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ルアー開発日記⑲

  • ジャンル:釣り具インプレ
前回の金型修正指示を出して、はや一ヶ月?
 
う~ん、サンプルが上がってこない(爆)
 
実はコレには理由がありまして、同時進行しているペニーサック99の修正が影響しているのです。
私個人としても、何とかこの秋に99で良い釣りしたいと思ってます。
 
ですから、スケジューリングではそちらを優先していただければ・・・と。
 
まぁ、70ミノーに関しては開発権限を全て戴いているので、焦らずじっくりと後悔の無いようにやりたいところです。
 
 
さて、かといって、サンプルアップされるまで、遊びほうけている訳では在りません。
先日のログでもほんの少し書いたのですが、現状のボディーで少し試したい事がありました。
 
それはウェイトの位置による変化。
 
近年流行の、「フロントヘビー突っ込み型フックつけてややフロント重心」の有効性は、頻繁にミノーを使ってるアングラーとしては重々承知。
そして重心移動では、フロント側のウェイトを動かすことによる、マスの移動量の増加も、非常に興味深いのですが、今回のミノーはその方式をとっていません。
 
まぁフックつけてセンターバランス=泳いでセンターではないのですが、アクションの幅を小さくしつつレンジを高めにキープして潜らないミノーを目指した時点で、指をくわえながら見逃すことにした経緯があります。
 
が、なんか・・・
 
ひょっとして、移動ウェイトが高さでそれと似たようなことをやってくれるんじゃないのか???と言う疑問が出てしまい、ウェイト位置(と言うか方法?)を変えたサンプルを5個ほど作って、またテストをしていました。
 
結論として、リトリーブアクションは凄く良い感じになったのですが、川での生命線の「バランスの良さ」が消えました(涙)
 
理屈は、「センターアイからテールアイを結んだ線の上へ一時的にウェイトが行く事で、ロールの先の半身ひっくり返る寸前で水受けをしてその返りで逆方向へ絶妙なフラツキを出す」というもので、よくよく考えるとウェイト固定の失敗作でこんなアクションでていたな~(爆)と思ったのですが、それをコントロールできる幅でやったらむちゃくちゃ面白く、「こりゃぁ稚鮎が遡上する時にボトムを擦るタイミングでイチコロかw」なんて欲張ったら、ウェイトが帰ってこなくなってしまう現象の抑え方を、内部構造のウェイトルームを弄っていたらサンプルが足りなくなって、しょうがないからハルシオンに部材取りに行って、ついでに柳瀬川でちょっと泳がせたら、「あぁ、やっぱり安定感と不安定感の隙間は自然には勝てないのか・・・」と悩んでいるところです。
 
ミノーはボディーありき。
で、リップはチューニングだよね!
と、ウナギ釣りに来ていた知らないおっちゃんと話をして帰ってきました(爆)
 
流れの釣りが自分の中に在る限り、ココの葛藤は続くのでしょうが、いっそバスのルアーでコレをきちんとやって見たいと思う今日この頃です。
バスはね、サスペンドモデルと言う、恐ろしく素晴らしい概念が定着しているから羨ましい。
 
で、実際に釣果にそのアクションがどう影響スンのよ?と言われると、これは個人的な実績では恐ろしく影響を及ぼすと思っている。
 
浮力±0が生み出すメリットは、ステイの揺らめきとかではなく、ましてフォールをベリーで受けて逃がす時の揺れでもなく、最強なのは「そのまんま水に馴染んでいる質感」なんじゃないかと。
 
シーバスを含むイーターは、圧倒的にこの「ルアーが水へ馴染んでいる時」には、違和感を感じずに反応している節が在る。
 
夜光虫の時期のスーサン縦チョンチョンのアクションなんてのはまさにそれで、何かしらの理由で口を使わないときほど差が出るのなら、普段の釣行で食い気が在る魚のバロメーターにも同じ事が起きているはずなのである。
 
その他にも、ビックベイトの流し込みとか、ワームの使い方なんかも、かなりの部分でこの「水なじみの状態が良いから釣れる事」を表しているんじゃないのだろうか。
 
で、思う。
 
まだ見受けないが、シーバスにも「デカいワームの流し込みで釣る」やりかたが、成立する(認められる)時期が来るだろう。
今はまだ、「ワームって、厳しい魚にせこく使うもの」と思っているソルトアングラーは多いかもしれないが、あれは小さいから強いのではなく、ソリッド感が魚に与える「チェイスのときの違和感の無さ」であり、プラでもなくウッドでもない水へのなじみと押し方が、最終的に綺麗なバイトを生み出している。
 
一言で言うなら、マテリアルの勝利。
 
フックの関係も在るけど、音→側線→視覚→味(魚は口の外にも味を感じる器官が在り、それは匂いではない。ただし、ナマズはヒゲにも在るがシーバスがどれほどかは知らないw)があり、各器官におけるワームのそれは、明らかに捕食のインプットで大きく武器になる要素が在る。(デメリットも在るがw)
 
バスでは当たり前の、ビックワームのスイミング。
あのアクションをそのままシーバスに持って来ても厳しいが、このジャンルはまだ誰も手を出していないから面白い可能性は在るよね。
 
どっかのメーカーでやら無いかな?
 
佐川先生がこの前話してくれたシーバスでのワーム論(その様子は、発売中のソルト&ストリームに掲載されています。短い文章ですが、あれこそが使い方の真意なのではないかと)をそのまま当て嵌めれば良いだけ。
 
なんと言ってもワームなら、ハードストラクチャーもガンガンいけるしね。
橋脚を30g前後のワームでヒュンヒュンとかやってみろとwww
 
荒川や旧江戸で流し込む釣りとか、恐ろしく攻め方が変わりそうな気がする。
そしてようやく、本当の意味でシーバスにおけるベイトリールが評価される時が来るのでは?
 
スピニングのレバーブレーキも今みたいなファイトでの使い方ではなく、クラッチとして意味を持ってくる。
 
私もヒラでレバーブレーキを使いたいって随分昔に言ってたけど、それはライン強度にあわせたギリギリのドラグテンションで設定し、それでもどうしてもヒット後に持って行かれちゃう波がある時にラインが切れないでロッドキャパを一時的に超えるから、クラッチをオフにしてロッドの破損を防ぐ為であって、ドラグ緩々のセッティングで魚を暴れさせない上に細糸とかの使い方するぐらいなら、70cmぐらいのシーバスはさっさと太い糸で上げちゃえよwとか思う時がたまにある。
 
ロッド・ライン・ドラグ設定値。
このバランスをすっ飛ばして「レバーブレーキ良いですよ」なんて言われてもなぁ。。。
 
確かに、暴れさせないよう、魚を沖に出したいとき、ベールをオフにすることも在る。
それと細糸の問題をゴッチャニしちゃ駄目なんじゃないかと。
 
もういっその事、クラッチオフにして普通のリール使えばいいじゃんか。
で、小指を骨折するwww
 
そう考えると、やっぱりレバーブレーキは良いのだ(爆)
でも、ベイトリールでも良いんじゃないのだろうか?
 
で、5年前にそう思って、旧江戸の河口で向かい風ビュービューの中、グースをフルキャストして2秒でバックラして諦めたんだけどね。
メガバスのF4に金のカルカッタで遠心ブレーキ全部外したやつを持って行った私が悪いのだ(爆)
レアフォースとかバイブでは、しっかりとトラクション掛かるから良かったんだけどなぁ・・・
 
でも最近出た、シマノのベイトのドラグがもしも「シーバスの身切れにきちんと対応できるレベルのドラグが装着されている」のならば、ちょっとまたやって見たい気もする。
 
PEラインが、ベイト対応のものが出るのが必須だと思うがこれいかに。
ベイトは負荷が掛かるとダイレクトにスプールへ食い込むから、その時の熱やネジレに対してはちょっと細いPEラインは怖いよね。
かと言って、雷魚用の6号とかじゃ繊細な釣りは絶対に出来ない。
 
もしもそれらの条件が揃えば、カーブフォールとフリーフォールを使い分ける事を要求される近年の明暗の釣りとか、実はベイトでやれば素敵に効率を上げる事ができるのに。
 
と、いう事で、物凄くシマノのベイトには期待しています。
誰か使ってる人の生の声が聞きたいところ。
特に「ブラックバスできちんとベイトとスピニングの釣りを理解していて、シーバスもしっかりやっいるアングラー」から。
 
ベイト使っていたら男らしいでしょ?的な発想は除外。
 
 
うぉ、脱線したw
 
まぁワームとリールの話は眉唾度80%に思っておいて戴いて、ハードルアーに求める±0のアクションは超マジメな話なのです。
 
売れるルアーは飛ばしてナンボ。
アクションなんて二の次。
そこを解ってるアングラーなんて、そんなに居ないし。
 
そういう作り手のレベルの低さが、物凄く良い物を殺してしまうのです。
「あのルアーをもっと飛ばせば」と言って、形状をコピッて単純に重くした駄作ルアーがどれほど在るか。
(形状をパクらないで同じコンセプトでよく飛ぶルアー後出しルアーも多々在るw)
 
まぁでも、最低限コレだけは飛んでくださいよ・・・と言う気持ちはあるわな(爆)
 
実際に、今回の70ミノーも「あるルアーと同じぐらいは飛ばさなきゃ始まらない」という気持ちはあった。
そのルアーが何とは言えないけど、いっつも必ず試作ボックスに入っているその秀作ルアーを目標にしたのは事実で、アクションは違えど使い分けの稜線には居るのです。
 
ジャンルとしては在り来たりの7cmミノーだけど、実はまだ何所も手を出していない位置かもしれない。
見た目の形ではなく、レンジ・アクション・サイズでね。
 
 
ちょっとぼやくつもりだったのが、酔っ払っていたら長くなってしまった。。。
 
あぁそうそう、ついでに報告。
ペニーサック99は、デリバリーが12月にずれ込むっぽい。
 
妥協せずに物を作ると、あっという間に3ヶ月とか過ぎていくのをよ~く知ったので、もう私は急かすのを諦めました(笑)
 
クレームはハルジローさんへお願いいたしますw

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