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▼ 今年もありがとうございました♪(淡水)
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物凄く、腕が鈍ってる・・・
それが、前回モリさんと一緒にブラックバスを釣りに行って、切実に感じたことでした。
魚の居場所とか何をやって行くのが良いかは、さんざんに通いこんだリザーバーだったので、季節の進行と照らし合わせればそれほど難しい事ではなかったはずです。
事実、そこを外してなかったのは、モリさんの釣果が証明してくれていた。
釣りの面白さの90%を「魚を見つけていくロジック」に位置付けていたあの頃、とにかく人のプレッシャーで魚が自然と異なる動きをする釣り場が嫌いでした。
その結果、ひたすら地図を眺めて前人未踏の山奥の水瓶や、そこはちょっと・・・と言われるような地方都市の水路や、そこは数年前から年に数回ほど焼身自殺が・・・なんてところにばっかり行くように。。。
ルアーアクションがどうこうより、とにかく「一度もルアーを見たことが無い魚」を見つける事だけが釣りの全てでした。
あの頃はそういう場所が結構在りました。
だから自分が「釣りが上手い」と思う事はあまり無く、いつも場所が良いだけです。
あ、いや、正確には、上手いとか下手とか、そういうのもどうでもよく、ただひたすらに数箇所の好みのフィールドで、「こいつら、どこから来てどこに行くんだろう」を知りたかったのです。
その延長上にたまたま「デカイのだけを狙う」って事が在りました。
何時しかそれが、「デカイのしか興味が無い」となってしまったのは、非常にもったいなかったな・・・と思う話です。
狙うって事はそれで楽しく、今でも季節やフィールド限定でそう思うことがあるのですが、釣りの楽しさをそれだけに狭めたあの時間は、本当にもったいなかったと思ってます。
自分で釣りをつまらなくしちゃった。
デカイのが簡単に釣れるやり方を知り、なんか冷めたかな・・・と思う頃に自然にブラックバスから足を遠ざけていました。
そしてヒラスズキやオフショアなどの色々な釣りを楽しみ、様々なアングラーとの出会いを経て、自分の中の何か釣りの考え方が変わったと実感した数年前から、またブラックバスの釣りを楽しみたい♪と思うようになりました。
春のシーズンだけ、古い仲間のところへ遊びに行くような気持ちで、2~3回ほど「まだ生き残っているフィールド」へ足を運んでます。
やぁ、久し振り。
まだ生き残れているのかい?って感じです。
で、前回、モリさんと一緒に行って、冒頭に書いた「物凄く、腕が鈍ってる・・・」となるのです。
なんと言っても、ほとんど釣りにならないぐらい、ルアーに神経が通わなかったのです。
こりゃァヤバイ(汗)
魚をちゃんと釣ることも含め、ある程度のリハビリをしたいと思ってました。
まぁバチも気になるけど・・・低気圧次第ではバスも在りだなぁ・・・なんて状態(笑)
この時期特有の低気圧の位置と潮周りのバランスを3日前からウェーブハンターで監視。
移動性の低気圧が、日本海山陰方面から太平洋へ抜けるコースに入ったのを確認し、「明日の夜はヒマですか?」のメールをモリさんへ飛ばしたところ、仕事上の関係で明日は無理だけど明後日はOK(ハート)の返事でした。
今回こそ「あと1cmの壁」を超えてもらいたいです・・・
低気圧にからむ前線が関東を抜けるのが、ちょうど明後日の深夜。
そのタイミングは美味しいのですが、もしも通過が早すぎると、ちょっとあんまり好きなパターンではない。
出来れば雨が降っていて欲しいと言うこともあり、「少し難しくなる可能性もありますが・・・」と前置きをつけて、釣行決定しました。
そのエリアのスモールの大・小とラージの大・小の動きの組み合わせは、前回の釣行でだいたい読めたので、今回はスモールメインで、ひょっとして早いアフター明けのデカラージ?という狙いです。
できればラージの56cmぐらいのが釣れればいいなぁ・・・でも、タイミング的にはスモールがシャローでビュンビュン(アフター明け)となる可能性が大きいかな?と。
まぁその中から大きいのを狙っていくのも楽しいものです♪
心配なのは、低気圧が通過してしまいシャローへ一気に鯉が入ってしまう事と、思ったよりも降ってしまった雨による増水量と濁りの入り方でした。
場合によっては入れるポイントが沢筋だけになってしまい、広く動けないための回遊待ちになってしまいます。
そうなると、ちょっと興ざめ(笑)
ラージのアフターを絡めるなら、ワンドマウス部の馬の背と、ハードボトムが多い広めのシャローを見てみたかったのです。
仕事が終り、一回家に帰ったら凪チンが可愛くて足止めを喰らいました。
しかし低気圧は待ってはくれないので、その分を高速道路でカバー(爆)
高速使って1時間。
下りて下道を30分。
峠道だから楽しくてあっという間。
しかし気になるのは、所々にできている山肌から零れ落ちる滝と、アスファルトを横切る川。
結構な増水かな?
無事?到着し、湖岸を見渡せる道路をグルッと周り、先行者の有無と水量と崖のグリップを確認しました。
う~ん、やっぱり山間部は結構降ったのね。
崖もちっとやばい感じだし、やや増水もしてる。
ただ、雨の為か?幸い先行者が一人しか居ないので、絞れればかなりチャンスかも。
シャローがある人里のほうでウェーディングすれば、スモール入れ食いパターン。
でも、まずは大きいのを狙ってワンドが連続し、バックウォータ川筋と本湖筋合流付近のファーストカーブエリアをやりたい。
この雨と地面じゃ、ちっとヘツルのは難しいけどね。
と、言う事で、落ちるのを前提としてウェットスーツ&カッパで行く事にしました。
これならドボンしても安全だし、なんと言ってもワンドを横断できますね(もちろん他に釣り人が居たら迷惑ですから、ちゃんと配慮しますよ)。
でも良かった。
モリさんに「ウェット使うから持ってきてね」と言っておいて♪
グダグダと着替え。
タックルはメガバスF2-64xs(HT800)に、PE1.2号。
ポケットにはオフセットフックを2種類と、4インチセンコーだけ。
ヘルメットは?と言う事でしたが、ブラックバスやるのにヘルメットなんて被ってたら「おかしな人と間違われる可能性」が在るのでやめておきました。
せっかく釣りに来たのに、誤解で通報されて事情聴取なんてなったら、ほんと残念な事ですからね。
準備が済んだらせっせとエントリー。
慎重にルートを選び、一人ずつ無駄に足音を立てないような足運びで、無事に湖面まで到着。
やっぱり、やや増水です。
横にはいけるけど、何時もの1/3しかいけません。
まぁいいか。
その間で答えが見つかれば。
何時もは4時間掛けて釣り歩き、最後はやや楽な場所でエスケープして山を登って終了なのですが、今夜はその普段はあまりやらない復路をやってみましょう。
まぁ、際の魚は難しいですが、それなりにやり方はありますよね。
私が先行してスタート。
とりあえずキャストもせずに歩く。
一つ岬を回ったところで、ワンド中ほどに美味しい感じの凸!
で、キャストしようかと思ったら、ガイドにラインも通してない事を発見(汗)
横を見ると、目を爛々とさせた闇夜のハンターになったモリさんを発見(笑)
今回の釣行のファーストキャストはモリさん。
ガレを崩さないようにポジション(立ち位置)をチェンジ。
そぉ~っと・・・・・・・・・
そぉ~とね・・・・・・・・
イヒヒヒヒ。。。。
この瞬間がたまりません♪
だって、投げたら絶対に出るもん。
バスの匂いが、体中にまとわり付いてくる。
釣れるのは当たり前で、関心ごとはそれがラージかスモールか・・・
正直、それを釣り上げるのがモリさんか私かの違いは、あんまり関心が在りません。
数歩後ろに下がり、モリさんの背中を見る。
闇夜の霧雨のなか、青白い何かが揺らぐのが見えました。
肩に当たる雨がはじいた物だろうか。
数秒の間を切って、ポチャン。
ラージかスモールかは気にしてましたが、デカいスモールを釣ってくれと頼んだ覚えは在りません(爆)
あげた瞬間にスモールの自己記録更新を確信したとか。
そりゃぁ最高ですね!
おめでとう。
ブツ持ち写真を撮って、さっそく測定。
さぁどうだ!
49cm・・・
ん?
49cm?
「う~ん・・・どうやっても1cmたりない(汗)」
また寸止まりですかぁ~(爆)
モリさん、自己記録更新の嬉しさと、また1cmたりない悔しさとの狭間で、非常に微妙な顔をしておりますw
でも、ホンとにおめでとう!
狙って釣りに行って、ファーストキャストでドンピシャ入れて、それがサックリと自己記録更新。
コレで帰ったら、アングラーとしてカッコよすぎですよ♪
ほら、某カ○スマが「なかなか出来ないよ~!」って言っていた、『神の一投』ってヤツです。
え?
なになに?
「こんな素敵な夜に、延長無しで帰るような無粋な真似はできない」って?
あぁ、いつもそんな事をキャ○クラで言ってるんですね。
なるほど。
じゃぁ私も釣りしますw
モリさん今の一本でラインがちょっとトラぶったらしく、私が先にセッティング出来たので少し外した場所に入れる。
ボトムとって小枝を超えたときにPEラインからココッ!と反応。
明らかに小さいスモールの反応。
コレコレ。
前回はこの感覚がまったく無かったんですよ。
釣らないようにピックアップし、もうちょっとずらした場所でファーストヒット。
う~ん、やっぱりちょっとサイズダウンしちゃうのですが、キレイなスモール。
良い魚が一番良い場所につくってのは、とても好きなフィールドです。
さぁここから本番。
早い時期に動く一番でっかいラージを探して、ワンドの奥のサマーパターンか、ワンドマウスのアフターなのかを見極める釣り。
とにかく良いところだけを打っていきます。
が、良い所はスモールが占拠していました(笑)
見つけられて無いだけ。
色々な要素を組合す。
そしてモリさんがついに!
ついに大き目のラージを掛ける!!
また49cmですか(爆)
ゴメン。
ランディングした瞬間に、あぁ、こりゃぁギリ50cm無いわ・・・って気が付いてましたw
その後もスモールがポツポツ釣れるもんで、なんだかんだでペースが上げられず、低気圧も通過したことだし戻る事にしました。
たぶん先にあるワンドのほうが季節が遅いのでラージの確率は上がるけど、無理するのも嫌だし、何よりも今夜はスモールが遊んでくれるっていうなら、それはそれで凄く楽しい事です。
まぁでも、この時間差での復路は、さすがに際の魚は難しいですね。
ポイントだけしっかりやって30分で戻る。
数回のバイトがあっただけ。
それでも明日の仕事を考えると良い時間です。
が、なんか終わり方が締まらないので、ちょっとリスキーだけど今夜のスモール祭りはここでしょう!って場所へ最後に入りました。
一本ずつ釣って、楽しかったね~と言って帰りましょう♪
でも50cm無い位いです。
まぁ地形知ってるだけですから、上手いもヘッタクレも在りません。
で、「コッチはここからシャローで、アッチの方向に50m幅で落ちていきますよ」とアドバイス。
けっして「先に良い思いをしよう」と思って、黙っていた訳ではございません(爆)
これはシーバスでバスでも、モリさんは何時もそうなのですが・・・
初場所に連れて行くと、地形の話しをするだけで直ぐに答えを出せちゃうんですよね。
地形の先の、「○×をアッチに投げてこう引いてきて、ここで停めてこうやって」というのを、わざわざ言いません。
わたしなんて何年も苦労した部分なのに(笑)
釣りって遊びは、そりゃぁ場所を知ってる人が強いのですが、やっぱり上手な人は概要をチョコット言うだけで自分の引き出しで答えを直ぐに出せる。
だから、釣った魚はモリさんがひねり出した魚なんですよね。
その魚、地形を先に知っていたからと言って、同じようにやったところで私に出せますか?と言うと、実は出せない事とかが在るのです。
そう、居るけど全部の魚が釣れる訳ではないし、人それぞれに見えてる魚は別だったりします。
モリさんは謙虚に「釣らせてもらったよ、ありがとね♪」って言うのですが、それはモリさんだから釣れた魚ですよ。
なんにも教えてないし、むしろ一緒にドキドキを楽しませてもらってありがとうございました♪
延長してよかったです。
素敵な夜でしたねwww
お疲れ様でした♪
【お知らせ】
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- 2011年5月16日
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- van
こんにちは!
すごいっすね!
唖然として読み返してしまいました。
淡水バスでウエットスーツってはじめてみましたが・・・・・・。
素敵っす!
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