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▼ ウェアの基礎知識講座⑥『ウェーダーの透湿と撥水の関係性』
- ジャンル:釣り具インプレ
- (フラットフィッシュ, ブラックバス, ウェアの基礎知識講座, 青物, pd, フレッシュウォーター, PSL, NEWS, ソルトウォーター, ヒラスズキ, シーバス, オフショア, トラウト, アパレル, Pazdesign)
皆様こんにちは!!
コジマです。
本日はウェアの基礎知識講座⑤です。
前回は撥水復活の儀式のお話をしました。
※前回のログはこちら
そして今回は『ウェーダーの透湿と撥水の関係』についてです。

透湿と撥水シリーズの番外編とでも申しましょうか。
ただ、この話は透湿素材を採用したウェーダーの話であって、非透湿のPVCウェーダーにはあてはまりませんのでご注意を。
以前、撥水が切れるとウェアの表面に水の壁ができて透湿性が落ちますよ~っという話をしたと思います。
※そのログはこちら
水の壁ができると透湿性が落ちる…
あれ?ウェーダーって水の中に入ってないっけ?
じゃあ、ウェーダーの透湿素材って意味無くない?
そう思った方。
いいとこに気が付きましたね。
水中に入る際に使うウェーダー。
水の中に入っている部分は透湿素材の意味が無いのか?
透湿素材の意味はあります!!!!
そう、水に入っている部分でも透湿性は発揮されているんです。
でも条件がありまして。
それは撥水が効いている事。
撥水は撥水基という分子の働きで水と表地が直接触れ合わないようになっています。
触れ合わないという事はつまり、表地と水の間には極々僅かですが隙間が空いている事になります。
(要は撥水基分の隙間ですね。)
はい、勘の良い方は気が付きましたね。
そう、その隙間から水蒸気が抜けてるんです!!
絵に描くとこんな感じです。

いや、ほんと私もこれ知った時は驚きましたよ。
なんちゅうメカニズム。
考えた人凄いです、本当に。
で、今回これで終わりじゃないですよ。
撥水が効いてるから透湿性が発揮できるという事は、撥水が切れたらダメだって事ですね。
レインウェアと同様にウェーダーも使っていると表地に水が染みて色が変わってきますよね。
もちろんこの時点で中に水は浸入していません。
でも表地が濡れているという事は、透湿性が失われ、再結露が起きてしまう状態だという事になります。
こんな経験はございませんか?
最近ウェダー履くとやたら中が濡れてるんだよな~
靴下とか股のとことか濡れてるんだけど、水漏れの検査してもどこも漏れてないんだよな~…
これ、再結露の可能性大です。
人間、想像以上の汗をかいています。
昔CMで『人は寝ている間にコップ1杯の汗をかく』なんてのもありました。
個人差ありますが、寝ているだけでコップ1杯。
ウェーダー履いて歩けばもっと出るでしょう。
その水分が再結露でウェーダー内に戻ってくれば、『漏水してる!!』と思ってもおかしくはないですね。
つまりウェーダーもレインウェア同様に撥水の維持、復活が快適に使用する為のキーポイントなんですね。
なのでウェーダーも日頃のメンテナンスは欠かせません。
当然、洗濯機で洗うわけにも乾燥機にかけるわけにもいきませんので少し工夫は必要ですので、ここでは私が実践している方法を参考までにご紹介します。
まず洗う段階ですが、基本的には短時間しか使用していないときは釣行後に真水で洗い流します。
で、ちょっと撥水が切れてきてるかな~っと思ったら乾燥後に撥水スプレーを使用して撥水を復活させます。

ZAC-952 リバイベックス インスタントウォーターリペレント 1,800円+税
※製品ページはこちら。
これはブーツタイプもソックスタイプも同様です。
そして本格的なメンテナンスの場合ですが、基本的にはレインウェア同様に
汚れを落す→撥水を復活させる→熱処理
という流れです。
んで、汚れを落す際は洗濯機の代わりにウェア用洗剤、もしくは中性洗剤をつけた柔らかいスポンジで軽く洗います。
そしてしっかりすすいだら、こちら↓

ZAC-956 リバイベックス デュラブルウォーターリペレント
298ml 2,000円+税 ※製品ページはこちら。
濡れている状態でデュラブルウォータープルーフィングを満遍なく吹き付けます。
その後しっかり乾燥させ、ソックスタイプは当て布をしてアイロン掛けします。
※方法は前回ログを参照下さい。
ブーツタイプの場合、大体のご家庭では室内でアイロン掛けを行うと家族から非難の的になると思いますが、場所が確保できれば行って下さい。
不可能ならばドライヤー。
電気代や騒音によりそれも許可が出ない場合は、デュラブルウォータープルーフィングスプレーではなく、乾燥させた状態でインスタントウォータープルーフィング(撥水スプレー)で処理しましょう。
こうする事で、より長く快適にウェーダーを使用する事ができるはずです。
思ったより長くなって自分でも驚いているので、今日はこの辺で。
次回はまた原点に戻って用語解説。
『透湿性と通気性の違い』についてお話しようかと思います。
それでは。
・パズデザインHP↓
http://www.pazdesign.co.jp/
・パズデザイン公式Facebook↓
https://www.facebook.com/ZapPazdesign/
・fimo釣りログ一覧↓
http://www.fimosw.com/u/zappazdesign
コジマです。
本日はウェアの基礎知識講座⑤です。
前回は撥水復活の儀式のお話をしました。
※前回のログはこちら
そして今回は『ウェーダーの透湿と撥水の関係』についてです。

透湿と撥水シリーズの番外編とでも申しましょうか。
ただ、この話は透湿素材を採用したウェーダーの話であって、非透湿のPVCウェーダーにはあてはまりませんのでご注意を。
以前、撥水が切れるとウェアの表面に水の壁ができて透湿性が落ちますよ~っという話をしたと思います。
※そのログはこちら
水の壁ができると透湿性が落ちる…
あれ?ウェーダーって水の中に入ってないっけ?
じゃあ、ウェーダーの透湿素材って意味無くない?
そう思った方。
いいとこに気が付きましたね。
水中に入る際に使うウェーダー。
水の中に入っている部分は透湿素材の意味が無いのか?
透湿素材の意味はあります!!!!
そう、水に入っている部分でも透湿性は発揮されているんです。
でも条件がありまして。
それは撥水が効いている事。
撥水は撥水基という分子の働きで水と表地が直接触れ合わないようになっています。
触れ合わないという事はつまり、表地と水の間には極々僅かですが隙間が空いている事になります。
(要は撥水基分の隙間ですね。)
はい、勘の良い方は気が付きましたね。
そう、その隙間から水蒸気が抜けてるんです!!
絵に描くとこんな感じです。

いや、ほんと私もこれ知った時は驚きましたよ。
なんちゅうメカニズム。
考えた人凄いです、本当に。
で、今回これで終わりじゃないですよ。
撥水が効いてるから透湿性が発揮できるという事は、撥水が切れたらダメだって事ですね。
レインウェアと同様にウェーダーも使っていると表地に水が染みて色が変わってきますよね。
もちろんこの時点で中に水は浸入していません。
でも表地が濡れているという事は、透湿性が失われ、再結露が起きてしまう状態だという事になります。
こんな経験はございませんか?
最近ウェダー履くとやたら中が濡れてるんだよな~
靴下とか股のとことか濡れてるんだけど、水漏れの検査してもどこも漏れてないんだよな~…
これ、再結露の可能性大です。
人間、想像以上の汗をかいています。
昔CMで『人は寝ている間にコップ1杯の汗をかく』なんてのもありました。
個人差ありますが、寝ているだけでコップ1杯。
ウェーダー履いて歩けばもっと出るでしょう。
その水分が再結露でウェーダー内に戻ってくれば、『漏水してる!!』と思ってもおかしくはないですね。
つまりウェーダーもレインウェア同様に撥水の維持、復活が快適に使用する為のキーポイントなんですね。
なのでウェーダーも日頃のメンテナンスは欠かせません。
当然、洗濯機で洗うわけにも乾燥機にかけるわけにもいきませんので少し工夫は必要ですので、ここでは私が実践している方法を参考までにご紹介します。
まず洗う段階ですが、基本的には短時間しか使用していないときは釣行後に真水で洗い流します。
で、ちょっと撥水が切れてきてるかな~っと思ったら乾燥後に撥水スプレーを使用して撥水を復活させます。

ZAC-952 リバイベックス インスタントウォーターリペレント 1,800円+税
※製品ページはこちら。
これはブーツタイプもソックスタイプも同様です。
そして本格的なメンテナンスの場合ですが、基本的にはレインウェア同様に
汚れを落す→撥水を復活させる→熱処理
という流れです。
んで、汚れを落す際は洗濯機の代わりにウェア用洗剤、もしくは中性洗剤をつけた柔らかいスポンジで軽く洗います。
そしてしっかりすすいだら、こちら↓

ZAC-956 リバイベックス デュラブルウォーターリペレント
298ml 2,000円+税 ※製品ページはこちら。
濡れている状態でデュラブルウォータープルーフィングを満遍なく吹き付けます。
その後しっかり乾燥させ、ソックスタイプは当て布をしてアイロン掛けします。
※方法は前回ログを参照下さい。
ブーツタイプの場合、大体のご家庭では室内でアイロン掛けを行うと家族から非難の的になると思いますが、場所が確保できれば行って下さい。
不可能ならばドライヤー。
電気代や騒音によりそれも許可が出ない場合は、デュラブルウォータープルーフィングスプレーではなく、乾燥させた状態でインスタントウォータープルーフィング(撥水スプレー)で処理しましょう。
こうする事で、より長く快適にウェーダーを使用する事ができるはずです。
思ったより長くなって自分でも驚いているので、今日はこの辺で。
次回はまた原点に戻って用語解説。
『透湿性と通気性の違い』についてお話しようかと思います。
それでは。
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- 2017年4月26日
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