【東京シーバスネット－村岡昌憲】『SEABASS JOURNEY』大分編

『SEABASS JOURNEY』大分編　絶賛放映中

川のスズキの撮影をする場合、釣り上げたらまず蘇生します。
元気になった状態で、カメラを回してコメント撮りなどをしますが、何度も休憩を入れて蘇生をしっかりと行いながら、テレビ撮影と写真撮影を終えて、即座にリリースしています。

リバーシーバスのハイシーズンにあたって

川のスズキはほとんどがメスという調査結果があります。
調査された景平さんのお話を聞かせていただきましたが、川で釣れるスズキのほとんどがメスである、と。

理由についてはまだ調査中だけど、繁殖戦略の一環である可能性が高いとお話しされていました。
メスは自分の遺伝子を残す確率を高めるために、自分を少しでも大型化させようとします。
大型化した方が、たくさんの卵を産むことができるからです。

海水魚にとって、淡水とはリスクしかありません。
だけど、そのリスクを取ってでも、海よりたくさんのエサがある川に入り込みます。食欲旺盛なのでルアーへの反応もすこぶるいいです。

一方、オスは産卵場所で精子をまき散らすだけでいいので、身体を大きくする必要がありません。

だから、多くのオスは沖の深場のストラクチャーについて、イワシなどを追っています。体長５０ｃｍ前後が一番素早くていいそうです。

自分は川での釣りも長いですし、ボートからの釣りも長いです。
景平さんの話を聞いて合点がいくことが多く、この推論に全面的に賛同しています。

もし、そうだとしたら、川のスズキを殺していくと、その冬に産み出される卵の数が減っていくことになります。

リバーシーバスのハイシーズン。

皆様もそんな想いを持って、川のスズキに接していただければ幸いです。

他のプロアングラーももっと啓蒙活動してくれたら、もっと助かります。

2015年7月14日
コメント(6)

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みんなからのコメント (ログインが必要です)

お疲れ様です。
蘇生も大切ですが、せっかく、あの、村岡プロが(笑)エイを釣ったのですからルアー回収も見せて欲しかったです。
エイは危険が危ないですから(笑)

2015年7月17日

湾奥のダメおやじ

東京都

賛否両論あるのは仕方ないことだと思います。

私はゲーム性を楽しむと同時に食す楽しみのためにシーバス釣りをしています！

でも何本もストックせず、最低限必要な1本か2本をストックし、3本目からはリリースするような心掛けはしているつもりです！

村岡さんのおっしゃることは最もだと思うし、賛同しますが、悪く捉える方もいらっしゃると思いますし、「伝え方」はやっぱり難しいですね^_^;

2015年7月17日

山形のTAKU

山形県

SEABASS JOURNEYの撮影風景を見学させていただきありがとうございました!(^^)!

大分もたまに死骸をみます、蘇生失敗なのでしょうか？
蘇生後、尻尾を持ち自力で泳ぐのを待つようにしています。

2015年7月14日

河野浩二kawano

大分県

SEABASS JOURNEYは見ること出来ませんが、
今回の写真を見て、きっと蘇生させてる様子も写っているのかなと期待してます。
シーバスゲームの殆どがブツ持ちしか映してませんからねぇ～。
テキストでは理解できない蘇生の方法も映像だと理解しやすいですし・・・。
今後も蘇生が出来るアングラーが増えるようにがんばって下さい。
期待してます。

2015年7月14日

かこちゃん

茨城県

御早う御座います。
コメ失礼します。

川鱸は「大半が雌」。
そう言われれば「成程！」と
思いました。

自分は(あまり釣りません、いや
釣れませんが)基本、リリースする
方です。が、先ずは「蘇生が優先」。
を今回のSeaBass Journey大分編で
改めて思いました。

「計測！」や「写メ！」の事ばかり
考えて、魚の負担を(アングラーとの
死闘後ですから)早く和らげてあげなきゃ
いけないのに。

魚には最大限の敬意を持って蘇生、
リリースしたいですね(^^)。