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あきんど@仕置屋

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ハンドメルアー(たまにはうんちく①)

私はシャローの釣り、もしくはサーフェスに近いレンジの釣りが好きなので、必然的に作るルアーもその手のルアーばかりです。


1メートルより深いレンジは、磯だろうと干潟だろうと最初から捨ててます(笑)


それに加えてリップレスプラグが大好き(笑)
(その理由はまた今度)


まぁそれは置いといて・・・





フローティングのリップレスミノーって市販品もそうだと思いますが…


『比較的動きが大きい』
『バランスを崩しやすい』


と思う方、多いと思います。


それは構造上当たり前なんです。


リップのあるミノーはリップに当てた、水流をその裏側に逃がすことが出来ます。


と言うより、逃がすことによってアクションします。


でもリップレスミノーはボディ全体で、水流を逃がさないとならないんです。


身を捩るようなアクションが多いのはそこから来てて、当然流れが速い場所や速巻きをすると、水流を逃がしきれずに破綻したり、水面に飛び出してしまったりします。


因みにそれは、私の作るリップレスミノーも例外ではありません。





次にフローティングリップレスの、ロールとウォブの比率って何処で決まるのか。


それにはいくつも要素があり、実際には複雑に絡み合っているのですが、思いつく限りでは…


①ウェイト位置
これは横から見て上に位置すればするだけロールが強くなります。


②タイイングアイの位置
これはルアーを横から見て、タイイングアイからテールアイまで線を引きます。
その線を境に上の面積が広いほどロールが強くなります。


③ルアーの幅と高さの比率
『高さ>幅』
この差が大きくなるほどロールが強くなります。


④浮力
浮力が弱いほどロールが強くなります。




上記は全て別の要素だと思われますが、ある共通点があります。


これをルアーではなく『1艘の船』だと思うと、わかりやすいかもです。





・・・




・・・




『転覆しやすい(倒れやすい)』


そうなんです。当たり前かもしれませんが、ルアーが横に倒れそうになる状態、それがローリングアクションなんです。


…で私が良く利用するのが、上記④の理屈です。


フローティングとして作っているルアーに対して、単純にウェイトを増量して、スローシンキングにするんです。


そうすることによって、ウォブは押さえられ、タイトなロールの動きが強くなります。


結果アクションを小さく、大人しく見せることが出来るんです。


ただ、浮力がなくなると言うことは、上へ引かれる力がなくなることなので、物によっては、更に動きが破綻しやすくなることもあります。


そう言えば、市販ルアーで、タイトロールが売りの、リップレスシンキングミノーってありますよね?


湾奥で切り札にされてる方も多いはず。


あのルアーは上記の①~④の要素を、うまく利用したルアーの典型なのではないかなと勝手に想像してます。
(使ったことがないので、あくまで想像ですが(笑))


市販のフローティングリップレスミノー・・・


店頭に、何種類出回っているか想像もつきませんが、全てスローシンキングにして泳がせたら、良いアクションするルアーが結構あるかもしれませんね♪


これを読んで下さっている皆さんも、是非お気に入りのルアーに、ウエイトを貼って泳がせてみてください。


もしかしたら新たな発見があるかもです♪


ルアーアクションって、本当に奥深くて難しいですが、面白いです♪

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