今年も夏の風物詩、
キジハタの釣果が聞こえ始め、
にすむら&やってぃくんは、
気もそぞろに、そわそわと。

産卵の為にシャローに接岸し、
盛夏まで続くこのキジ撃ち。

俺んちから釣り場までは、
高速に乗って約1時間ちょい。

中々行ける場所ではないから、
『キジハタの聖地』と呼んでいる。


シーズンになれば、県外アングラーもひしめき、
海水浴が始まるまで激戦区になるサーフ。


ゴロタが沖まで続くから、
根掛かり率も高い。


半月くらい前から、二人して、

( =ω=)ゼロダンの弾込めok？
だいじょび！（･ω･` )

( =ω=)ロッドは？
コモド！（･ω･` )


と、前準備してたんだ。


そして深夜に俺んち、
別名 にすらむ国を出発し、

3時半に現着だ。




今年はどうかなー？




さて去年はこの釣りにゴーテンMXHを使った。

7～20gくらいのゼロダン、直リグを投げ、
ボトムからのリフトフォールを多用するから、
ある程度の張りが必要になる。

今のラインナップなら、
リプラウトやコモドが丁度良いね。



ただ、キジハタに夢を求めるアングラーには申し訳ないが…






奴は引かねえw

バイトはガツッ！と楽しいし、
掛けた直後はゴンゴンと暴れる。

が、根から引き剥がすと、全てを諦めたように、
ポカーンと口を開けて浮かんでくるのだw



なんで実はロッドのパワーはLで十分。
射程が足りればゴーテンLHでも行ける。
必要なのはリグのリフトをするための張り。

更に今回の俺は、根掛かり回避の為に
ゼロダンもかなり軽くしたのよ。
5～11gオンリーだ。


そんな軽いリグを飛ばし、
リフトにメリハリをつけ、
魚をボトムから引き剥がす。





こりゃ83L+のテストに丁度良いや！


前回まで使ってた、L+のコンセプトから一歩進んだL+。


ランカーシーバスを相手しても行けるこいつは、
ライトロックにどうかなー？










今思えば、この選択が、
あの魚をしっかりキャッチ出来た要因かも。







夜明け前から始め、
薄暗い中で潮目やヨレを撃つこと数分。




キャストからボトムを取り、
一回リフトからのフォール。




ドコン！といきなりロッドが入る！

よっしゃー！とフックを叩き込…






あれー！？
なんだこの曲がり！
L+、こんなに曲がったか！？


ベリーを通り越し、バットセクションまで曲がっとる。

そのセクションに入力される魚の暴れは、
とにかく激しい首振りだ。

振りの周期の長さから、かなりなサイズなのは判る、
判るが…




これ、キジハタじゃねえ！
なんか別のもん掛けた！
しかもでかい！


ギリギリ唸るドラグを更に締め、
ブランクスを満月に曲げつつ、
魚を根に向かわせないよう、主導権は頂く。

だけどフックはワームのシングル。
この一本しか無いから、
延ばされ折られは即バラシ。
無理せず、ロッドのベンドで魚を寄せる。


けど、波も離岸流も強く、中々寄らないぞ…


波打ち際からストンと落ちるショアラインは、
足元の波が巻き上がり、沖へ引き返す。

魚の重量、首振りと相まって、ファイトは壮絶！




けど、魚種が判らんwww



いや、俺はこの引きを知ってるんだ。

知ってはいるが…

いや、まさか、そんな。



あの魚でこの重量と首振り周期、
だとすれば、これエライモンスターだぞ…

いやまさかそんな







波打ち際は白泡が立ち、そこまで寄せた魚を隠す。

3度目のずり上げでゴロタに引き摺りあげたそいつを見て、
俺とやってぃくんのハモりがサーフに響く。







デカー！なんじゃこれ！

















バケモノマゴチ！！




魚をでかく見せてる訳じゃないw
縦に撮影しても、





デかさを隠せないwww


こんなでかいマゴチなんて、
実物を初めて見た！
しかも釣ってしまったw
すげー嬉しい！











あ、その後やってぃくんも、
本命のサーフロックを釣り上げた！





彼にとって２年越しの成果！
他魚種の外道では釣るが、
狙って捕った本命。
しかも遠征の聖地だ。

嬉しさが伝わるねー( =ω=)！




まあ、キジハタは二人してホゲたw
まだ小さいのしか接岸してないぽく、
当たるが掛からないのだ。


けど、何度かはフッキングしてバラした。

居るのは判った！








再来週、この二人は再チャレンジに行く。

それまでに、また準備に気もそぞろになる。



キジハタの聖地は、今年二人に微笑んでくれるかな？


( =ω=)＜次こそキジを撃っちゃる！

右に同じ！>（･ω･` )



釣りはほんと楽しいねー