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雪見大福を食べながらスズキの事を考える

  • ジャンル:日記/一般
弊社は今月が年度初めです。
去年度のまとめを行い、分析して、次年度の目標設定やその目標達成の為の実施事項を決めていきます。
 
品質保証部と言うのは、物を作ることも出来ませんし、売って歩くことも出来ません。
これらの理由から、直接的に会社へ利益を出すことが出来ないと思いがちですが、実は「マイナスを減らす事で利益を増やす」という仕事が出来ます。
 
検査工数増加や設備の導入で流出不良を減らすことは簡単なのですが、そういう事に頼っていくといつの間にかコスト増加分が削減分を上回ってしまい、「品質保証は金ばかり掛かる」という事になりかねません。
 
確かに過剰品質と言うのは良くないです。
コスト増はそのまま売価に影響します。
いかにお金を掛けずに、品質保証レベルを上げれるか・・・へ、数年前から取り組んでいます。
 
今年度はどうしようかなぁ~
そんな事を考えながらも、日々発生する問題に対処していますが、今週はいよいよ大詰め。
思ったことを手帳に殴り書きしてきた物を、品質目標進捗表(計画表みたいなヤツ)へとまとめます。
 
ログの文章書くのは大変だとは思わないけど、進捗表の記入は物凄く苦労します。
やりたいと言うだけで下手なこと書くと、後から苦労するのは自分達ですからね。
 
勢いで書くのは簡単だけど、やれなかったら嘘になる
でも、やれる事だけを書けば、進歩の速度を上げることができない
 
このバランスが難しいのです。
中長期の狙い(ビジョン)に対して、本当にそれで良いのだろうか?と言ったところも考えないとね。。。
 
そんな事に悩みながら、昨日はお得意さんの工場へ行ってました。
途中で渡る利根川には薄っすらと雪が積もり、去年軽く泳いで渡った中州を見て、猛烈に雪見大福が食べたくなりました。
明日は関東も大雪の可能性がありますね。
 
寸法不良という事で呼び出しを喰らったのですが、どうも話を聞くとおかしい。
で、自社の在庫を調べると、全然不良じゃないのです・・・
部下と夜のうちに色々と調べて、出来るだけお客さんが解ってくれる内容の調査報告書を作成しておきました。
 
雪見大福食べたいなぁ~が頭から離れない状態で、お客様の検査室へ。
班長、係長、課長と全員揃って、えらい怒ってます。。。
 
付いて早々に「不良じゃないです」と言い張ると相手もムキになってしまいますから、まずは言い分を聞きます。
で、その不良現品を持ってきてもらいました。
なんでも、4個取りのうち1個だけが、φ10の内径が小さくなってるとかで、ピンゲージ検査をしたら入らないらしいです。
 
さっそく確認したら、確かに全部入らない。
ピンゲージ検査は自重落下が原則です。
でもね、よ~く見ると、1mmぐらいは先端が内径部に入っているんです。
 
で、図面をよ~く見てもらいました。
そしたら、「抜き勾配のため、φ10部位は入り口から1-0.3mmで測定」って書いてあるんです。
ようは入り口から0.7mm入ればOKです。
 
あらら・・・
ちゃんと図面と照らし合わせてから不具合情報を流しましたか?
 
「あれ~、昨晩は全然入らなかったんだよ~?」と言うライン検査員。
当然、仕入先を呼び出す事の意味を理解している課長の表情は、みる見る間に曇ってきました。
 
ここでやっと、作ってきた資料を出して説明。
 
確かに該当部位は、少し寸法は小さめです。
しかし「常温(25±15℃)で測定」すると、図面指示寸法を満たしています。
プラスチックは寒いところに持っていくと収縮する習性がありますので、そのために内径が小さくなります。
それでも1mmは入りますが。。。
 
昨晩は冷えましたからネェ。。。
温度での変化を配慮してない製品&工程設計の問題じゃない?
 
と言う事で、一件落着。
でもコレで鬼の首取った勢いで攻め立てると次に大変になるから、やんわりと痛み分けの方向に持って行きます。
 
「まぁ、ウチの検査でも下限値ギリギリですから、不良じゃないけど選別はしていきますね。今月中に金型修正(レベルアップ)もやってみます。」
 
で、結局はスタッフ6人で選別作業開始。
製品に小さくNoが入っているのですが、コレの#3だけを取り除く作業です。
20000個もありました(泣)
まぁ雪見大福食べることを夢見て頑張りましたよ。
 
長~いスパンの中の、ほんの小さな幸せです♪
 
帰りには雪もやみ、利根川には積もった気配もなくなっていました。
 
これからの時期、雨はすぐに流れて行くので河口への影響は1日で取れますが、平野部に大量に雪が降ると、冷たい淡水が長い時間を掛けて川に供給される事になります。
雪が多ければ、近海の淡水支配率が上がります。
 
雨よりも雪の方が、川がらみのシーバスに大きく影響を与えますね。
降り初めよりも、2日後です。
また、雪は地表の温度を一気に下げてしまいます。
南風がそれを運び去るまで。
コレを何回か繰り返し、やがて冷え込みよりも気温の上昇が勝って春が来ます。
そうすると、平野部ではなく埼玉と群馬の山間部での雪が溶け始めますね♪
山の豊富な栄養分を、川が海へと運びます。
 
動植物はそれを知ってるのか知らないのかは解りませんが、厳しい寒さを超えて春の準備に取り掛かるようです。
2月の冷え込みがキツイほど、関東のサクラは美しく花を咲かせることは有名な話し。
 
明日から関東平野は大雪の気配。
太平洋側の湿った空気の流入と、遠く北からやってくる寒気。
まぁ、関東で雪が降るってことは、春近しの知らせです。
 
これがどの様にシャローへ影響するかが見物です。
そのタイミングで一回は干潟へ行ってみようかと思います。
 
去年は全然ダメでしたが(笑)


【お知らせ】
土曜は五平さんで飲み会です
http://www.fimosw.com/se/anzen/5ZinOhZt4i?c=15
初めてお会いする皆様、よろしくお願いいたします♪


 

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