【Pazdesign STAFF BLOG】島原名物！？穴ジャコパターン！！　酒井優一(長崎)

この時期、このシャロー帯で良く捕食されているベイトが「穴ジャコ」です。
穴ジャコをご存じない方の為に極簡単に説明すると、泥や砂に穴を掘ってその中に生息している甲殻類です。
私のホームグラウンドである有明海にはこの穴ジャコが多く棲んでおり、シーバスのベイトになっています。

余談ですが、穴ジャコは食べても非常に美味で、有明海沿岸の地域では「マジャク」と言う名で親しまれており、潮干狩りの時期になると「マジャク釣り」という筆を使って穴ジャコを捕まえるのが楽しみでもあります。
(Youtube等でも動画がありますので気になる方はご覧下さい♪)

こういう甲殻類ベイトの良い所はイワシやコノシロのように回遊、接岸に大きく左右されず、ある程度安定的にフィールドに存在してくれます。

なのでベイトの接岸が減る時期には割とストロングなパターンになる事も多いです。

今回の釣行も産卵後のアフターのシーバスが戻ってきており、シーバスもある程度荒食いモードではあるものの、目立ったベイトもいないという状態です。

早速始めてみると、パワードでフッコクラスをゲット！！
幸先良いスタートです♪　

さて、では穴ジャコパターンの時の基本的な攻め方ですが、普段は泥の中にいる甲殻類ですので、やはり基本はボトム付近を攻めます。

ボトムを攻めると聞くと、ついバイブレーションを選びがちですが、狙っているポイントは水深2m未満のシャロー帯です。
バイブレーションではボトムを擦りすぎてしまいますし、何よりも巻きスピードが速過ぎて合わないことが多いです。

そこで重宝しているのが「パワードラブラ125SFG」です！！
パワードをティップを下げて巻き、レンジを入れて、リアクションを誘発するように時々トゥィッチを入れます。

そうですね、「マジャクジャーク」とでも名付けましょうか(笑)

マジャクジャークでフッコクラスを数本釣りますが、中々サイズが伸びません…

数打てばその内いいのが出る！！と信じカラーローテを交えながらキャストしていると…

納得サイズ登場！！

口の中にもしっかりと穴ジャコが♪

そしてカラーはやっぱり「ファイヤーベイト」！！
このカラー、私のホームグラウンドでは本当に効きますね♪
ひょっとして甲殻類食いに良く効くカラーなのかな？

いずれにしても穴ジャコは別に島原限定のベイトではなく、泥や砂底のエリアには比較的に広く生息しているベイトなので、似たような環境で釣行されていらっしゃる方は是非お試し下さい！！

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2018年2月24日
コメント(2)

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みんなからのコメント (ログインが必要です)

はじめまして。島原に夜な夜な釣りに行っているものです笑

自分の地元の佐賀でもシャコをメインに捕食しているシーバスがたくさんいます。

自分はバイブレーションで釣ってますが、そのサイズのミノーでも食ってくるとは…参考になります(^^)

2018年2月26日

カイ

長崎県

パズデザイン

埼玉県

>海パンさん
コメントありがとう御座います！！
酒井さんは長崎、海パンさんは佐賀、私は大牟田、見事に有明海を囲みましたね(笑)

さて、余談はさておき、まあ、マジャクも茹でる前の大きいものだと10㎝以上のもいますから12㎝クラスのルアーでも問題ないんだと思います！！

また、マジャクをメインで食べていても、他に食べやすい餌があればシーバスもアタックしてくるはずですから、ルアーのレンジとシーバスの目線位置が合っていればマジャクと認識していなくても口を使うという要素もあると思います。

あとは正直バイブレーションでも食うとは思いますが、文中にもあるように、バイブレーションではやりにくい水深とスピードである事がルアーチョイスの肝になっているはずです。

まだ水温的にも夏場ほど早い動きには付いていけない時期でもありますし。

以外な一手がストロングなパターンになる事もありますので、是非色々とお試し下さい♪

2018年2月28日

お疲れ様です。
ファイアーベイト発祥はこちらでしたか。
バイブじゃないのが予想外ですね。ご当地釣方なかなか知る機会がないので楽しいです。
ありがとうございます。

2018年2月24日

インコ好きのTake

パズデザイン

埼玉県

>インコ好きのTakeさん
コメントありがとう御座います！！

発祥かどうかは定かではありませんが、ファイアーベイトはフラットフィッシュにも強く、恐らく底棲生物捕食時に強い色のように感じます。
穴ジャコは意外と身近に棲息しており、野島や平潟湾なんかにもいますので、魚系ベイトの少ない時期は試す価値有りと思います♪