プロフィール
釣り基地ダウンアンダ
オセアニア
プロフィール詳細
カレンダー
検索
最近の投稿
タグ
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:5
- 昨日のアクセス:39
- 総アクセス数:208925
QRコード
▼ 男前な値段のタックルは、何が違うのか【リール編】
- ジャンル:釣り具インプレ
- (セルテート, オーストラリア, 釣り, ライトショアジギング, ダイワ, ショアスロージギング, ウルトラライトショアジギング)
こんぬづわ。
最近、家の近所に『野良七面鳥』が繁殖してます。
毎朝それらを路肩や駐車場に徘徊してるのを見つけると、体が勝手に「オーブンに丁度入り切るサイズ」を選定し、捕獲しようと体が勝手にダッシュしてしまう…
鳥頭釣り基地です。
前回は、ロッドの価格差と性能の違いに関して書きました。
今回はリール(Reel・ショアジギング用途スピニング限定)に関して書いてみたいと思います。
持論ですが、スピニングリールは、ロッドよりも価格と性能がほぼ比例しています。
値段が高いのにクソなリール
あるいは劇安なのに驚く程高性能なリール
そういうブツに当たった事が小生ありません。
*(注)二大ブランドのエントリーモデルの性能をより安い値段で実現しているリールは存在します。
例えば…
自分がライトショアジギングという世界に興味を持ち始めた頃、最初に買ったリールは、台湾・Okuma(オクマ)というメーカーが製造する【サフィーナ】というワゴンリール。

このリールは当時、D社のレブロスに匹敵する性能を半額で実現したと言われるリールでした。
この会社は元々、日本のD社のエントリーモデルのOEM下請けと言われており、基本的なリール製造技術は備わってる会社。
海外のトローリング用リールでは、市場を席捲しています。
因みに、こちらオーストラリアでも有名で、こちらのアングラーはOkumaの事を
おぅくぅーまぁっ
と呼んでいます。(笑)
で、自分はサフィーナの3000番手をライトショアジギング用初号機として使用し、PE1.5号(30lb)を巻いてジグパラ30gやメタルマル28gをメーカー不明・爆安シーバスロッドと合わせてキャストしてました。
40㎝位までのマゴチや同じくシマアジ、
オーストラリアン・サーモン相手には充分な強度で、楽しくライトショアジギングにステップ・イン♪
で、ある日たまたま遭遇したナブラが…
大型ヒラマサのそれ。
当時はPE1.5号に40ポンドのナイロンリーダーだったのですが、
ラインブレイク以前にリールのベイルアームとハンドルが一発で殉職。
リールヘヴンへと旅立ってゆきました。(笑)
次に購入したのが、同じくOkumaのトリオールというリール。
Okumaの凡用リールの中では、中位機種になります。

・カーボン&アルミハイブリッドボディ
・10ベアリング(!?)
・カーボンアルミ・ハイブリッドスプール(?)
等、見るだけだと恐ろしく高性能かつ値段が安い!(ココ重要!w)のが理由でした。
確かに使い始めは滑らかで、マゴチや中型のオオニベを仕留める事が出来ましたが、ある日目の前でナブった大型ヒラマサに前回同様ジグを打ち込み、3本立て続けにボコられた所で 突如メインギアとピニオンギアが歯飛びを起こし、サフィーナと同じくリールヘヴンに旅立って逝きました。(笑)
元々そういう用途で設計されたリールではなかったんですね。
ショアジギング用途のスピニングリールは他の釣りとは次元の違う環境下で酷使されるという事を、当時の自分は理解してなかったんです。
その後、日本の二大メーカーのエントリーモデルに移りましたが、根本的な解決にはならず、かなり速いペースでゴリシャリ>買い換えを繰り返し、最終的に【これは暫く壊れずに使える!】と思えるようになったのは、ダイワの1万円+クラスからです。(ダイワBG・ブラスト・EM MS・カルディア等)
ダイワ・シマノ共に、1万円を超える価格帯からは、巻き心地含む初期性能において、不満を感じるユーザーは殆ど出てこない程のレベルに達しています。
それ以上の価格帯になるにつれ、大きく変わってくるのはズバリ
耐久性
男前な価格になればなるほど、使用される素材が高品質・高強度になってゆきます。
価格&強度の順に書くと
亜鉛合金(安価&大量生産に向いてる・エントリーモデルに使用)
ジュラルミンマシンカット(多少コスト増・中位機種に使用)
ジュラルミン冷間鍛造(更にコスト増・中~上位機種)
超々ジュラルミン(原材料・製造コスト更に増)
青銅アルミ合金(ハイパーデジギアetc. 高硬度・強度)
SNCM439(低炭素合金鋼&表面硬化処理:釣り具にはまだ未導入)
ダイワで言う所のセルテート辺りは超々ジュラルミンを使用しており、またボディも金属製。
この辺りからライトとはいえ、ショアジギングで数年使えるラインじゃないかと感じます。
これ以下のクラスになると、釣行回数の多い人だと毎年リールを買い替えるか、メインギア交換を含むフルオーバーホールに出す必要が出てきます。
青銅系ギアを使用するのは、ダイワで言う所のモアザン・キャタリナ・ソルティガ辺り。
ガチなショアジギングやオフショアゲーム、ヒラスズキゲームの戦場で確固たる地位を得てる男前達です。(笑)
ちなみに、僕はこの辺りのリールには手が出せません。(笑)
しかし自分は年間釣行回数が200日/年を超えるので、かなりヘビーユーザーに入ると思いますので、どうしても耐久性のあるリールが必要。
熟慮の上に購入したのが、16セルテートHDモデル。
僕のライトショアジギングだと、基本メンテだけで3年位は壊れない感じ。。。 たぶん(笑)

つまり、この1年間のライトショアジギングで達した持論。
スピニングリールの基本構造そのものは、既に完成されている。
価格差 = 使われる素材の差
したがって、高価なリールは当然の如く耐久性が有る。
また逆に低価格で安い素材を使用してるけど耐久性の有るリール…などというモノは存在しない。
工業製品の基本を思い知らされた次第です。
最近、家の近所に『野良七面鳥』が繁殖してます。
毎朝それらを路肩や駐車場に徘徊してるのを見つけると、体が勝手に「オーブンに丁度入り切るサイズ」を選定し、捕獲しようと体が勝手にダッシュしてしまう…
鳥頭釣り基地です。
前回は、ロッドの価格差と性能の違いに関して書きました。
今回はリール(Reel・ショアジギング用途スピニング限定)に関して書いてみたいと思います。
持論ですが、スピニングリールは、ロッドよりも価格と性能がほぼ比例しています。
値段が高いのにクソなリール
あるいは劇安なのに驚く程高性能なリール
そういうブツに当たった事が小生ありません。
*(注)二大ブランドのエントリーモデルの性能をより安い値段で実現しているリールは存在します。
例えば…
自分がライトショアジギングという世界に興味を持ち始めた頃、最初に買ったリールは、台湾・Okuma(オクマ)というメーカーが製造する【サフィーナ】というワゴンリール。

このリールは当時、D社のレブロスに匹敵する性能を半額で実現したと言われるリールでした。
この会社は元々、日本のD社のエントリーモデルのOEM下請けと言われており、基本的なリール製造技術は備わってる会社。
海外のトローリング用リールでは、市場を席捲しています。
因みに、こちらオーストラリアでも有名で、こちらのアングラーはOkumaの事を
おぅくぅーまぁっ
と呼んでいます。(笑)
で、自分はサフィーナの3000番手をライトショアジギング用初号機として使用し、PE1.5号(30lb)を巻いてジグパラ30gやメタルマル28gをメーカー不明・爆安シーバスロッドと合わせてキャストしてました。
40㎝位までのマゴチや同じくシマアジ、
オーストラリアン・サーモン相手には充分な強度で、楽しくライトショアジギングにステップ・イン♪
で、ある日たまたま遭遇したナブラが…
大型ヒラマサのそれ。
当時はPE1.5号に40ポンドのナイロンリーダーだったのですが、
ラインブレイク以前にリールのベイルアームとハンドルが一発で殉職。
リールヘヴンへと旅立ってゆきました。(笑)
次に購入したのが、同じくOkumaのトリオールというリール。
Okumaの凡用リールの中では、中位機種になります。

・カーボン&アルミハイブリッドボディ
・10ベアリング(!?)
・カーボンアルミ・ハイブリッドスプール(?)
等、見るだけだと恐ろしく高性能かつ値段が安い!(ココ重要!w)のが理由でした。
確かに使い始めは滑らかで、マゴチや中型のオオニベを仕留める事が出来ましたが、ある日目の前でナブった大型ヒラマサに前回同様ジグを打ち込み、3本立て続けにボコられた所で 突如メインギアとピニオンギアが歯飛びを起こし、サフィーナと同じくリールヘヴンに旅立って逝きました。(笑)
元々そういう用途で設計されたリールではなかったんですね。
ショアジギング用途のスピニングリールは他の釣りとは次元の違う環境下で酷使されるという事を、当時の自分は理解してなかったんです。
その後、日本の二大メーカーのエントリーモデルに移りましたが、根本的な解決にはならず、かなり速いペースでゴリシャリ>買い換えを繰り返し、最終的に【これは暫く壊れずに使える!】と思えるようになったのは、ダイワの1万円+クラスからです。(ダイワBG・ブラスト・EM MS・カルディア等)
ダイワ・シマノ共に、1万円を超える価格帯からは、巻き心地含む初期性能において、不満を感じるユーザーは殆ど出てこない程のレベルに達しています。
それ以上の価格帯になるにつれ、大きく変わってくるのはズバリ
耐久性
男前な価格になればなるほど、使用される素材が高品質・高強度になってゆきます。
価格&強度の順に書くと
亜鉛合金(安価&大量生産に向いてる・エントリーモデルに使用)
ジュラルミンマシンカット(多少コスト増・中位機種に使用)
ジュラルミン冷間鍛造(更にコスト増・中~上位機種)
超々ジュラルミン(原材料・製造コスト更に増)
青銅アルミ合金(ハイパーデジギアetc. 高硬度・強度)
SNCM439(低炭素合金鋼&表面硬化処理:釣り具にはまだ未導入)
ダイワで言う所のセルテート辺りは超々ジュラルミンを使用しており、またボディも金属製。
この辺りからライトとはいえ、ショアジギングで数年使えるラインじゃないかと感じます。
これ以下のクラスになると、釣行回数の多い人だと毎年リールを買い替えるか、メインギア交換を含むフルオーバーホールに出す必要が出てきます。
青銅系ギアを使用するのは、ダイワで言う所のモアザン・キャタリナ・ソルティガ辺り。
ガチなショアジギングやオフショアゲーム、ヒラスズキゲームの戦場で確固たる地位を得てる男前達です。(笑)
ちなみに、僕はこの辺りのリールには手が出せません。(笑)
しかし自分は年間釣行回数が200日/年を超えるので、かなりヘビーユーザーに入ると思いますので、どうしても耐久性のあるリールが必要。
熟慮の上に購入したのが、16セルテートHDモデル。
僕のライトショアジギングだと、基本メンテだけで3年位は壊れない感じ。。。 たぶん(笑)

つまり、この1年間のライトショアジギングで達した持論。
スピニングリールの基本構造そのものは、既に完成されている。
価格差 = 使われる素材の差
したがって、高価なリールは当然の如く耐久性が有る。
また逆に低価格で安い素材を使用してるけど耐久性の有るリール…などというモノは存在しない。
工業製品の基本を思い知らされた次第です。
- 2018年10月3日
- コメント(2)
コメントを見る
釣り基地ダウンアンダさんのあわせて読みたい関連釣りログ
fimoニュース
登録ライター
- たけのこのこのこ2025 #3
- 4 時間前
- はしおさん
- バチ戦線異常アリ
- 1 日前
- rattleheadさん
- 『マイクロベイト』 2025/4/25…
- 7 日前
- hikaruさん
- ラッキークラフト:ワンダー50
- 8 日前
- ichi-goさん
- 釣りを辞めることと釣りのゲー…
- 20 日前
- BlueTrainさん
本日のGoodGame
シーバス
-
- 貴重なバイトをモノにできるか⁉︎
- JUMPMAN
-
- ラッキー!
- kamikaze
最新のコメント