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リバーシーバスの実態 『調査結果』

先日、2012年度 日本魚類学会の講演で発表された内容の一部が記載された文章を頂きましたのでご紹介いたします。

この調査で解った事は、河川内に入ってくるスズキは、ほぼメスの個体ばかりだと言う事です。

だからどうだと言うことでは無く。

キャッチ&イートにしろキャッチ&リリースにしろ、自分本人がスズキの

ルアーフィッシングを楽しむ為にどう考えて行かなければ成らないかを

真剣に考えさせられる話だと思います。

この発表にあったフィールドだけの話では無く、聞くところによると

関東のフィールドでも同じ様な傾向での結果が出ているそうです。

それは、日本中同じ話だと言う事をご理解下さい。

この話は、イート派を悪く印象づけようとしている事ではありません。

リリース派を美化するものでも有りません。

ただ、アングラーとして遊び相手になって貰っているスズキが、フィールドに

よって、そういう事なんだと言う事実を知って貰っておきたいのでブログに

掲載させて貰いました。

私個人の想いとすれば。

だから、大切に節度を持って遊んで貰いたいという想いです。

何時までも良い釣りをするために。


 



大分県下の河川に出現するスズキ成魚の性

Sex ratio of the adult Japanese seabass Lateolabrax japonicus appearing in some rivers,Oita Pref.

景平夏生(明野中)景平真明(大分県農林水研セ

Natsuki KAGEHIRA and Masaaki KAGEHIRA

スズキは広塩性の海水魚で,下流に堰堤の無い河川では淡水域深くまで遡上することが知られている.稚魚期については,河川内での初期生活史の一部が明らかとなっているが,河川に侵入した成魚に関する知見は乏しい.成魚がどのように河川を利用しているのかを知るため,大分県の大分川と大野川および乙津川で,主に淡水域におけるスズキの性比を明らかにした.

調査水域を「淡水域(大潮満潮時にも底層から塩分が検出されな),「汽水域(平水時に塩分躍層がみられ),「海水域」(平水時には海水)に区分し,大分川では「淡水域」に,大野川では「淡水域」「汽水域」「海水域」に,乙津川では「海水域」に,それぞれ河岸1定点を設け,適時ルアーによって釣獲した.大野川においては,「海水域」の定点沖を遊漁船からも調査した2007428-201266日に,合200個体を釣獲,そのう182個体の全長,尾叉長,体重などを測定し,解剖して生殖腺の外観から雌雄を判別した.

スズキの性(雄率)は,「淡水域0.7(1個体/148個体/2個体),「汽水域14.3(1個体/6),「海水域33.3(8個体/16個体)であった.スズキ成魚の淡水域への遡上は,ほぼ雌に限られ,本種河川への侵入は,高い浸透圧調整能力を活かした単なるニッチの拡大に留まらず,何らかの繁殖戦略的意図に沿った行動の可能性がある.





この発表内容は、これから論文発表になりますので詳細のデーターは、載せられません事をお詫び申し上げます。

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