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▼ 荒川ってすごいね
- ジャンル:style-攻略法
湾奥に流れ込む三つの大型河川。
西から多摩川、荒川、旧江戸川。
山間部から関東平野の長い旅を経て、この河川が豊富な栄養と淡水を東京湾へと運んでくる。
地形を大きな視点で見れば、東京湾自体が河口域みたいなもので、富津と観音崎を結ぶ線が本当の海との分かれ目だという考えもある。
大きな河川すら、支流でしか過ぎないと。。。
スズキやクロダイはこの河口の汽水を好む魚で、他人の生活圏にとても近い生息域を持つ魚だ。
秋に河川上流域から海に向かうのは、ほぼ間違いなく産卵行動が関係しているのだが、その通り道として前出した三つの支流の出合いに魚が集まる。
さてこの三本の川、実はそれぞれに河口の性格が異なるのだが、その中でも荒川は他の二本に比べて極端な特徴がある。
それは、「圧倒的に深い」のだ。
旧江戸は秋の干潮時、河口はそのほとんどが2m前後になる。
舞浜大橋あたりでも浚渫が無ければ(天然の姿なら)、東京川から川の2/3あたりまでウェーディングが出来てしまう。
多摩川も似た様な状況で、あっという間にチャラ瀬が出てきてしまうほど浅い。
また、浅いうえに、数kmものぼると堰が出てくるのも、この二つの河川の特徴。
まぁ、浅くてもスズキは居るのだけど、河口から深度がある状態がより長く川ほど、絶対的なストック量が多い。
これは日本中どこも同じだと思う。
サーモクラインの差し込む距離も長いからとか色々と理由があるのだろうが、個人的にはもっとシンプルに考えている。
それは、単純に1㎥当たりの過密度。
全体的に魚が少ない状態で好きなところに行ける状態とは違い、スズキがごっちゃり居る東京湾においては、より密度が少なくなる河川に集まるのは当たり前なんじゃないかと思っている。
と、ココまでは、荒川ってスズキ多いよね~の考え方なのだけど、秋のこの時期にいつも疑問に思う事がある。
荒川は、一番最後にシーズンが終わり、一番最初にシーズンが始まる。
旧江戸は12月頭の潮で、多くの魚が姿を消す。
多摩川も似たようなタイミング。
ひとつ前の潮では絶好調と言われていたにもかかわらず、たった12日で産卵に関係しない小型しか残らなくなる。

友人に連れて行ってもらった多摩川でもこのサイズがつついてくるに終始した。

荒川や墨田川の水が絡む港湾も、大型は姿を消した。
しかし、それらの場所からたった数キロしか離れていない荒川は、なぜか普通に普通のサイズがいつもの釣り方で釣れてくるのだ。
まぁもう湾奥シャローでデカいの狙うのも終わりだよね~というタイミングで、友人のボートで三番瀬~旧江戸、葛西シャロー、そして荒川河口までの開拓に出た。
行きに荒川河口で丸々とした60cm後半のシーバスを釣ってもらい、そこから散々あっちこっちやって全く釣れず、また最後に荒川に帰ってきた。
笑っちゃうほど、昔やっていた釣り方で簡単に口を使ってくる。

シャローに立つ杭をダウンクロスでこれでもかというくらい流す釣り。
とにかく巻かないで、着水したらルアーを馴染ませていくと、忘れたころにバイトが出る。
(まぁ実際は、普通にU字が起きてるのだろうけど、実際にそこまでは超暇な釣りw)
昔と違う事と言えば、ルアーがバボラに変わっただけで、根本的に変わったことはしていない。
ちなみに、横切らせる釣りをすると、全く反応が出ないのも昔と一緒。
やっぱり荒川かぁ・・・なんて話をしながら、帰港間際に今度は湾岸橋でボートシーバスっぽい釣りを試す。
中心の橋脚で、鉄板バイブでのボトムの釣り。

ニコバイブで入れ食い。
サイズは河口のそれとは違うけど、これはこれで楽しい釣り。
やり方はいたって簡単。
クロスにルアーを入れ、フリーフォールで着底後、ロッド操作でルアーを持ち上げる。
その日によって、上げた時と下げた時でバイトの出方の偏りが出るので、それをさっさと見つければ、あとは繰り返した回数だけ魚が釣れる。
まぁ、もっと細かくいくと、パタパタの回数(速度)とか止める位置とか、落とす速度(川じゃ全部カーブフォールになる)もあるけど、基本はボトム付近で上げて下げるだけ。
根掛かりだけ気を付ければ、それほど難しい釣りではない。
まぁ、東京湾の魅力の一つだね。
地方から東京湾に来るなら、大型狙いとかよりもボートの数釣りをお勧めする。
ほんと、これは東京湾ならではの釣り。
30分ほど、二人でしこたま釣って、終わりにした。
しかし・・・なんなん、この荒川の季節感の無い釣れっぷりって。
やっぱり深いから?
ひょっとして東京湾は、荒川が本流筋であとは全部支流なのか?
来年はそこを少し掘り下げても良いかな。
荒川は人が多い事を除けば、魅力的なフィールドであることは疑いようのない事実だし、葛西シャローを旧江戸の河口という視点を除外してみると、結構新鮮で面白いかもしれない。
■タックルデータ
ロッド Tulala ハーモニクス89
リール シマノ4000XG
ライン PE1号
リーダー ナイロン22lb
ルアー ニコデザイン バボラ ニコバイブ
ウェアー アングラーズデザイン
ランディングギア スタジオオーシャンマーク
西から多摩川、荒川、旧江戸川。
山間部から関東平野の長い旅を経て、この河川が豊富な栄養と淡水を東京湾へと運んでくる。
地形を大きな視点で見れば、東京湾自体が河口域みたいなもので、富津と観音崎を結ぶ線が本当の海との分かれ目だという考えもある。
大きな河川すら、支流でしか過ぎないと。。。
スズキやクロダイはこの河口の汽水を好む魚で、他人の生活圏にとても近い生息域を持つ魚だ。
秋に河川上流域から海に向かうのは、ほぼ間違いなく産卵行動が関係しているのだが、その通り道として前出した三つの支流の出合いに魚が集まる。
さてこの三本の川、実はそれぞれに河口の性格が異なるのだが、その中でも荒川は他の二本に比べて極端な特徴がある。
それは、「圧倒的に深い」のだ。
旧江戸は秋の干潮時、河口はそのほとんどが2m前後になる。
舞浜大橋あたりでも浚渫が無ければ(天然の姿なら)、東京川から川の2/3あたりまでウェーディングが出来てしまう。
多摩川も似た様な状況で、あっという間にチャラ瀬が出てきてしまうほど浅い。
また、浅いうえに、数kmものぼると堰が出てくるのも、この二つの河川の特徴。
まぁ、浅くてもスズキは居るのだけど、河口から深度がある状態がより長く川ほど、絶対的なストック量が多い。
これは日本中どこも同じだと思う。
サーモクラインの差し込む距離も長いからとか色々と理由があるのだろうが、個人的にはもっとシンプルに考えている。
それは、単純に1㎥当たりの過密度。
全体的に魚が少ない状態で好きなところに行ける状態とは違い、スズキがごっちゃり居る東京湾においては、より密度が少なくなる河川に集まるのは当たり前なんじゃないかと思っている。
と、ココまでは、荒川ってスズキ多いよね~の考え方なのだけど、秋のこの時期にいつも疑問に思う事がある。
荒川は、一番最後にシーズンが終わり、一番最初にシーズンが始まる。
旧江戸は12月頭の潮で、多くの魚が姿を消す。
多摩川も似たようなタイミング。
ひとつ前の潮では絶好調と言われていたにもかかわらず、たった12日で産卵に関係しない小型しか残らなくなる。

友人に連れて行ってもらった多摩川でもこのサイズがつついてくるに終始した。

荒川や墨田川の水が絡む港湾も、大型は姿を消した。
しかし、それらの場所からたった数キロしか離れていない荒川は、なぜか普通に普通のサイズがいつもの釣り方で釣れてくるのだ。
まぁもう湾奥シャローでデカいの狙うのも終わりだよね~というタイミングで、友人のボートで三番瀬~旧江戸、葛西シャロー、そして荒川河口までの開拓に出た。
行きに荒川河口で丸々とした60cm後半のシーバスを釣ってもらい、そこから散々あっちこっちやって全く釣れず、また最後に荒川に帰ってきた。
笑っちゃうほど、昔やっていた釣り方で簡単に口を使ってくる。

シャローに立つ杭をダウンクロスでこれでもかというくらい流す釣り。
とにかく巻かないで、着水したらルアーを馴染ませていくと、忘れたころにバイトが出る。
(まぁ実際は、普通にU字が起きてるのだろうけど、実際にそこまでは超暇な釣りw)
昔と違う事と言えば、ルアーがバボラに変わっただけで、根本的に変わったことはしていない。
ちなみに、横切らせる釣りをすると、全く反応が出ないのも昔と一緒。
やっぱり荒川かぁ・・・なんて話をしながら、帰港間際に今度は湾岸橋でボートシーバスっぽい釣りを試す。
中心の橋脚で、鉄板バイブでのボトムの釣り。

ニコバイブで入れ食い。
サイズは河口のそれとは違うけど、これはこれで楽しい釣り。
やり方はいたって簡単。
クロスにルアーを入れ、フリーフォールで着底後、ロッド操作でルアーを持ち上げる。
その日によって、上げた時と下げた時でバイトの出方の偏りが出るので、それをさっさと見つければ、あとは繰り返した回数だけ魚が釣れる。
まぁ、もっと細かくいくと、パタパタの回数(速度)とか止める位置とか、落とす速度(川じゃ全部カーブフォールになる)もあるけど、基本はボトム付近で上げて下げるだけ。
根掛かりだけ気を付ければ、それほど難しい釣りではない。
まぁ、東京湾の魅力の一つだね。
地方から東京湾に来るなら、大型狙いとかよりもボートの数釣りをお勧めする。
ほんと、これは東京湾ならではの釣り。
30分ほど、二人でしこたま釣って、終わりにした。
しかし・・・なんなん、この荒川の季節感の無い釣れっぷりって。
やっぱり深いから?
ひょっとして東京湾は、荒川が本流筋であとは全部支流なのか?
来年はそこを少し掘り下げても良いかな。
荒川は人が多い事を除けば、魅力的なフィールドであることは疑いようのない事実だし、葛西シャローを旧江戸の河口という視点を除外してみると、結構新鮮で面白いかもしれない。
■タックルデータ
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リール シマノ4000XG
ライン PE1号
リーダー ナイロン22lb
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- 2018年12月25日
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