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シャローを狙う意味

  • ジャンル:釣行記
11月中旬を過ぎてやっと、北東風がしっかりと吹き出した。
この風が吹くと、湾奥の干潟へ足を向けるようになる。
 
一般的に東京湾奥のハイシーズンと言われるのは、港湾部や河川がらみが良くなる10月から11月上旬にかけて。
そこから水温の低下が進むにつれて、湾口へと魚が移っていくと言われている。
 
確かに「たくさんの魚」と言う視点ではそうかもしれないが、そういう動きとは異なる動きを見せる群れもかなりいる。
それが初冬にかけての、湾奥のランカーパターンとして成立したのは、この10年ぐらいじゃないだろうか。
ぶっちゃけ、年がら年中、湾奥に魚は居る。
 
東京湾奥エリアは基本的に多摩川~荒川、そして江戸川の河口に堆積した干潟を、人為的に埋め立てたことで海岸線を沖側へ伸ばしているのが特徴。
そして、その埋め立て地の周りに「水路」と「航路」が掘られている。
 
その為、ある場所では驚くほど浅い砂地が沖まで伸びて居たり、またある場所では足元から10mの水深が有ったりと、かなり変化に富んでいる。
たった数百メーターしか離れていないのに、「あっちとこっちで全然釣果が違う」という事が頻繁に起きるのも、目に見える2次元的な変化だけではなく「深さ」というメジャーで見ると納得がいくことが多い。
 
スズキと言うか、全ての魚は、横への移動だけではなく状況に応じて縦(深さ)の移動も頻繁に行うのだが、水深のある航路などに接した場所ならば、その縦の移動をするだけである程度留まる魚も多くなる。
そして水深が無い場所は、潮位変動で一瞬にして横に移動していってしまう事になる。
 
では、常に深い場所だけで釣りをすればいいのか?と言うと、そうでもないのがシーバス釣りの面白いところで、時期によってその理由は違うかもしれないが、信じられないほど浅いところまで入ってきて捕食を繰り返す。

ただ、潮位やその他の理由での水位変動に対して敏感ゆえに、群れが横へ移動するのも早い。
その群れを追いかけるのは容易いことではない。
 
それでも、「地形が大きく変わらなければ」と言う条件で、たいがい例年通りの場所に現れるのも特徴。
特に大型のシーバスを狙う為の「時期限定一級ポイント的な場所」は確実に存在している。
 
で、今年はどうなのか?と、秋に北東風が続いて吹き始めると思うのだ。
 
湾奥のその干潟は左右に航路を持つ。
その航路沿いに上げのタイミングで潮が差す。
 
下げは風向きによって流れの向きが変わることがあるが、上げは沖からの大きな流れなのであまり狂う事が無い。
よって、毎回成立するという事になる。
 
ただ、砂洲ゆえに、地形が結構変わる。
特に今年は台風によって湾奥に強い波が入ったために、地形の変化は絶対にあると覚悟をしていった。
 
たぶん去年の位置じゃない。
それは、現実となっていた。

思いがけずブレイクが寄っていたり、在る筈の瀬が無かったり。
 
ポイントについて友人と分かれて、下げは各々のポイントを探る。
まだ水深を保っているシャローを中心に歩きまわって、釣りをしながらの「今年の地形」を把握していく作業。
 
地形が変わると、良い流れが出る場所が変わる。
シャローのキモは、この良い流れを見つける事と、それを効率よく打てる立ち位置に入ることだ。
 
具体的には、流れの下から入ってきた群れは、より強い流れに向かって進んでいくと仮定する。
浅い場所ほど流れは速く深い場所は遅い。
その境目的な位置を、できればダウンクロスで狙いえる立ち位置を探す。
 
二時間ほど歩き回り、その間にぽつぽつと下げの魚を取っていく。
サイズはそれほどでもないけど、ヒタヒタの干潟でのやり取りは楽しい。
 
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水が少し濁っているからか、友人もチャート系のカラーが一番良いと言っていた。
 
やがて潮どまりを迎え、暇な時間が1時間ほど・・・なのだけど、その間にもキャストを続けていた。
なにせ、地形がかなり変わっているので、例年とは異なるタイミングで上げが走る可能性があるからだ。
 
ジワリと潮が動き出した。
本命場所に集中してキャストをしていく。
やはり例年よりも、シャロー側の潮が走る気がする。
 
ルアーをバボラ(シャロー)に変える。
水深60cmの砂の上を、川のように水が走る。
 
バボラ(シャロー)は、フローティングに比べてレンジが浅くなるだけではなく、テールのふり幅が少し多い。
Gozzo12に比べると、飛距離が出るのが最大のメリット。
近場で食わせに走る時やアップクロスならGozzo12で、距離で探りたいときやダウンで水を受ける位置の時はバボラ(シャロー)と使い分けている。
 
ラインが右にじっとりと流され始める。
アップではなく完全なクロスの位置にいるので、やがてルアーが水をつかむ。
その位置が、ブレイク上に来るようにする。
 
よく、ブレイクが釣れるからと言って、無理をしてウェーディングしブレイクに立つ人が居るけど、本来そこは魚が通る道であり捕食をする位置だ。
ディープウェーディングは私もするけど、それは潮位が高い段階で「ブレイクにルアーを流し込みたいからやるのであり、潮位が高い時にブレイクに立ったら何の意味もない」と思う。
 
しかも、その裏のシャローは水深が膝上もあれば、流れを見つければ十分に釣りが成立する。
そもそも、シャローに上がってきている魚を狙っているのだし。
そういうことが解らないから、どうしても航路やブレイク沿いに立ちたがるアングラーが減らない。
 
30分ほどして、流れが強くなってきた。
おもったよりも水位は下げなかったので、さらに航路から離れてシャロー側に立ち位置を変える。
 
フルキャストし着水後、リールをひと巻きしたら違和感。
 
ガサガサ?
なんだ?このバイトっ!
 
合わせると、金属的な首振りがロッドに伝わってきた。
しかもすげぇ引く。
 
でも、途中で気が付いた。

こりゃぁ、あれだ。
 
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黒ちゃんだ。
なかなかのランカー(笑)

長年この場所で釣りをしてきたが、このタイミングでクロが釣れたのは初めて。
まだ水温高いのかな?
それとも台風の余韻を引っ張っているか?
実際に、珍しいぐらいの濁りが出ている。 

気を取り直してキャストすると、今度は70っくらいのシーバスだった。
即リリース。
 
たぶん、あと15分しかここには居られない。
魚はちゃんと入っているが、掛けて行けるだろうか。
 
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やっぱり居た♪
 
着水してしっかりと流し、リトリーブに移ってから少しロッドでアクションを掛けた。
なんとなく見られているっぽいなと思ったので。
 
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特大ではないけど、今年もこの場所で冬を迎える事が出来た。
年々、少しずつこの海も変わって来ていると思う。
それは自然の理なので、アングラーとしてはゆだねていくしかない。
 
その中でひとかけら、少し楽しませてもらっているのだ。
 
10分後に浅場へ行き、写真を撮って撤収とした。
帰り道、よさげなカレントを見つけたのでちょい投げ。
 
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えらい体高のあるキビレ?
良いおまけ (^^♪
 
 
■タックルデータ
ロッド Tulala ハーモニクス89
リール シマノ 4000番XG
ライン PE1号 
リーダー ナイロン22lb
スナップ モリ研スピードバイト
 
ルアー ニコデザイン バボラ(シャロー)
    ハルシオンシステム ペニーサック99
 
ウェーディングギア アングラーズデザイン
ランディングギア スタジオオーシャンマーク
 
 
【お知らせ】
明日、12/7(土)は上州屋池袋店にて、Tulalaの展示受注会です。
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色々持ってきますので、遊びに来てください♪
 

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