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千葉の大会、だいぶ楽しかった

  • ジャンル:釣行記
大会参加の経緯はこちら

昨晩のプラで、富津と盤洲は捨てることにした。
使う時間と得る予定の効果の天秤。

結果、開始直後から予定していた外房の河川へ行くことにした。
未知数だけど、効果が無い場所にいるよりは良い。
 
ただ、下げの少し潮位がある時をどう過ごすかは難しい判断になった。
 
今更ほかのエリアで魚探す時間はないので、外房の川へ行くことは間違いない。
その上で、どこを触るか。
 
たぶん少しでも魚が残っている可能性のある、上流のポイント。
それか、他の河川では比較的可能性のあるように、この川の下げの下流付近の橋(明暗)から河口の間。
 
このふたつだけど、どちらもパターンで持っているものではない。
リスクで言うならば、上流を打つことで上げの本命パターンに影響が出る可能性があることか。
 
話し合いをして、「上流への到着時、水位を見て判断しよう」という事になった。
 まぁ、そこから河口への移動は20分も掛からないしね。
 
千葉でプラを終えたのが3時だったので、埼玉へ帰らずに漫画喫茶で仮眠。
 
いつも通り漫画を読み始めて、朝になって危機感を感じて寝たw
 
14時に出発し、大会開催場所の千葉港ポートタワー駐車場の位置確認。
少し遅い昼を食べに行き、集合場所へ戻って仮眠を取った。
 
トーナメントの夜は長い。
少しでも体力を作ることに専念。
 
夕方になりタケさんから連絡が入る。
「集合場所が見つからん」とww
 
道の説明をしながら空を見上げると。真っ黒な雲が空を覆い始めていた。
 
前線通過で一雨来るか。
その後は北の風が入り、気温はまた一段と下がることが予測される。
それが河川の釣りで良い方向へ転がることは、この時期は少ない。
 
無事にタケさんが到着すると、風も強まって横殴りの雨になった。
 
まぁ、頑張ろうね!と話をして18時から開会式。
そして20分後にスタート。
 
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雨酷いww

移動しながら、とりあえずまだ水が残っているかもしれない上流を目指すことにした。
「下げで良いことが一度もなかった」というタケさんの経験はあるが、実は私は下げしかこの川をやっていない(笑)

最上流の堰では良いのが釣れているし、本命場所の「たぶん一時的溜まり場」のポイントでは、ペニーサックが弾き飛ばされるようなバイトは取っている。
懸念材料は、この時期はどんどん上流の魚が減る時期だという事。
 
でもわずかながらの望みをかけて車を走らせる。
1時間後に到着しポイントを見ると、ギリギリ水位は保ててる状態。
ひょっとしたら上流の雨が影響した可能性はある。
 
20:00
準備をし、ウェーディングでポイントへ向かった。
タケさんは定番的な位置に入ったけど、私はその少し下流の少しでも水深がありそうな場所へ。
 
トーナメントは一本一本の魚を大事にしないと、本当に結果が出ないで終わる事が多い。
いつもなら「好きな釣り方」でシャローがらみの表層やミノーでの釣りから入るけど、一発目に一番「とりあえず魚が掛かる確率」の高い釣りで勝負していく事が定石となる。
 
ニコデザインのプラム(シャローモデル)をフルキャストしてボトムを取り、リフト&フォールで探りを入れ、手前の駆け上がりに来たらリトリーブで回収。
この時のリトリーブは、できるだけ遅いほうが良いが、遅すぎると根がかるリスクが上がる。
その為に、プラムも軽い方にしている。
 
これを始めて2キャスト目で、リトリーブに入った瞬間にひったくるバイト。
 
しっかり重みが乗ったので、強引に浮かしにかかる。
なんせこの河川、濁りで全く見えないけど足元には結構色々と沈んでいるので。
まぁ、80cm程度ならハーモニクス89でもこれぐらいは可能だ。
 
水面を割った。
たぶん70cm台か?と思った瞬間に、プラムが宙を舞った。
 
フックを見ると、若干伸びている。
 
まぁ、ここがこの釣りのある意味で限界点。
これ以上ロッドを強くする必要が無いというロジックも立つ。
(感度は求めたくなるが)
 
30分ほどやって反応が無く、見切りをつけた。
 
21:30
ここから下流域の未知の釣りにシフト。
 
車を走らせて最初に入ったのは、河口から1箇所目の橋の明暗部。
釣り人は一人もいない。
 
かなり水が引いているのもあり、ファストブレイクはすでに干上がっている。
上流側からエントリーし、一本目の橋脚あたりまでウェーディングをすると、フルキャストで十分に流心へ届く位置に立てる。
 
プラムを入れると、結構浅いのが解ったので、イナセの3番に変えて探りを入れる。
反応なく、近場の明暗をバボラのフローティングでねっちりやって、最後にタピオスで〆る。
 
ノーバイト(汗)
 
22:00
河口へ移動。
この河川は両側に導流提を持つのを、グーグルMAPで確認していたので、流れ出しの下流側になるであろう右岸の先端へ行ってみた。
イメージは引地川河口。
でもスケールが3倍ぐらいの感じか。
 
下げで降りていく魚が最後に溜まる位置を狙いたかった。
 
が、川のスケールがデカけりゃ波もデカいw
おまけに足元のテトラもデカいと来た。
 
今の装備で下手に降りたら、高確率で死ねる。
 
唯一タモ入れが成立しそうな波裏に入るも、掛けても取れないであろう環境に心が折れ、早々に河川内の河口にできる砂洲に入った。
 
ここは支流の合流にできた岬ともかぶり、どこかのタイミングで必ず魚が入ることが想像できる地形だった。
 
が、それが今とは限らない。
もちろん時期も、今日とは言い切れない。
 
ただ、「上げで粘る価値」という観点では、今日、今の時点ではここに賭けるのが間違いではないと思う。
 
下げ残りの水が吐き出され、ジワリと流れの向きが変わり、やがて水位があげてくる。
 
少し離れた場所のタケさんが、10kgを軽く超える魚を掛けた。
 
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すばらしい。
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恐怖以外の何物でもないww
 

流れが利きだし、水位上昇によって立ち位置が消えてきたところで、あきらめた。
 
「何時かは来る」が、今日ではなかった。
が、ほげってもなお、絶対にあのポイントはいつかは来る。

キャスト範囲内に、満潮で実績のあるポイントがあるが、今回のトーナメントタイムではそのタイミングは来ない。
 
この時点で、一発狙いの釣りが終わった。
 
2:00 (残り3時間)
 
すき家でネギ玉牛丼大盛とみそ汁を食べて、上流へ向かう。
 
ポイントについて川をのぞくと、まだ少し早い様子。
 
下手にキャストして荒らしたくないので、少し休憩をした。
タケさんの持つ時合いは、3:00からの2時間。
 
実はこのポイント、厳密にいうと2か所のポイントの複合場所。
上流側の1時間の時合いの前に、ちょっと下流のその前に魚が入る「はず」のポイントがある。
 
但しそこのポイント、地形の関係で満潮まではウェーディング出来ない。
 
だから、3:00から1時間ほどやって、一度上がって最本命場所へ移動して5時までの2時間勝負がプランだった。
 
という事で、3:00まで1時間ほど寝ることにした。
 
( ゜д゜ )ハッ! っと目が覚めると、3:45だった(笑)
 
3:50
 
急いで下のポイントへ入ると、すでにかなりの水位になっていて、久しぶりに川のディープなウェーディングをする。
 
しかし反応が無い。
ベイトの気配は多少あるが、ボイルもバイトもなく焦りが出る。
 
鉄板的な釣りに移行する気配が無い(笑)
 
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でも、満月と滔々と流れる川、そしてシルエットになる密林が作り出す雰囲気、そりゃぁため息が出るほどに「自分が好きな釣り」がすべてそろった美しさがある。
 
さ、大会なので、今日は雰囲気よりも釣果ww
 
そのままそこで時間いっぱい立てるなら通しでやっても良いが、あと20分もすればルートは水没潮位になる。
その場合は、完全に上流の釣りをする事が出来ず、30分を捨てて帰着になる。
 
4:20 (残り40分)
 
早々に見切りをつけて、最後の最後の本命場所。
これで取れなきゃおしまい。
 
ポイントへ降り立ち、タケさんが上流側へキャスト。
それを見てこちらは下流側へキャスト。
 
ルアーはペニーサック99の初代に、フックをガマのロングシャンク5#に変えたものにした。
 
北関東河川で数々のランカーを釣ってきたルアーセッティングで、じっとりと流しながら流れに漂う誘いをかける。
 
丁寧に巻く。

あまり動かなくしたセッティングの99が、少し流れを受ける角度に入った時に・・・ドスッ!
 
このバイト、まずばれる事が無い感覚のバイト。
 
タケさんにヒットを告げてファイト開始。
 
5m下流は、流されてきた竹だの木だのゴミだのがごっちゃり溜まっている。
 
という事は、今やっている足元も、何が沈んでいるかわからない(汗)
 
ロッドの曲がりを信じ、少しドラグ設定は強めにしてあるのだが、やはり流れの中で育ったスズキは簡単に浮き上がってくれない。
 
まるでそこへ行けば助かるという事が解っているかのように、下流に頭を向けたがる。
 
幅数メーターの砂洲にズリ上げるには、一度上流へ泳がせたい。
これを硬いロッドで強引にごり巻いて向きを変えるのか、曲がるロッドでいなすのか、正解なんてものはないのだが、どちらにせよ下流にノされたらどんなロッドでも負けるのだ。
 
わざ負荷をかけ、バットの反発位置までガッツリとロッド曲げてやった。
 
これでドラグを出さずに、数秒を耐える。
硬いだけのロッドでこれをやると、糸が飛ぶかフックが伸びる。
もしくは口が飛ぶ。

しかしハーモニクス89のしなやかさと曲げてからのパワーの出方を使えば、PE1号でもこの程度の魚には耐える事が出来る。
 
魚が上に向く。
 
それに合わせてロッドを真横に倒し、今度は横方向の引きを入れて上流へ泳がせた。
 
回しがうまくいけば、あとはこちらに頭を向かせてズリ上げるだけ。
 
半分砂洲にのった魚の口に、タケさんがオーシャングリップを掛けてくれて勝負がついた。
 
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長くはない。
優勝ラインには及ばない70cm台。
 
でも、川を生き抜いてきた美しい姿は、まさに釣りたかったスズキでもあった。
 
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前回に引き続き、やはりこの川のポテンシャルの強さを思い知った。
 

しびれた。
ほんとうにしびれた。
 
そして撮影を終えて、時計を見たらまたしびれた。
 
タケさん、こりゃ、やばくないか?
 
5:20
帰着の為に、大急ぎで釣り終了。
 
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夜明けの房総半島の田園風景は、朝もやが掛かり息をのむ美しさ。
 
6:00
ロスタイム30分
今回の大会ルールは、「釣り終了は6:00で、6:30までに申請」となっている。
 
6:20
帰着

 
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そしてさっきの魚でエントリー終了!

結果、4位で大会を終えた。

ちなみに上位3人はすべて80cm台。
利根川と近所の川だとか(笑)
 
悔しいとかどうこうは、あまりない。
素直に、とても楽しめた大会だった。

自分の中の競技は、まずは優勝ありきでプランを立てるのが普通だ。
でも今回は「あの川でどこまで行けるか?」が前提だったので、そのなかでの「やり切った感」は本当に満足いくものだった。
 
そもそもタケさんのサポートが無ければ、今期この川をここまで楽しむことはできなかった。
近況から最終的な絞り込みもしてくれ、渋いながらも結果を出す魚はやはりそこにはいた。
それをたまたま私が釣ったのであり、それは彼が釣ってもおかしくない魚でもあった。
 
もう一つ、近年ハルシオンやニコのラインナップが増えたことにより、フィールドに合わせて適切にルアーをチョイスすることがしやすくなった。
もちろんタピオスもいい仕事をしているが、一つのルアーで全てを賄うのは絶対にできない。
 今回の釣りは、川のいろんなシチュエーションで釣りをしたので、それを本当に痛感した大会となった。

上げた魚は1本。
その魚がくわえたルアーは1個。
だけどその裏には、多くの種類のルアーを使い、とてつもない数のキャストを繰り返した。
 
でも、それらがムダ球になっている訳ではないのだ。
その一本に到達するために、必要だったプロセスだと思う。

一匹の釣果には、沢山のアプローチがあり、それを実行するためには道具も必要となる。
 
ウェアーやロッド、そのほかの備品も、すべてにおいて意味があるのだと。
どれか一個欠けても、同じ答えは出なかったはずなのだ。
そして、次の答えの為に、今の自分が準備をしていくのが楽しいのである。
 
タケさんをはじめ、サポートーメーカー各社やそれこそ大会主催者の皆様にも、本当に感謝でした。
 
ありがとうございました。
 
千葉港ラン&ガンフェスティバル
http://bigmouth.nomaki.jp/rungunfesuthival.htm

■タックルデータ
 
ロッド Tulala ハーモニクス89
リール ダイワ 3000番
ライン PE1号
リーダー ナイロン22lb
 
ルアー ・ハルシオンシステム 
       ペニーサック99初代
          :     モッカ
       イナセ 3
       ゴッツオ15
     
     ・ニコデザイン
       プラム シャロー
       プラム ディープ
       バボラ F
       バボラ S
     ・KET
       タピオスF
       タピオスS
     Rマジック
       ジグみたいなやつ
 
ウェーディング
     アングラーズデザイン
       ハイブリッドウェーダー
       ロックショアライジャケ
       ワーディングジャケット
       あったか帽子
       オフショアグローブ
その他
     スタジオオーシャンマーク
       フィッシュグリップ
     モリ研スピードバイト
       スナップ  
 
 

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