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▼ リリースをしてみたい人の為に・・・ Case1【画像UP】
- ジャンル:日記/一般
- (Catch&Release)
色んなブログ 色んなコメントを見ると、色んな解釈がある。
そんな中で、リリースを20年近くやってきた経験を書いて見たいと思った。
失敗したこと。 試行錯誤したこと。 自分自身の経験を中心に色々と紹介していきたいと思います。
まずはリリースをしようと思う人が、考えて釣りをしなければならない事で、一番大切な部分を上げておきます。
1.掛けてから出来るだけ短時間でもしくは暴れさせずにランディングする事。
2.20秒以上連続して水から出さないこと。
(この20秒は、気温・湿度・水温・体長等の条件で多少変わりますが、平均的な時間とお考え下さい。)
3.乾いた地面(土でもコンクリートでも)・焼けた地面(高温な場所)の上に直接置かない。
4.乾いた手で魚の表面を触らない。
(魚の粘膜を剥ぎ取ってしまうような触りかたをしないと言う事。)
5.水に返す場合、自力で泳げるくらいまで蘇生してから放す。
(流れの強いところ等は弱い場所で、しかし水通しの良いエリアで放すこと)
簡単に書けば以上です。
そして言えることは、小さいスズキほど強いです。 大きなスズキほど弱いです。
一番、大事なのは1分以内に取り込めるかどうか?
※ あくまでも従来のタックル使用での見解であり、レバーブレーキ等を利用したやり取りの場合は経験がないので解りません。
失敗談
水温が高くなっている時期、6月だったか7月頃だったか河川でスズキを狙ってた。
ピンでボイルを繰り返すスズキを見つけてシャロー系ルアーで狙う。
距離はフルキャストでやっと届くか届かないかの位置。
数投して見事にヒット。
エラ洗いで慎重になり、ジワジワと寄せてくる。
右や左に走っては寄せを繰り返し、多分2分ぐらい掛けて浅瀬に寄せる。
検量して写真を撮って逃がそうと、準備するために超ドシャローで水位が2cm位ある地面だったので、そこに横たえる。
検量の準備は20秒ぐらい。(タックルベストから出して広げるだけ)
準備が出来たので、スズキを持ってきて寄せようと横たえてる場所に近づく。
様子が変な事に気づく。
少し水深がある場所で、スズキの蘇生を試みる。
どうしてもスズキが仰向けになる。
30分、試行錯誤して蘇生を試みるもスズキのエラが白に近いピンク色になり絶命。
叉長86cmだったと記憶する。
当然持ち帰り食したが、旨くはなかった。
(殺すつもりが無かったのと自分の失敗でダメにした想いから・・・・・
ダメだった理由。
6月か7月頃、気温・水温が高い時期。 湿度はある程度あったが晴れた日の夜。
① フッキングしてから時間を掛けすぎたことが弱らせた最初の要因の1つ。
・但し、これは状況や掛かり所にもよるので、これが最終的にはリリース出来なかった要因ではない。
② ランディングして、すぐに超浅い水辺に放置した事も要因の1つ。
・これがこの時の状況でやってはならなかった事。
この時の正しい対処法は、スズキの体高くらいある水深でしかも、水の流れがある場所で、インターバルを取るための蘇生をして復活させてから写真なり検量をするべきだった。
③ 大きいスズキだった事も要因の1つ。
・86cmともなれば、スズキの中でも長寿のスズキでありご老体である。
それが短距離を死にものぐるいで走った後に水の上に放置したという事を考えるとリスクが大きすぎたという事は落ち着いて考えれば解る事。
改善したこと。
改良したストリンガーを持つようになった。

細いラインに、ストリンガーのスナップを1つだけ付けた物をベストに吊り下げてます。
ラインの長さは10mほどの長さ。


大物の場合、これにひとまず掛けて蘇生し泳がせておいてから、写真や検量の準備をすれば、ゆっくりと落ち着いて準備が出来る。
あくまでも自分のストリンガーは、次の釣り以外の何か準備する間に生かしておく為の捕獲道具として使ってます。
決して、次のスズキをすぐに狙うために確保しておくためのストリンガーでは無いと言う事です。
これを導入してから不必要にスズキを弱らせる事は無くなりました。
基本、1人での釣行時でしか使いません。
【補足】五平さんより補足がありましたので、追記します。
ストリンガーで繋ぐ場合は、エラに通してはいけません。
下あごの薄皮の部分に穴を空けて繋いで下さい。
ストリンガーのスナップは、なるべく小さい方が良いです。


2人以上の場合は、釣ってランディングしたら仲間がメジャーを伸ばして待ってくれてます。(大物の場合、掛けた時に仲間にお願いしたとき)
メジャーにスズキをあてて、検寸している時に、自分のベストのポケットからカメラを取り出してくれて、写真の準備をしてくれてます。
タグを打ち、物持ち写真を撮って、そのままリリースが仲間との釣りの場合の流れです。
多分、釣り上げてから掛かっても30秒以内で完結します。
TRY&ERROR
出来ないや やっても無駄ではなく、どうすればこの失敗より良い状態に持って行けるか?
より確率の高いリリースを目指して。
- 2010年12月17日
- コメント(27)
みんなからのコメント コメントする
非常に要点を捉えた素晴らしい記事で
感動しました。
これがあれば、本を何冊も読まなくても済んだのに・・・
是非、多くの人に見て頂きたい内容だと感じました。
1に関しては ストレス物質の蓄積の軽減
2に関しては 仮死状態(低心拍状態)での時間短縮
3,4に関しては 外皮保護
でとてもよく理解できますが
5の蘇生に関しては個人的にはよく理解出来てません。
1と同等と考えると、拘束している時間は短いほうが良いはず
気絶状態から復活するのに単純に時間が掛かるだけ?
と考えて、特に蘇生せずに数回そのまま放置した事が
ありますが、しばらくするとハッと気がついて泳ぎ去って
行きました。
経験が浅くここら辺の知識もないのでよくわかりせんが
ご存知でしょうか?
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- 2010年12月18日
5センチミノー
神奈川県
kiyo
大分県
>5センチミノーさん
5の意味としては、リリースするまではそれぞれの工程があると思います。
・キャッチしてそのままリリースする場合。
・写真を撮ってリリースする場合。
・検量/写真撮影でリリースする場合。
その違いで、大なり小なり弱った場合、ある程度蘇生行為を行わないと、仰向けになる個体が出てくる場合があります。
そんな時は、水に戻して終わりではなく、姿勢が戻って自力で泳げるまで蘇生および姿勢保持をしてあげて下さい。
尚、ショック状態で動かない場合がありますよね。
その場合は、水の中で口を掴んだまま、軽く刺激を(スズキの目と目の間を軽くデコピンする)と目が覚めたように動き始めることがあります。
そういうことです。(^^ゞ
- コメントする
- 2010年12月18日
城善
福岡県
kiyo
大分県
こんにちは!
自分はリリース&極たまに一匹だけゲット、というスタイルでやっております。
釣りログを読ませていただき、自分が今までやってきたリリースの適当さに気付かされました…。
泳いで行ったから大丈夫だろうみたいな感じでした…反省。
まだ見ぬランカーの為に、ランディング&リリーステクニックを磨きたいと思います!
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- 2010年12月17日
だいさん
kiyo
大分県
>だいさんさん
どうもです。
慣れるまではめんどくさいですが、慣れると自然に出来ますので試して見てください。
ストリンガーを使う場合は、凄腕にエントリーする場合や写真をとる準備をする場合にお使いください。
- コメントする
- 2010年12月17日
shirolamo
その他
kiyo
大分県
suke
kiyo
大分県
お忙しいところ失礼します。
ストリンガーの画像、確認させていただきました。
以前、ちぬ釣りの先輩から、「ストリンガーは顎下の柔らかいトコを貫通させて使う。」 と教わりましたが、
「刺す事はダメージになるのでは?」と思い、使っていませんでした。
疑問が一つ解消されました。
ご丁寧に対応して下さり、
ありがとうございました。
- AAコメントする
- 2010年12月17日
トラック
三重県
kiyo
大分県
エラに通してました。蘇生に時間が掛かる理由が判りました、
無知で魚を弱らせていた事を反省。
以前使ってたストリンガーを1本フックにして先を磨ぎました。
少しは魚に優しくなれる気がします。
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- 2010年12月17日
水口一夫
鹿児島県
kiyo
大分県
ヤス
新潟県
kiyo
大分県
>ヤスさん
"慌てて" ではなく、"優しく" が基本的な所なので、ボチボチやってみて下さい。
掛けてからのやり取りが上手くなったらほぼOKです。
スムーズに寄せられてれば大丈夫ですよ。
- コメントする
- 2010年12月17日
勉強になりますできるところから始めてみたいと思います。
ランディングする場所(検量しやすい場所)までグリップで掴んで持って行ったりして検量開始までの時間短縮をまずはがんばらねば
メジャーに置いた際に暴れて時間をロスすることが多いのですが良い対策があればご教示くださいませ
- AAコメントする
- 2010年12月16日
kento
神奈川県
kiyo
大分県
>kento6453さん
コレは、確実な話ではないですが、自分の経験からこうすると結構いけるなという話で・・・・・
濡れたタオルで目隠ししてみて下さい。
結構魚が落ち着きます。
100%じゃないけれど。
- コメントする
- 2010年12月17日
初コメさせていただきます
シーバスのリリースについて、私とほぼ同じ考えでした。とくに「大きいスズキほど弱い」というのはもっともだと思います。私的には「大きいスズキはすぐに死ぬ」というのが実際の感想で、今まで釣ってきた魚の中でもダントツ1位に弱い魚だと思っています。
私が行く釣り場は足場も高く蘇生させることも困難なので、最近はリリース時の蘇生用にギャフを常備しています。...幸いここのところ大きいの釣れませんが(笑)
fimoに期待していたことのひとつが「正しいリリース方法の紹介」でした。
アドバンスって何だよ!と憤慨していましたが
失礼しました。さすがアドバンスさんですね
- AAコメントする
- 2010年12月16日
太田
東京都
kiyo
大分県
>kiyoさん
もちろんエラなんか通しませんよ(笑)
fimoの人たちにはそこから話さないといけませんね。
あと、皆さんボガなどで口をつまんで
そのまま尾から水に落としてますが、
自分的には口を開いてアタマから水に入れるようにしてます。
まあ、世界の丸橋を真似しただけですけど。
- AAコメントする
- 2010年12月17日
太田
東京都
kiyo
大分県
画像が出る前にコメントするのもなんですが、
ストリンガーの使用には、みなさん慎重に考えてくださいね。
私はまず使うことはありませんが、
経験上ではあるので1つだけ。
ストリンガーのスナップをエラと口に通して使わないほうがいいです。
私のおすすめは、下顎の先端の薄皮を貫通させるやり方です。
(もちろんその幅をもたせたものを使用)
穴あけるわけですが、じつはこのほうが弱りません。
横から失礼しました。
- AAコメントする
- 2010年12月16日
もんじゃ五平
東京都
kiyo
大分県
ヒロシ@××中
神奈川県
kiyo
大分県
>ヒロシさん
Timeはあくまでも基準。
FightTimeが長ければ長いほど、陸にあげておけるTimeは少なくなるという感じですかね。
サイズが大きくなければ、季節やDayかNightの違いはあるのですが、少々は大丈夫ですよ。
BESTは無理でもBETTERを目指せば良いと思います。
- コメントする
- 2010年12月16日
しんや
長崎県
kiyo
大分県
魚掛けてからリリース完了まで1分30秒ですか!匠ですね(笑)あくまで目標値として頑張ってみます。
他の方の質問と重複してしまいますが、ボクもストリンガーで蘇生をすることがあります。
ボクの場合、磯でのヒラスズキになるので、足場の高い所もありますし、波が被って危ないこともあります。そんなときにストリンガーを使うのですが、単純にフィッシュグリップは重量が重いので魚に負担が掛かるのでという理由です。ボクも薄皮に刺してしまうのですが、ダメージはいかほどなのでしょう?
地面に置かないというのは、魚種は違いますが、ライギョ釣りのアングラーはビニール袋を濡らして置くようにしてますよ。折りたためば小さくなりますしね。
- AAコメントする
- 2010年12月16日
masa
和歌山県
kiyo
大分県
>masaさん
FightTimeですが、マルスズキの場合結構その辺が普通だと思います。
自分が3分ぐらいファイトしたと思ってても、その半分以下というのが実際です。
ストリンガーの掛け所は、その場所で良いですよ。問題無いです。
ビニール袋の様な事で良いと思います。
ただ、検量する場合滑りやすかったりするので、濡れたタオルや滑り止めのシートを濡らすのも1つの方法です。
下が草だったり濡れた地面の場合(温度が高くなければ)酷く気にしなくても良いと思います。
但し、敷物をする方がBESTですよね。
- コメントする
- 2010年12月16日
お疲れ様です。
勉強になります!
今からは外気温が、水温よりかなり低くなりますよね!
そう言った場合は、どうされてますか?
あと、深場からのエアの問題とか~よろしければ教えて頂きたいです!
- AAコメントする
- 2010年12月16日
大分布巻き
大分県
kiyo
大分県
>大分布巻きさん
外気温や水温が低い時は、かなり楽です。
でも、やり取りに時間を掛けすぎるのは、リスクが高くなります。
深場からのエアー抜きは、追々書きたいと思いますが、自分もあまり超深場でスズキを釣ったことがないので・・・(^_^;
今まで10メートル前後程度だったら、ほぼ問題は無かったと記憶してます。(経験上)
- コメントする
- 2010年12月16日
テツノリ
福岡県
kiyo
大分県
>テツノリさん
率直に言えばそう言う事になります。
難しくは考えないで良いですよ。
考えながらやってると、コレはダメだとかコレは問題無いとかが、感覚でわかってきます。
特にデカイ奴が一番慎重にして頂ければ良いかと。
80cmを越えたらその辺が顕著に出ます。
- コメントする
- 2010年12月16日
kakashi
長崎県
kiyo
大分県
aramis9999
kiyo
大分県
>aramis9999さん
これは、後日 書かせて貰いますが、低温火傷という表現は間違った見解という事になります。
詳細は、別に記載させて貰いますが、乾いた素手で力強く握って粘膜(ヌメリ)を剥がした場合や圧迫しすぎて跡が付くことはあるようですが、火傷では無いようです。
普通に優しく短時間での接触では何ら問題無いですよ。
- コメントする
- 2010年12月16日
初めまして、
ログを拝見しました。
自分も長々と時間をかけて取り込み、更に針外しや撮影等でも時間をかけてしまい、弱らせてしまった経験から最近は撮影せずにリリースしておりました。
“ストリンガーで蘇生”
は、早速 使わさせて頂きます。
経験に基づく貴重なアイデアをありがとうございました。
- AAコメントする
- 2010年12月16日
トラック
三重県
kiyo
大分県
はじめまして。
僕もリリースにはかなり気を使っています。やはり何度か殺してしまったこともあります。本文をよんで、改めて釣ってからリリースまでの動作をより早く出来るかを考え直したいとおもいました。
- AAコメントする
- 2010年12月16日
kouya
kiyo
大分県
>kouyaさん
文章で読むと、かなりめんどくさい感じになるでしょうが、慣れてしまうと自然とそう言う形で釣りをする様になります。
なるべく手早くが基本ですね。
但し、焦るほど出はなくて良いですよ。
色々と試行錯誤してみて下さい。(^_-)
- コメントする
- 2010年12月16日
いつも質の高い釣りログをありがとうございます!
(私の、想いだけで書きなぐった釣りログとは大違いですw)
客観性がある内容は、とても説得力があります。
1分以内、20秒以内というのは結構シビアですね…
釣りが上手くなるよりも、逃がすのがまず上手くなるように意識してみます!
- AAコメントする
- 2010年12月16日
TH
その他
kiyo
大分県
>THさん
時間値は、目安で良いですよ。
絶対ではないので宜しくです。
やり取りが1分以内と書くと、短いように思うでしょうが、実際皆さん
そのくらいで取り込んでると思います。
3分ぐらい掛かった様な気がしてても、実際に掛かった時間はそんな位が殆どです。
自分も計ってみて体感と実測の差があるのに驚いた事が有ります。
- コメントする
- 2010年12月16日
私は、主人に任せっぱなしなので…準備の合間に蘇生をしてるぐらいで反省してます。
完全に出来るようになったら、独り釣行デビューですね(笑)
いつになるかなf^_^;
- AAコメントする
- 2010年12月16日
mito
大分県
kiyo
大分県
suke
kiyo
大分県
3の乾いた地面・焼けた地面に直接置かないってのは分かっていてもなかなか難しいですね
これから関門のシーバスが始まると足場の高いところでの釣行が多いので、さらに難易度が上がりそうです
いい方法を考えないと(^^;)
- AAコメントする
- 2010年12月16日
フクちゃん
福岡県
kiyo
大分県
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