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硬いロッドについて。【ラインテンション編】

腰痛&出産絡みで釣りに行けずにダラダラ長い文章を書いておりますがw

愛媛のhideさんからのリクエストで、【ナイトゲームのルアー操作】について書いてみます。

これはロッド操作との関連性が非常に高い為、ロッド操作についての以前のログと被ることがあると思いますが、御了承下さい。

ちなみに、今回は【アウトレンジ94P】のように一般的ではない硬さのロッドを使ったナイトゲームでのルアー操作に的を絞ります♪

ルアーと言っても様々な種類がありますが、ラインテンションの抜き差しの感覚がわかると、大抵のルアーを操る事が出来ますので、基本であるミノーを中心にお話します。

柔らかいロッドに比べて、硬いロッドはミノーを泳がせる際にティップがクッションにならないので、同一条件だと動きが大きく(激しく)なります。


ここで、柔らかい波動にするには工夫が必要になります。


お題の【ラインテンション】ですね。



でも、ラインテンションをどうするのか?



簡単に言うと【抜く】という作業をしてやります。



ラインテンションを抜くには【リーリングスピードを遅くする 】や【ラインを水に噛ませる】をします。



う~ん(((^^;)


文章にするには難し過ぎる。。。






僕のスタイルの解説で良いですよね?!(笑)



まず、キャスト後にラインスラックを巻き取り、ラインを軽いジャークでラインを軽く張ります。



ラインを1度張った後、ラインを水に噛ませて、予め決めていたトレースコースに流し始めます。



ここでラインテンションで気を付けるのが緩め過ぎない事。



ラインテンションを抜く訳ですから、リーリングスピードをスロー(ナイトゲームの話)にしますが、それだけをずっと続けているとラインが流れに持って行かれ過ぎて、ルアーの軌道が膨らみ過ぎる。


感度も損なうし、ミノーの状態も解かり難い。


何より、トレースコースのコントロールが極端に難しくなります。


この時に、トレースコースを調整する事も同時進行でラインが水を受け過ぎないようにロッドを少し立てたり、軽く煽ってラインを立てます。


コレが抜き差しの【差し】の部分。



複雑な流れなら、この【抜き差し】がかなり繊細になります。



流れに対してロッドとラインを直線で結ぶようにロッドを動かしたり、ロッドポジションで【抜き差し】を行う事もあります。


【抜き差し】とは、感覚としては人間の【膝】のようなモノ。


野球で例えると、野手が構えて、いつでも前後左右に動けるように準備しているのと似ています。


いつでも、張る、送る、合わせる、ロッドアクションが加えられるような感覚のラインテンションを心掛けるのが良いでしょう。



柔らかいロッドでは、この微妙な抜き差しをティップがある程度助けてくれます。


では、柔らかいロッドではラインテンションの抜き差しが必要ないかと言えば、違います。


硬いロッドはティップがラインテンションの抜き差しを補助しにくい為、柔らかいロッドに比べてより繊細にラインテンションの調整が必要です。


このラインテンションを抜くとミノーの動きが柔らかくなるのと同時にバイトを拾う時にも有効に作用します。


イメージして下さい。


例えば。


①柔らかいロッドでラインテンションを張ったまま魚からのバイトが出た場合。


②硬いロッドでラインテンションを軽く抜いたままでバイトが出た場合。


どちらが魚が吸い込み易いですか?


硬いロッドは、バイトを弾く、バレ易い。


コレ、本当なんでしょうか?


更に


①柔らかいロッドでラインテンションを抜いた状態。


②硬いロッドでラインテンションを抜いた状態。


どちらが情報伝達能力に長けてますか?


硬いロッドのミノー操作の話なんで、硬いロッド基準な意見ですが、


ロッドが柔らかいからバレない。


ショートバイトを載せられる。


ロッドが硬いからバレる。


ショートバイトを弾く。


全て間違いだとは言いませんが、これは喰わせの時のラインテンションが最も大きな影響を与えていると思いませんか?






硬いロッドでは柔らかいロッドに似せたテンションで、ミノーの動きをナチュラルに持っていき、魚が吸い込み易く持っていく。


柔らかいロッドでは、テンションを抜き過ぎないようにする事で感度、フックセット能力を硬いロッドに近付ける。


僕はそういう風にロッドやフィールドによって、ラインテンションを調整します。


勿論、上手くいかない時はあります。


しかし、意識して喰わせた時の感触は格別です。


あ、話が逸れましたね。。。(((^^;)





ラインテンション以外にもロッドの持つ手のテンション。


ロッドの持つ手を柔らかく、グリップが遊ぶように持ち、僕の場合、ひと差し指だけでテンションを掛けて、即座にひと差し指を放す。


これも硬いロッドでのルアー操作のひとつの手です。


この操作は軽量なトップウォータープラグやジャークベイトなんかで多用します。


あ、ミノーの話ね。。。(((^^;)

とにもかくにも、硬いロッドを使う時は、アングラーがライン、身体、水、風などを使ったテンションコントロールの繊細さが必要だって事です。






硬いロッド=豪快






な、イメージがあると思いますが、硬いロッドはシビアなんですよ~



感度、フックセット能力、パワーなどの硬いロッドの特性を生かしつつ、弱い部分を補う。


柔らかいロッドでも同じ事です。



あれ?(((^^;)


上手く伝わってないかな。。。(((^^;)


硬いロッドを扱う上で必要なラインテンション。


このラインテンションを特に気を付けるようになったのは硬いロッドのお陰。


硬いロッドのお陰で、今の自分のスタイルが確立し、感じることも増えた。


硬いロッドが良いか?


柔らかいロッドが良いか?


これは好みです。


柔らかいロッドから学ぶ事。


現に何年も柔らかいロッドを使ってた時期もあり、そこから学ぶ事も多かったです。


そして、硬いロッドから学ぶ事。


それぞれにたくさんあります。


色んなロッドを時間を掛けて使って行くと、この文章に少なからず関心してくれた方がいても、当たり前の事だと気付くし、ここは自分の感性とは違うなと、後に思う事もあるでしょう。



ロッドから学ぶ事は本当に多い。


僕自信も、もっとロッドから。


色んなタックルから。


自然から。


様々な事から、学び、新たな発見があれば、また書きたいと思います。


hideさん、何か的を絞っていくと良いながら暴投したかもです。。。(((^^;)


 

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