合。(サイズ的にもそれほど大きいサイズが見込まれない場合)

こういったプラグ用シングルフックが◎でした。
使用しているのは、ガマカツ シングルフック53ソルトというシングルフックの#1
これにリングは弊社の強化リング#3~4でセッティング。
やはり一番のネックは身切れです。
一見、トレブルの方が良いように感じますが、このぐらいのサイズは口周りが弱く
トレブルフックで浅く掛けてしまうと、結局ファイト中にバレてしまう傾向が多く見られました。
口周りが弱いが故に、1本で良いからしっかりと深く良い位置にフックを掛けた方が良い。ということだと思います。
このセッティングは小型青物やイサキなどにもオススメです。

因みに、「バレにくい」という点に関しては

こういったメタルジグのアシストフック系が最もバレにくいです。
どれだけエラ洗いをされても、アシスト部分がそのショックを吸収してくれるからだと推測していますが
このセッティングは小型のスズキ系のように、対象魚が小さいと乗りにくい。という難点があります。
ただし、カツオぐらいの大きさであれば、このセッティングで問題ありません。
スピードのある青物はファイト中にテンションが抜けやすいので
こういったアシストフックがオススメです。
中型~大型の可能性が高い場合や4~5kg程度の青物には

このようにフロントに大型のトレブルフックを1発。というセッティングがオススメです。
因みに、写真は#2のトレブルフック。#1か#2がオススメです
リングは強化リングの#4。

このサイズになってくると、口周りもある程度丈夫な為
大きめのトレブルでも身切れが減る傾向にあります。
フックサイズ的にも多少は無理が出来るので、強引なやり取りが必要な場面でもオススメなセッティングです。

もちろん、このセッティングで小型を拾うことも出来ますが
結果的に小型はシングルフックの方がキャッチ率が高い傾向にあります。
また、噛みつき系のバイトであるヒラメや、小さくても口周りが割としっかり硬いマゴチは

フックポイントの多いトレブルフックがオススメです。
フックサイズは#4で、リングは強化リングの#3が◎
簡単にではありますが、以上が対象魚ごとのオススメフックセッティングになります。
ただし、フックセッティングはタックルバランスによっても変わってきます。
(フックまでを入れてタックルバランスですから、当然と言えば当然の事ですが)
つまり、厳密に言えばベストは各々違うということです。
なので、一概に言い切れないところはありますので、そこはご了承下さい。
私が「ピーキーなルアーである」と表現したのは、こういった事までを含んでの意味だったりします。
【製品特徴】
とか、思っているので簡単にご紹介します(苦笑)
まずはスペックから
全長 67㎜
重さ 45g ※全長、重さ共にボディのみの数値
ブレードサイズ #4
ボールベアリングスイベル #1
※フック無し。弊社強化リング#4のみ付属
・ソリッドボディのため、シルエットが非常にコンパクト。でも、ブレードのハイアピールで存在感抜群。
・かなりの後方重心のため、ブレード系ルアー最高クラスの飛距離を実現。
簡潔に分かりやすく纏めると、メタルシャルダスは以上の2点が最大の特徴です。
鉛ソリッドボディのため、通常のシャルダスよりも更にボディサイズをコンパクトにする事ができ
その分、空気抵抗も減り、後方重心なので凄まじい飛距離が出ます。
そうです。お察しの通りとてもセコいルアーなのです(笑)
ただ前記したとおり、通常のシャルダスよりも早く引ける。(浮き上がりにくい)ので
「シャローの攻略」には向いていません。
しかし、浮き上がりにくいというのは、爆風激時化のラフウォーターにおいて
とても重要な性能です。
どれだけ横風が吹こうと、波に揉まれようと水面から飛び出すことなく引いてくる事が出来る。
そういった状況下でも、コントロールし易いということです。
さらに、ブレードの効果で、同じ重さのメタルジグよりも圧倒的にフォールスピードが遅く
着水直後の「喰わせの間」をしっかり作ることができます。
この「喰わせの間」をどれだけ稼ぐ事ができるかが
バイトが出る出ない。さらには、フックの掛かる場所まで変わり、キャッチ率に大きく関わってきます。
これ結構侮れない重要項目です。
「あのサラシ釣れそうだけど、この風じゃメタルジグしか届かない・・・」
「居るのだろうけど、大きいルアーだと反応してくれない・・・」
ロックショアの釣りにおいては、こんな状況下で是非とも秘密兵器として使って頂きたいルアーに仕上がっています。
また、オフショアの釣りにおいても
「このナブラ何投げても喰わない・・・」
「胴の間からじゃ届かない・・・」
こんな歯痒い状況でこそ、使ってみて欲しいルアーに仕上がっています。
発売まであと少しお時間頂きますが・・・
なんて書いてたら


次々と仕上がってきました!
こうやって並ぶと綺麗ですね~!!
もちろん、メタルシャルダスは完全自社生産。



毎日、
綺麗に仕上げられています。

今のところ、12月中旬には発売できる見込みですので
発売までお楽しみにお待ち下さい!
ではでは。
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- 2018年12月3日
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