※ハンドメルアー奮闘記：浮力編①の続きです♪

http://www.fimosw.com/u/akindo/a7kkyuxo5zrzim



バケツに浮かべた時点で、私も同じことを感じており、久保田氏へ、事前に確認してました。


「明日泳がせてみて、大外ししてなければ、未完成状態で送っても良いですか？」



…と言うような感じです。



その時に『浮力』の話は一切出しませんでした。



人によって感性は様々ですからね♪



ただルアーと同封した手紙には…



「ホイル貼って、トップコートして、目玉を装着したら、多少浮力が落ちます」



…とだけ書きました。



今回、最初に話をした時に聞いたシチュエーションは…



①流しの釣り
②主に河川の落ち鮎
③水面～一枚下



①②を考えると…



水流できっちりアクションするレスポンスと、水噛みが必要でありながら、バタバタとアピールし過ぎてはよろしくなさそう。



それを考えると、極力浮力は落とす方向に考えました。



ただし落とし過ぎると、レスポンスが悪化し、③も満たしにくくなるわけです。



レスポンスって…



ルアーが着水してからの立ち上がりとか…



私的にはどうでも良いんです。



どんなルアーでも数十センチ以内には立ち上がりますよね（笑）



例えば２メートル巻かないと立ち上がらないルアーなんて、そうそうないと思います。



それよりも、ルアーが泳いで来て、流れの変化に差し掛かり、バランスを崩す。



そのバランスを崩すアクションと、そこから基線に戻るときのレスポンスが大事だと感じてます。



浮力が強いとバランスを崩しにくくなり、弱いとバランスを崩した後の立ち上がりが悪くなる（あくまでも傾向）



このルアーの微妙なラインを見抜かれていてビックリでした（汗）



作る側の人間が、その辺を意識するのは普通です。



ただ、使う側の人間が、短時間でそこまで見て感じてくれていたのに、正直感動しました♪



「今の状態がちょうど良い」



ホイル貼って目玉装着したら変わります。



その微妙なウェイト差を何処で相殺するか？



２フックなら、フックやリングで誤魔化せるんですが（笑）



３フックだと、それも厳しい（クリアランスが狭いため）



う～ん…



やっぱシェイプで微調整かなぁ♪



久々にゾクゾクしてくる、あきんどでした♪





※画像もない長編、お付き合い頂き有難うございました♪